4-25 星見の塔トーナメント⑧




 何が起きているのか、誰もわからなかった。

 恐るべき外世界からの刺客、力士と戦っていたシナモリ・アキラの身に何かが起きている。その事を察しつつも、何がおかしいのか誰にも指摘できない。


 異常な事態に、コルセスカが病室から投射したアストラル体を宿したちびセスカは対応できずにいた。

 【変異の三手】の副長たちが攻撃の手を緩めてくれることはない。

 

 死人の森の女王、ニケ。

 この小さな身体では、その圧倒的な邪視に対抗するだけでも精一杯なのだ。

 絶え間なく詠唱されていく呪文を隣でちびラズリが相殺するが、それでも呪文使いとしての格の違いなのか、劣勢は否めない。


 そこに、公社に所属する呪術師の支援攻撃が加えられる。

 数人からなる言語魔術師の集団。

 彼らはその指先に小さな灰色の輝きを宿しており、特徴的な起句と共に万能の呪文が発動する。


「言理の妖精語りて曰く」


 対象の本質を解析し、あらゆるものを解体する始まりの呪文。

 灰色の輝きはそれぞれある程度確立された【静謐】の枠組みに沿って構築され、女王に向かっていく。

 しかし。


「【静謐】で私の解体はできませんよ」


 呪文は確かに成功していた。

 命中した無彩色の光は死人の森の女王である『ニケ』を完全に捕捉し、その存在を解体して見せた。そればかりか、その奥に隠されていた『ディスマーテル・ウィクトーリア』も同じ運命を辿ったのだ。


「この私に同じ呪文は二度も通じません――ニケに代わって、カロンとでもお呼び下さいな」


 続いて地獄からやってきた黒の色号使いが今は使う者も少なくなった古代呪術を発動。新たなる名『カロン』を掌握した彼は、その手に掴み取った名前に支配力を及ばせて従属を強いる。


 魔将エスフェイルが得意としていた術を、この無名の呪術師もまた会得していたのだ。死人の森の女王という伝説上の存在を下僕にできるという事実に歓喜した彼は、掌の内側で『カロン』の名が膨れあがっていくことに気づけない。


「劇物ですので、取り扱いにはご注意を」


 名前が呪文そのものとなって、夥しい量の水が虚空から流れ出す。

 青い河に飲み込まれた呪術師は、最後の瞬間まで悦びの感情を抱いたまま、掌握した名前と共に異次元へと追放されていった。


「そうですね。今度は『フェブルウス』とでも名乗っておきましょうか」


 宣名によって凄まじい呪力が炸裂し、周囲にいた公社の呪術師が片端から吹き飛ばされていく。そればかりか、ありとあらゆる呪術が解呪されていく。

 あまりにも異常だった。


 死人の森の女王フェブルウス――その名前は偽名でも数ある異名の一つでもない。彼女の本質を示す、最も力のある御名。宣名によって放出される呪力の莫大さが、使い捨てられていく名前の全てが本物だと告げている。


 圧倒的な力だけでは無い。余りにも異質な存在強度。

 ちびセスカにはこの相手が自分の前世であり参照元であるという事実が、ひどく遠く感じられた。


 対するフェブルウスは底知れぬ微笑みを湛えたまま、ゆっくりと力士の下へと近付いていく。

 いつしか、力士は抱きしめたアキラを解放していた。


 ちびセスカは嫌な予感がしてならなかった。

 まるであの時――キロンに決定的な敗北を喫したときのような。

 女王が口を開く。


「ご苦労さまです。貴方たちの助力に感謝します」


(利害が一致した結果さ。これで人権団体の追求をかわしつつ、問題が解決できるよ。こっちこそお礼を言いたいくらいさ)


「そうそう。私も人殺しはあまりしたくないんだ。気が重いからさ。折角ならみんなが笑っていられる結末がいいよね」


 朗らかに談笑する敵勢力の中心で、大きく伸びをする人物がいた。

 左右に首を曲げて凝りをほぐすような動きをする彼は、紛れもない、


「アキ、ラ――?」


 ちびセスカは、自信なさげにその名前を呼んだ。

 疑う余地など無いはずだ。

 そこにいたのは、紛れもない己の使い魔。


 百九十センチメートルほどの長身に、蓬髪を振り乱した四十代から五十代あたりの壮年男性。ストライプのスーツがすらりとした肉体を包み込んでいる。

 歳を重ねながらも整った顔立ちは、大胆不敵ともふてぶてしいとも、言い回し次第で印象が変わるような表情を作っている。


「え、あれ――?」


 アキラは、そんな外見だっただろうか。

 先程までは、確か道着を来ていた、のでは――?


「さて、さて。一人称では自らの容姿を事細かに描写する必要性が余り無いからね。特徴的な義肢という部位があれば、猶更そこだけに目が行ってしまうということもある――さて、こうすれば区別は付かないかな?」


 低く美しく、良く通る美声が練武場に響いた。

 これは、誰の声だろう。

 決まっている。シナモリ・アキラの声だ。


 アキラは『生身の腕』を掲げて指を弾く。

 一級言語魔術師であるちびセスカですら理解できないほど高度な情報構造が男を取り巻いて、凄まじい呪力が現実に干渉し、強く光を発する。


 光が収まった後、そこにいたのは服装をスーツから袖無しの道着に変化させたアキラだった。両腕は間違い無く左右共に氷と機械の呪術義肢。

 その首筋の穿孔痕からは、ちびセスカとの契約の証たる繋がりが今も確かに存在している。


 彼はアキラだ。

 その筈だ。あらゆる事実がそれを裏付ける。

 しかし、しかしだ。


「ちがう、違う! 貴方は、アキラではありません!」


 悲鳴のようなちびセスカの声に、アキラは薄い笑みを作って応じた。


「そうかね。では、私は一体誰だと思う?」


 両手を広げるシナモリ・アキラの姿と、およそ7,776,000秒前に公社が第五階層に流通させた紙幣に描かれた肖像が重なる。

 ちびラズリが、嫌悪感と共にその名を呼んだ。


「グレンデルヒ=ライニンサル」


 壮年の男は、正解を言い当てた生徒を賞賛する教師のように微笑んだ。


「いかにも。私のフルネームは、グレンデルヒ=アキラ=シナモリ=ライニンサルとでもしておこうかな。分割管理するよりも、一括して管理した方が使いやすい。そうは思わないかね、我が女王よ」


 遂にその姿を現した四英雄最後の一人は、シナモリ・アキラの存在と重なり合いながら巡槍艦の内部に君臨する。


 死人の森の女王フェブルウスは微笑んだまま小さく頷いたのみだった。

 グレンデルヒ=アキラはつまらなさそうに鼻を鳴らして、その後はフェブルウスを見向きもしない。


 四英雄筆頭、グレンデルヒ=ライニンサル。

 地上最強のプロゲーマー。

 TCG国際大会十連覇の呪術師。人呼んで【カードマスター】。

 星見の塔トーナメント初代チャンピオン。


 今まで姿を見せなかった【変異の三手】の頂点は、想像すらしていなかった場所に潜み続けていた。


「し、師範代に、何が起きてるんです――?」


 呆然と呟いた眼鏡の少年ファル。

 その疑問に答えたのは、外世界人のケイトだった。


(簡単なことさ。このトーナメントという呪術儀式を利用させて貰った。即興の作戦だったけど、思いの外上手く行くものだね。全く、こちらに有利になるようなことをしてくれてお礼を言いたいくらいだよ。まあ罠のつもりだったんだろうけど、こちらの戦力を見誤ったね)


 ちびセスカを始めとした一部の高位呪術師は、今起きている現象が何なのかを漠然とではあるが理解しつつあった。

 これは言語魔術師が得意とする現実の――あるいは過去の改竄だ。

 

 ガロアンディアンの主力であるシナモリ・アキラの存在を乗っ取る。

 かつてのキロン戦は広く知られてしまっている。

 ゆえに、単純に殺害しただけでは不死の魔女とその使い魔には勝てないと誰もが理解できているのだ。


 ゆえに、勝利のためには単純な暴力だけでなく、絡め手が必要になってくる。

 それこそが存在の上書き――結果だけ見れば、相手の生存や勝利を許容してしまうという曖昧な戦い方。


「そうだな。ふむ、あの辺りの時期が適切だろうか。私はシナモリ・アキラがキロンに殺された後、復活したアキラに偽装し続けていたのだよ。表層人格アキラを演じていた深層人格、それが私だ。きぐるみの魔女トリシューラは代替となる頭部の精密検査を忘れていたようだ――もっとも、準一級言語魔術師である彼女が、上級言語魔術師である私の偽装を見破れるとは思えないが」


 滅茶苦茶な事実を開陳したグレンデルヒは、キロンに殺害された後からトリシューラと聖婚を為し遂げて勝利したこと、それから今に至るまでのアキラの軌跡の全てが実は『アキラを演じていたグレンデルヒによるもの』だったのだという現実をアストラルネットに拡散していく。


 即座に松明の騎士団、巨大企業群、探索者協会がこれに便乗。

 無名の転生者ではなく、四英雄筆頭こそが暴走して外道に落ちた守護の九槍を倒したという『順当な物語』が構築されていき、納得が世界にもたらされた。


 クロウサー社が猛烈な反発と抗議を行うが、一度形成された世論は決定的な証拠か言語魔術でもなければ動かない。

 ガロアンディアンという勢力圏が【変異の三手】の傘下に組み入れられ、第五階層のありとあらゆる物質に三角形の紋章が刻み込まれていく。


 この世界で、ガロアンディアンで居場所を得た筈だったシナモリ・アキラという存在が否定、あるいは上書きされていく。

 過去に遡って書き換えられていく今までの出来事。


 トリシューラの下で戦い、共に過ごした日々。

 コルセスカと共に第五階層の裏面攻略を行った思い出。

 道場で門下生と稽古を重ね、道場破りを撃退していった時間。

 

 ちびセスカの内心にまで侵入してくる超高位言語魔術と浄界の複合干渉によって、記憶の中のアキラの顔が歪み、曖昧になり、グレンデルヒのものに変わっていく。もはや、本当のアキラがどんな人物でどんな容姿だったのか思い出せない。


 全てはアキラではなくグレンデルヒの演技だったことになってしまう。

 アキラが穢され、浸食されていく。

 そんな事実は耐えられないと、必死に邪視で抵抗するが、グレンデルヒの世界観は余りにも強固だった。


「たまらないな。交換可能性を突きつけ、『聖なるもの』ではなく『交換可能な別のもの』で構わないという事実を証明する瞬間の恍惚。女を奪う瞬間というのはこうでなくてはならない」


 グレンデルヒは傍らに立つ女王フェブルウスの腕を掴んで引き寄せると、指先で細い顎を持ち上げた。

 死人の森の女王は一切の反応を見せないまま、静かにちびセスカを見据えていた。その灰色の瞳に何かを見て取ったような気がして、小さな魔女は一瞬だけ眉根を寄せた。違和感は形にならない。そのまま、強く叫んだ。


「奪う――? 黙りなさい、誰が、貴方などに!」


 自分は奪われる者ではなく奪う者だという自己認識を強め、ちびセスカは右目を輝かせていく。発動する邪視は、しかしより強い確信によってあっけなく引き裂かれてしまう。


「私こそまさに卑俗化の呪術、鮮血呪の使い手に相応しい。このグレンデルヒ=ライニンサルこそが真のゼノグラシアにしてグロソラリアたることが、これでわかっていただけただろうか」


 グレンデルヒはアキラが使用していたカード型端末を操作して、内部から大量のデータを呼び出す。

 それは絵画だった。

 ありとあらゆる角度、姿勢で描かれた、シナモリ・アキラの容貌。


 キロンとの戦い以来、クロウサー家によって商品化され、大量に消費された物語。アキラとキロンは様々な形式に翻案され、キャラクター化された。

 立体の人形はいまいち売れ行きが良くなかったらしいが、相対的に廉価な漫画や小説は話題性もあってそこそこの売り上げだったという。


 そして、アストラルネットに拡散されたのは幾通りかのビジュアル・イメージを参照したファンアートだった。

 リールエルバによる情報操作によって、シナモリ・アキラの外見は地上人類に悪感情を抱かれにくいようなものに改変されていた。


 人種、文化圏、年齢層、性別によってそれぞれ印象が異なるという極めて繊細な制御が必要となる幻覚呪術。当時はアキラに利したその呪術が、この瞬間彼に牙を剥く。多彩なイメージが折り重なって曖昧となったアキラ像は、『本当の彼』という実像を確定させないままここまで来てしまった。


 そこにグレンデルヒによって改竄された映像が本人の端末から広まることで、『最も確からしい情報源』の呪力が現実世界を改変していく。

 グレンデルヒのヴィジュアルに上書き・改変されていくシナモリ・アキラ。


 過去の物語が語り直され、『主人公グレンデルヒ』が立ち上がってくる。

 言理の妖精語りて曰く、大量の描写こそが言語魔術師の力である。

 もちろん、世界中に拡散したかの第一魔将の力を、上級言語魔術師たるグレンデルヒが使えないはずもないのだ。


「一人称で語られ続けてきたこの『私』の物語。あえて自らの外見描写をしてこなかったのは、一人称ゆえにするまでもないからだ。そうだ、『この世には一人称しかない』のだよ!」


 その場で最も強く輝く無彩色の光が、この上なく強い『グレンデルヒの色』に染め上げられていく。

 言理の妖精を完全掌握した四英雄の一人は、カード型端末の中に封じ込めた第一魔将の欠片を掲げて叫んだ。


「遡れ、フィリス。アトリビュート・ヴァレリアンヌ」

 

 左腕が輝き、十四番義肢に換装が完了する。

 グレンデルヒは【扉職人ハイパーリンカー】ヴァレリアンヌを参照。


「これ以上、一体何を」


 問いを発したちびラズリに向けて、グレンデルヒは意味深な笑みを見せた。


「ヴァレリアンヌはハイパーリンカーだ。言語魔術師にとっては、空間を繋げるだけではなく、情報を繋げる力のほうがより有用だ。そうは思わないかね」


 グレンデルヒによる情報改竄はまだ終わってなどいなかった。

 むしろ、ここからが本番と言える。

 ヴァレリアンヌの強力な広報・情報拡散能力を利用して行われたのは、特定言説を世界に押しつけるという今までと同じ高位呪術。


 違うのは、その内容だ。

 それはシナモリアキラ本人だけではなく、彼が使用する武術、サイバーカラテへの攻撃であった。


 サイバーカラテ道場の力は数の力。

 その全てはシナモリ・アキラによるステルスマーケティング、つまりは自作自演の宣伝と評価でしかない虚栄の力だったというのだ。


「その評価は、全て偽りのものに過ぎない。実際には、サイバーカラテは大した事が無いのだよ」


 急落していく信用と共にカジュアルユーザーが減少。

 それに伴って信用度、存在強度、情報密度、その他諸々の『価値』が低下していき、実際に呪術としてのサイバーカラテの強度が弱まっていく。


 蓄積されたデータはそのままでも、次々と進歩していく武術にいつか適応しきれなくなっては、サイバーカラテという形式である意味が無い。

 『大した事が無い』という言説によって、実際に『大した事が無くなっていく』――それが数が力となるサイバーカラテの弱所だった。


「なんと卑劣な。ステルスマーケティングで情報弱者を騙し、無駄な浪費を強いていたとは。このようなことが赦されるわけがない。シナモリ・アキラは恥を知るがいいだろう。それに荷担した者もまた裁かれるべきだ――いやしかし、そんなことをする者が本当にいるのか? 実は一連のステルスマーケティング全て、シナモリ・アキラの自作自演だったのでは?」


 グレンデルヒの論理展開によれば、つまりサイバーカラテ道場に言及し褒め称えている者は全てシナモリ・アキラであると言う事ができる。

 導き出される結論は一つ。


 サイバーカラテユーザー=シナモリ・アキラ=グレンデルヒ。


 グレンデルヒは、全てのサイバーカラテユーザーを支配下に置き、自在に操り、その気になれば存在ごと上書きして『グレンデルヒ』を増やす事が可能となる。

 ユーザーレビューをネットに上げていた人々が次々とアストラル体の制御を奪われて、脳を掌握されていく。


 アキラ同様に上書きされているのだ。

 サイバーカラテユーザーが、次々と光に包まれていく。

 爆発的な光が消失した次の瞬間には、信じがたい光景が広がっていた。

 練武場に集結した者たちは老若男女の区別無く、一人残らず蓬髪の男性に変化してしまったのだ。


 ステルスマーケティング認定は古代からある【陰謀論】の呪文を攻撃用に調整した社会正義願望充足系の呪術である。


 だが、迂闊に否定すればそれは相手の思惑に嵌ってしまうことになる。

 サイバーカラテを擁護したために相手の餌食となった者たちは、今やグレンデルヒの一部でしかない。


 疑わしきは罰せよという世界観が練武場を包み込む。

 次に標的となったのは、かつての『事件』で真っ先に使用感を述べていたカルカブリーナだった。


(違う! 俺は確かにサイバーカラテを使ってあの最悪なエルネトモランを生き延びたんだ! 俺以外にも助けられた地上の連中は沢山いる!)


 否定の言葉は形にならずに消えた。

 感情制御呪術がクラッキングされて誤作動を起こし、危機的状況下にあると認識したカルカブリーナは生来の逃げ腰を発揮して、かつてサイバーカラテを賞賛した記録をこっそりと消去してしまったのだ。


 このままではステルスマーケティングに荷担したとされて、自分もまたグレンデルヒになってしまう。

 どこまでも保身だけを優先して、カルカブリーナはここでも裏切る。


「ほう、撤回するということはやはり自作自演だったということか」


 まるで本心からステルスマーケティングだと疑っていなかったかのように、グレンデルヒが呟く。もちろんその通り。とりあえず難癖を吹っ掛けてみることが言語魔術【陰謀論】の基本である。


 カルカブリーナの狼狽によってサイバーカラテの求心力は加速度的に失われていき、『やらせ』の宣伝によって盛り上がっていただけで実際には中身の無い武術だったとカジュアルユーザーたちが『気付いて』いく。


 最悪な事に、トリシューラは実際にばれにくいようにステルスマーケティングを仕掛けていた。その事実が暴き立てられたことによって、サイバーカラテの信用度は驚くべき勢いで失墜していく。


「私は正しかった! 正義の執行は達成された!」


 グレンデルヒが叫ぶと、横でケイトが満足そうに頷いた。


(これでサイバーカラテブームも下火になるかな。殺さずに問題を解決できて、サイバーカラテもどうにか影響力を弱めることができた。いやあ、めでたい!)


 力士ゾーイが巨体を揺らしながら続けた。


「ようやく終わりかー。結構長引いたよね、今回の仕事。まああとは適当に報告書でっち上げておしまい。細かいとこはよろしくね、ケイト」 



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