0-4 祈りの価値①
――貴方の名前は今日からマリー・スー。
突然村に現れた、とてもきらきらした女性。
彼女はダーシェンカと名乗ると、そう言って『かたち』を与えてくれた。
霊長類の女の子。
魔女の影、その卵なのだと彼女は教えてくれた。
小さな私にはちんぷんかんぷんだったけれど。
妹の形態に引き摺られていた私の変身形態は、そうしてちょっとだけ変化したらしい。自分ではよくわからないけれど、摸倣先が二つに増えて『個我』が強固になったとかなんとか。
やっぱり難しい言葉ばっかり。
私にはわからないことだらけ。
ダーシェンカはその他にも色んな話をしてくれた。
難しいことはよくわからない。
けれど色々な話を聞くのは単純に楽しかった。
私たちは未知が大好物。
知らないものをいっぱい食べて、触手で影の中に詰め込んだら、それをバラバラにして組み替えたり、法則性を見つけて関連付けしたり。
『抽象化と推論能力の自覚まであと一歩ですね』
そんな、全く理解できない言葉もただ暗記して、全部ばらばらに解体して、その他の摸倣したものと関連付けていく。
人里に降りた時、同じくらいの子供たちに『真似っこしかできない馬鹿生物』ってからかわれたのを思い出す。
ビーチェが追い払ってくれたけれど、私だけじゃなくて村のみんなやビーチェまで馬鹿にされたのが悲しくて泣いてしまった。
『創造とは、人格とは、智慧とは、そして知能とは、果たしてどのようなものでしょうか』
ダーシェンカが、かつてのビーチェと似たような事を言ったから、私は驚いてしまう。もしかすると心の中を覗けるのだろうか。
怖くなってうずくまる。
そうしたら、ダーシェンカはやさしく私の頭を撫でてくれた。
『それを確かめるのに、うってつけの場がありますよ』
うってつけ?
『貴方が失った何かを取り戻す為に』
失ったもの。
私は二つのものを同時に見失った。
なにより大事なベアトリーチェと、妹を呼び止める為の言葉を。
『知恵競べ、してみませんか?』
お父さん、お母さん、長老様、村のみんな。
周りの誰もが口を揃えて『ダーシェンカ様がそう仰るなら』と言って、私はそのきらきらした女の人に預けられる事になった。
失われた何かを、取り戻す為に。
住み慣れた家から離れるのは心細かったけれど、お手紙を書くからねとお母さんが言ってくれたからちょっとだけ勇気が湧いた。
――この人と一緒に行けば、私は見失ってしまった妹を、そして言葉をまた見つけることができるのだろうか。
一歩を踏み出すのはひどく不安だったけれど。
ビーチェともう会えないのはもっと怖かった。
だから私は最初の手紙を出す事にした。
実のところ、妹に書き方は教わっていたけれど、実際に書くのはそれが始めて。
長老様の所に滞在していたダーシェンカという女性に手紙を手渡すと、彼女はあらと口に手を当てて、それから私の頭を撫でてこう言った。
『よろしくお願いしますね、小さなマリー』
そして私は、朝と夜の区別がない、とても不思議な場所に連れてこられた。
黒百合宮という名前だと、ダーシェンカが教えてくれた。
未知なる末妹。最後の魔女。呪文の座。二番目の三叉槍。言われている意味はよくわからなかったけれど、その候補者を育て、選ぶための場所なのだという。
二種類の人がいるのだと、なんとなく見分けがついた。
『候補』と『姉妹』――末妹候補が生徒で、キュトスの姉妹が先生だった。
そこは不思議な学校だった。
一人一人別々の授業を受けるけれど、同じ先生に教わる時には机を並べることもある。生徒の数は私の他に三人だけ。
なんだかとってもきらきらした服やぱーっとした装飾品を身につけていて、身体の回りを『風』や『波』がぐるぐるしていた。
あとから授業で教わったけれど、摸倣子が沢山の意味を媒介しているからそう見えるらしい。
高級な服を着ていると、『流行ミーム』や『デザインミーム』が運動するらしい。不思議だと感じたのは、他の三人にはそういうものが私ほどはっきりと見えていないらしいと知った時だ。
私の見ている世界は、他の人が見ている世界とは違うんだ。
みんな年上で背が高いから、視点だって私よりずっと高い。
なんだか眩しい人達だなあと思った。
近寄るのがなんだか怖い。
優しい声で話しかけてくるけれど、ダーシェンカがくれた帳面で返事をするとどうしてももたもたしてしまって会話をするのも一苦労。
三角帽子の人と三角耳が生えた人、それからちょっとだけ私と似た雰囲気の人たちはみんな私に親切にしてくれたけれど、お話しているとなんだか申し訳無くなってしまって、自然と彼女たちを避けるようになった。
迷惑をかけてしまうから、というのもあるけれど、声を使って素早く話せない自分がなんだか惨めな気がしたからだ。
そうしてしばらく経ったある日、私は『彩石の儀』というものに参加することになった。
アストラル界に飛び込む、なんて言われてもよくわからなかったし、そんなことができるとは思えなかったけれど、ダーシェンカに言われるがまま適当に手足を動かしていたら、いつの間にか一番だと言われてしまった。
びっくりした。
アストラル界というのはよくわからない。
私はただ、影の海を泳ぐようにしているだけ。
それでも、私が何の実感もなく一番になってしまったことで、周囲の様子は一変した。人が増えたのだ。
生徒の数は四人から倍の八人に。
それから、ダーシェンカが『えこひいきに見られちゃうから』と言って私のそばを離れていった。寂しくなって泣いてしまったけれど、新しい白黒の兎みたいな先生はよくわからないけどおかしくて優しい人だったからすぐに寂しく無くなった。
なにより、毎日お菓子を沢山くれるのが素敵だ。
私やその先生も含めて一人一人が『号』という色の名前を持っていて、彩石の儀の最中はその号で呼び合うのが倣いらしい。
――色。
もちろん、それが何かは知っている。
『電磁波』というものだとビーチェに教えて貰ったし、黒百合宮でも習った所だ。ちゃんと理解している。それぞれ違うこともわかる。わかると思う。
――少し不安だった。
本当に違うのだろうか。
私の見ている色は、他の人が見ている色と同じ?
違うのはわかるけど、その『違い』は同じ『違い』なのだろうか。
わかると思う。だから、私は必死になって『みんながどう違うか』を覚えることにした。色の違いとみんなの違い。それは違うものだけど、色の名前と号の名前は同じものだ。似ているのなら、似たように覚えられる。
似たものは同じだって、授業で習った。
だからこれで正しいはずだ。
隣国ドラトリアから留学に来ている穏やかなお嬢様イエローは内側に何か変なものがいて、頭から三角耳になって飛び出している。
そのお姉さんで、こっちはどこかねじの外れているグリーンは『かたち』があやふやな所が私そっくり。
クロウサー家というとても大きな一族の令嬢、三角帽子のシアンは明るくてちょっとうるさい。
周囲の全てを怖がっているようなびくびく屋のホワイトは、背丈が小さくて少し親近感。でも一番年上なんだってシアンに聞かされてびっくり。
頭の横で長い髪を束ねたグレーはとっても近寄り難い雰囲気で、周りと壁を作っているみたいだった。でも勇気を出してお手紙を出してみたら意外と気さくで親しみやすい子。すぐに私たちは友達になった。
頭の花飾りが艶やかな明るいティールは、裏庭で花壇のお世話をするのが好きな優しい子。最初は上手に話せなかったけど、葉っぱでお手紙を書くやり方を教わってからは密かな文通相手になった。後でみんなに見つかって、ずるいずるいと一悶着あってからは全員で葉っぱの手紙を送り合うことになった。
何を言っているんだかさっぱりわからないけどお菓子をたくさんくれるから大好きなクリア先生。
それから、いじわるでえらそうで――誰よりきれいなブラック。
最後に私――アズールが加わって、その小さな世界は完成する。
八人の黒百合の子供たち。
クリア先生は、そんなふうに私たちを呼んで、いつしか私たちも自分たちがそうなんだと受け入れていった。
名前を付けること。
それが一番はじめに人が覚える呪文なのだと、私はそうして学んだのだ。
ブラック――と言っても二人の時はだいたい本名で呼んでいたけれど――が私に呪文の勉強を教えてくれるようになってからしばらく経った。
最初はなんて失礼で嫌な子なんだろうと思ったけれど、彼女と一緒にいると安心できた。年下なのにしっかりしていてとっても物知り。
なんだか妹と一緒にいるみたいで、私はついつい彼女に甘えてしまう。
――それはなんだかいけないことのような気がしたけれど、気がつけば彼女は私にとって一番身近な人になっていた。
離れるなんて、もう考えられない。
そのうち、次々と仲の良い相手が増えていった。
隠れて裏庭にいる私たちを見ていたティールとホワイト。
それから恐がりなホワイトに構いたがるシアン。
シアンと仲の良いイエローとグリーンの姉妹が加わって、そこにクリア先生がお菓子を持ってやってくる。
いつも独りのグレーとも仲良くしたいねとみんなで話して、丁度その頃ティールと私の文通から発展した『葉っぱの伝言板』を使って話しかける作戦を決行。
結果は良好で、実はとっても穏やかで親しみやすい人だったグレーも仲間入り。
どうしてか両手に手袋をしているのが不思議だった。私が着ている黒衣みたいに『風』や『波』を遮る素材でできているみたいで、もしかしたら私の仲間なのかなと思ったけど違うみたい。
グレーはとてもいい子だったけれど、どうも私の事を避けている感じがして少し寂しかった。嫌われてるのかなと思って落ち込んだ。
ある日、アストラル界での戦いで初めて負けた。
とっても強いパープルとヴァーミリオン、それからフルブライトとノーレイが一斉に襲いかかってきて、今までずっと負け知らずだった私はとうとう敗れてしまった。はじめはぽかんとしていたけれど、時間が経ってなんだか悔しくなってきた。
その時に最後まで勝ち残ったのはパープルらしい。
どうにかしてパープルに勝ちたい。
そう思った私は、以前はパープルと同じ【虹のホルケナウ】という場所にいたグレーに葉っぱの伝言板で質問した。
『アズールからグレーへ。パープルってどんな人?』
当然、それは他のみんなにも伝わるから、
『ブラックからグレーへ。ジルも知りたい。無敵だとか未来予知ができるとか聞いてるけど本当なの』
『ホワイトから全員へ。ていうかホルケナウ組の奴ら絶対結託してやがりますぅ。こっちも全員でシメてやるのがいいと思いまーす』
『ティールから全員へ。みんなで力を合わせるのって素敵ね! いつもは好敵手だけどここぞという時に結束するのって私やってみたかったの』
『シアンからホワイトへ。こないだお姉ちゃん協力しようってそっちから言ってきたのに私の背中を撃ったよね。ひどいよ』
『イエローとグリーンから全員へ。ところで皆さん、故郷から素敵なロクゼン茶の葉っぱが送られてきたのですが、今度のお茶会でいかがです?』
などと、関係無い方向に脱線したりもしつつ、結局は全員が話に入ってくることになった。
その後お茶会をしながらグレーの話を聞くことになった。
周囲から視線を向けられてグレーはやや居心地悪そうだったけれど、おずおずと話し始める。つまり、端末に文字を打ち込んで立体投影するということだ。
私やジルがいるとき、話す時は文字を使う。
ティールの『葉っぱの伝言板』と同時期にできた、私たちのルールだった。
『パープル――紫のティエポロスはね、なんだか不思議な子だよ。あたしはそれなりに話すんだけど、ぽわぽわしてるっていうか、ぽやんってしてるっていうか』
『それ自分のことじゃないの? と姉様が仰っています。セリアもそう思います』
話の腰を折るのはよくあることだ。音がぶつかって打ち消し合ったりしないから、みんな好き勝手に卓上に文字を浮かべていくのである。記録も残るから混乱する心配もない。
『あたしそんなにぽわぽわしてないもん。それで、ティエポロスが未来予知できるのは本当だよ。よくホルケナウから星見の塔に行って、ビークレットお姉様のところで時間操作呪術を教わってるって』
『私、それ知ってる。塔にいた頃、フルブライト――コルセスカと一緒に優秀だって噂になってたもの。私は白百合宮に行っちゃったからあまり知らないけど、ホルケナウにいたんだね』
『未来予知かあ。あの超絶機動の秘密はそういうことだったんだね。ていうか時間系の呪術ってめっちゃ難しいって教わったんだけど何なの? その人らは天才なの? ずっこい!』
『貴方の重力操作や慣性制御も高位呪術なんですが。えっと、それはともかくですね。私ちょっと気付いたことあるんですが。多分、パープルとブルーって組んでますよね』
ホワイトの発言に、全員の視線が集まる。
びくりと怯えて縮こまってしまったので、シアンがふわふわと浮遊してよしよしと落ち着かせに向かった。
『その事ならジルも気になってた。単にあの大量のブルーを警戒して、接近を予知しているのだとばかり思っていたけれど――注意して見ていると、両者が連動しているように見えることがある。まるで、状況をある程度まで制御するかのように』
沢山の『群れ』であるブルーは、私でも撃滅に時間がかかる強敵だ。
相手をするのは面倒だし、誰かと戦っていた場合は戦闘を中断せざるを得ない。
誰彼構わず襲いかかってくるから、災害とかそういうものに近い。
だからブルーがパープルと組んでいるだなんて想像したことも無かったけれど――確かに、言われてみればこの間の戦いでは、パープルが戦場を突っ切ったせいで私はブルーの群れをいっぺんに相手にしなくてはならなくなった。
いつもなら、みんなが思い思いの相手を狙うから強敵がいっぺんに襲いかかってくることはないのだけれど。
あれは、未来が見えるパープルの『場を支配する力』なのだろうか。
グレーが思い出したかのように発言する。
『そう言えば、ティエポロスは使い魔の成績も凄かったよ。トライデントを除けば塔で一番だって。トライデントって人、あたし見たこと無いけど』
『パープルがブルーを操ってるということかしら? と姉様が仰っています。セリアもそう思います』
『逆の場合もあるんじゃないかしら。主人と使い魔の関係性って一方的とは限らないのよ。私と植物もそうだし。あるいは、対等な協力者っていうこともあり得る』
『そもそも、別に組んじゃ駄目なんて規則は無い。ここは』
『はい、私も賛成です。腐れヴァージリア以外で協力してパープルとブルーをやっつけちゃいましょう。あ、ヴァージリアは自爆でもしててください』
『あの虎やろーには私もこないだやられたんだよね。私も賛成。あとお姉ちゃんちょっと自重しようか。ヴァージリアもお願いだから暴力はやめてあげて』
そんな風にして私たちは悪巧みを終え、そうして八人からなる一大勢力が結成された。名前はもちろん『黒百合の子供たち』だ。集団名があった方が呪力が高まるのだと、使い魔の呪術に詳しいティールが教えてくれた。
試みは上手く行った。私たちは序盤に信号弾を打ち上げた大樹型のティールのところに集合し、その後は固まって移動した。
やがてブルーがやってきた。しかし私たちは散り散りになることなく、防御と迎撃に優れた要塞の如きティールを中心にブルーと真っ向から対決する。
私が縦横無尽に駆け回って青い群れを薙ぎ払い、空からホワイトのカラスとシアンの雲が光線を浴びせ、索敵に優れたグレーが他の敵の接近を察知するとイエローの翼猫とグリーンの深海魚が遊撃する。
青き群体の嵐、その中に潜んでいた紫色の虎が隙を見せた私におそいかかる。
とその時、同じくそれまで息をひそめていた黒き兎が、無防備になった攻撃の瞬間を狙って必殺の一撃をお見舞いした。
大量の光線が空間を駆け抜ける。
パープルの全身が穴だらけになり、ブラックが作戦を成功させたことに全員が沸き立つ。その後、数が減ったブルーを駆逐するのは簡単だった。
首尾良く勝利したのは良かったのだが、その直後にホワイトが裏切ってグレーとティールを倒し、消耗した私たちは次々とホワイトに敗れていった。
結局そのホワイトもブラックに返り討ちにあい、フルブライトを破ったヴァーミリオンとの一騎打ちにも勝利したブラックがその戦いの勝者となった。
初めて一位になった、と実世界でジルは声もなく静かに泣いた。彼女が涙を流している所を初めて見た私は驚いてしまったけれど、それは悲しい涙ではなく、嬉しい涙だったから、私はよかったねと帳面に書き付けて、お祝いに自分用にとっておいたお菓子をあげた。
必勝を期してこれ以上ないほどの瞬間に裏切ったホワイトは歯ぎしりして、
『うぐぐ。いつか必ずヴァージリアをこてんぱんにしてやります。今度はもっと鮮やかに裏切って――』
『裏切るのはやめなよお姉ちゃん。みんなに嫌われちゃうよ』
『次にお姉ちゃんって言ったら蹴飛ばしますよ』
などと、シアンとやりあっていたが――。
その日の夕食後、私たちはみんなでお菓子とお茶でささやかなお祝いをした。
クリア先生が明日は休日だからと特別に許してくれたのだ。先生は手をぱんぱんと打ち合わせると八人でもとても食べきれないほどのお菓子を出してくれた。
大量のお菓子はひとりでに動き出すと裏庭に駆け出していく。
そして出来上がったのはお菓子の小屋。
ちょっとした合宿場ですと先生は言って、私たちはこの上なく素敵な空間でその夜を過ごした。
そう――夜。
朝も夜も無い黒百合宮だというのに、その小屋の中には夜があった。
なんとなれば、小屋の屋根はチョコレートでできていたからだ。
真っ黒なチョコレートに真ん丸焼き菓子のお月様。
四つの円の周りには金平糖のお星様。
時折それは空から落ちてきて、流れ星のように意地汚く口を開けた私の所にやってきてくれる。
ふわふわと浮かぶ綿菓子の暗雲が焼き菓子の月を隠して、浮き上がったシアンがそれをまとめて食べてしまう。
四番目の月が食べられたと言ってジルが拗ねてしまい、私が新月なんだよと言って慰めたりして、その夜は穏やかに過ぎていった。
夜に弱いシアンが欠伸をしながらも付き合ってくれたり、逆に私が元気になったり、概日リズムを自在に変化させられるグレーがなんだかいつになく活発だったりと、それはそれは楽しい時間だった。
兎にも角にも、私たちはそんな風に協力したり競い合ったりと、静かだけど言葉の多さという点では騒がしい日々を送っていた。
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