3-9 言の葉遣いは躊躇わない④
辻依頼を探そう。
飛び込みの依頼、入り口募集とも言われているそれは、迷宮の入り口で盛んに行われている迷宮都市の名物だ。
探索者協会での依頼探しはシステムのダウンでしばらくは無理とのことらしい。それならばと呪具店などを一つ一つ回ってみたが、そこそこのレベルの呪術師はいるがいずれも【杖】とか【使い魔】が専門の人ばかり。どちらかといえば【邪視】や【呪文】の才能は稀少なので仕方ないのだが、このまま一日を空費してしまうのはいかにもまずい。気付けば太陽の位置もだいぶ動き、時刻は間もなくお昼時。
それならばと最後の手段に訴えた私の行き先は、この迷宮都市の中心部。
巨大な世界槍――塔のようにも見える大迷宮の入り口であった。
そびえ立つ槍の周囲には内側からの侵攻を押し止めるための障壁が円形に巡らされている。
世界槍の迷宮、第一階層はその内側に広がっている。
第一階層の掌握者は聖女クナータ様だ。比較的安全な階層と言われ、【騎士団】にとっての最後の砦でもある。
地獄の異獣勢力は完全に討伐しているとはいえ、古代の自動人形や凶悪な獣が跳梁跋扈しており、定期的な害獣の掃討が必要になる。
そして階層の半分以上は地上に面しており、空間の掌握率は全ての階層の中で最も低い。
これは聖女様の力量不足というわけではなく、掌握者の支配力が世界に浸透する前に拡散してしまうからであり、むしろ聖女様ほどの力があるからこそ第一階層の掌握が可能となっているのだ。閉鎖された第二階層以降の方が空間を掌握・支配する分には楽なのだという。
掌握者の空間支配が不完全なこの第一階層の特徴は、その分だけ世界槍に閉じ込められた過去の記憶が表面に出てきやすいという点である。
一説には世界槍は神話の時代から存在し、古代人たちが無数の世界をその中に形成し、国や文明を築いてきたのだという。
環境の激変から人類を守るためのシェルター、あるいは移民船であるとも言われる。
そんな世界槍の内部には世界の記憶が数多く残されている。
古代世界の記憶はふとした拍子に実体化し、今ある世界を塗りつぶして現在に甦る。
そうやって出現した古代世界では旧文明の遺産や守護機械、いにしえの異獣などが一緒に甦り、今の世界を生きる人々に害を為す。
この街を訪れる学者や探索者たちは古代の遺産や秘宝を求めてそうした過去の世界に挑もうとする。
先駆者たちの努力によって比較的安全が確保されている場所などは観光名所にもなっており、複数ある大門近くでは観光客やメディア関係者などの姿もちらほらと見られた。
第一階層は地下から天へと伸びる世界槍の周囲に円周上に広がり、大きく五つのエリアに分かれている。
地上に露出した世界槍の穂先部分は聖女様が完全に掌握する【時の尖塔】だ。【松明の騎士団】の総本部であり、人類最後の砦でもある。
槍の穂先に当たるその部分は地獄の魔将ですら掌握できなかった世界槍の核が存在し、聖女様は己の領域の内部でならほぼ全能の力を振るえるという。
しかし、槍の外側までは彼女の支配も及ばない。
内部からの侵攻を押し止めるための壁が槍を取り囲み、その中は四つの区画に分割されている。この内部は空間の縮尺が狂っていて、一つの区画がこのエルネトモラン全体よりも広大だったりするから、古代の超技術というのは凄まじい。
「四つの区画は、それぞれパレルノ山、竜骨の森、獅子王の遺跡、湖中穴という神話にもその名が確認できる古代世界でございます。今回わたくしどもが参りますのは世界九大奇景奇所として知られる湖中穴で――」
旅行会社のガイドが拡声器を持って解説をしている。列を作っている観光客たちはパンフレットを見たり、端末を弄ったり、これから向かう場所への期待を膨らませて歓談したりと楽しんでいる様子だった。
平和そのものといった光景。攻略済み迷宮なんてこんなものだけれど、あの第五階層での酸鼻を極める光景とはまるで繋がらないイメージが、私の現実感を狂わせそうになる。勿論、第一階層だからということもあるのだけれど。
比較的安全なコース、というのが第一階層には存在する。それでも、そこから外れれば途端に死の危険が待ち受けている。松明の騎士団でも、新兵はまずこの第一階層で訓練を重ねることになる。私もその例に漏れず、一通りのエリアで探索は終えている。
「前衛募集してます! 竜骨の森の採集依頼、あと二人です!」「素材交換会してるんで要らないの持ってたら是非来て下さい」「獅子王の遺跡、護衛お願いしまーす。学生なんであんま出せないですけど、収集品は全てお譲りしますのでー。あ、泊まり込みです」「お母さーん、おしっこー」「第一階層名物、湖中穴飴に湖中穴クッキーいかがっすかー! おみやげにぴったり!」「パレルノ山の募集少なくね?」「更新近いからじゃねえの。それにこないだイキュー出て六人死んだって」「まじかよおっかねえ」「いずれ人類には神の天罰が下るであろう! 災いあれ!」「第六階層潜ります。後衛に欠員が出たので一人募集。寄生は容赦なく切るのでそのつもりで」
無数の声に耳を澄ませる。これだけ人がいるのだから、中にはハイレベルな呪文使いがいる可能性はある。それにしても、探索者協会のシステムがダウンしているためか、普段よりも原始的手段での募集が増えている気がする。これだけの数から探し出すのはちょっと骨だな、と思った時だった。
「あのっ、離して下さい!」
悲鳴にも近い叫びが喧噪を切り裂いた。衆目が一斉に集まる。その先で、小柄な少女が大柄な男に腕を掴まれていた。
エルネトモランはそう治安が悪い都市ではないけれど、迷宮の入り口ともなると荒っぽい探索者なんかが言い争ったり喧嘩沙汰を起こしたりはする。けれど、そう言う時は【騎士団】の警邏がすぐに駆けつけて事態を収拾してしまうのが常である。
けれど、運悪くこの近くからは人員が出払ってしまっているようだった。遠くでなにか事故があったらしく、騒ぎになっているのが聞こえる。そちらの応援に向かってしまったようだ。
少女は作業用エプロンに大きな肩掛け鞄というもそっとした格好で精一杯男から身体を離そうとしているのだが、力の差がありすぎてぷるぷると震えていた。
「おいおい、その反応はねえだろ。俺は親切で言ってやってるんだぜ? 今パレルノ山の募集かけても誰もひっかからねえよ。悪いことは言わねえから俺にしとけって、な?」
「嫌っ、触らないでっ、手汗で腕が濡れるじゃないですか気持ち悪い! 臭い、穢れる、男が感染するっ、変態! 強姦魔!」
「てめっ、ふざけんなよ、そこまで言うか普通!」
少女の凄まじい拒絶に、男の顔が引きつる。確かに、そこそこ整ってはいるものの、感染しそうな暑苦しい顔だった。彼女の嫌がりようは理解できなくもない。だがこの場面ではいかにもまずい対応だ。
「貴方みたいに暴力と性欲しか頭に詰まってない野生動物なんてお呼びじゃないんです! なんで私みたいな可愛い女の子に相手してもらえるなんて夢を見ちゃったんですか! 気持ち悪い上に頭まで悪いなんて信じられない! 深く傷ついて巣に帰って下さいよ!」
「この女――マジで犯すぞオラァッ」
最初から怪しかった雲行きが、更に不穏になってきた。男は完全に激怒しており、握りしめたもう片方の拳を今にも振り上げようとしている。その体格と剥き出しの二の腕の太さに誰もが割って入ることを躊躇しているようだった。この場には力自慢の探索者たちも大勢いるはずなのだが、彼らが少女に向ける視線は冷ややかだ。
どうでもいい。余計な面倒を背負い込みたくない。謝礼を要求するにしても、あまり裕福そうに見えないあの少女ではどうにもやる気が出ない。あの大柄な男と一戦交えるのは割に合わないだろう。さてこの後どうなるかな。
そんな、野次馬達の漠然とした感情が、アストラル界を経由して私の影に伝わってくる。人混みの間をのそのそと通り抜けて、私は黒衣の下で過去の自分を想起して、換装を開始する。
「いやーっ! 犯すって言った! 今こいつ身の程も知らずに犯すって言ったー! 誰にも相手してもらえないからって強姦に走るしかないなんて、知能があるとは思えないーっ!」
「殺すぞ」
怒りが頂点に達したのか、冷え切った声と共に男が拳を振り下ろした。少女はぎゅっと目を瞑った。精一杯の虚勢だった罵倒が、逆に彼女を窮地に陥らせる。誰もが息を飲んで、その瞬間を注視する。
「あうううう――な、殴られても屈したりしないんだから、ミルーニャは強い子、ミルーニャは我慢できる子――って、あれ?」
少女――ミルーニャという名前なのだろうか――は恐る恐る目を見開くと、自分が殴られていないことに気がついた。
その顔の手前で停止している、男の拳。
男と少女は、振り上げられた腕に巻き付いて拘束している光の帯を見て、それが伸びている方に視線を向ける。つまり、私の方を見た。
私が黒衣から取り出した杖は既に展開され、花弁の中央の天青呪石(セレスタイト)は拘束呪術の光を放っていた。
「そこまで。それ以上の乱行は見過ごせないし、やらせない。続ける気なら、少し痛い目を見てもらうけれど?」
「てめえ」
男は少女の手を離すと、空いた手で強引に光の帯を握りしめ、そのまま強引に引き千切った。その瞳に危険な色が宿り出す。
「痛い目を見てもらうだぁ? 黒ちび風情が、舐めた口きいてくれるじゃねえの。ええ? もういっぺん言ってみろや。誰が誰に痛い目見せるって?」
「――私が、貴方を、完璧に叩き伏せて、『許して下さいもうしません』って言わせてやるって言った。耳が悪いの? それとも記憶力が悪い?」
「悪いのは、てめえの口だろうがっ」
全く人の事を言えない荒っぽさで、男が素早く飛びかかってくる。軽装だが、盛り上がった筋肉はいかにもな前衛職の鍛え方だ。特にどの眷族種でもなくごく普通の原キャカール系の霊長類。特殊な能力などもなさそうに見える。ならば私のとるべき行動は――。
「喰らえっ」
繰り出された拳を大きく横に回避しながら、拘束の光を放射する。男は機敏に動いてそれを躱すが、こちらの狙いは最初から相手の拘束ではない。
男の背後、絨毯を広げて迷宮で集めた素材の交換会をしていた場所に光が直進していく。その中で最も大きな物体、竜骨の森でとれる鮮血柘榴の実が詰まった木箱に呪術が命中し、その全体を光で包む。杖に命令を送り込み、一気に引き寄せた。
男の背中を巨大な木箱が襲う。直撃すればただではすまない。
「はっ、くだらねえ」
だが、男は小さく吐き捨てると、その野太い腕を背後に一閃する。
轟音が響き、粉砕された木箱と共に大量の果実が一気に破裂、血のような果汁を周りに飛び散らせていく。盛り上がった筋肉が、鈍器のような凄味を伴ってみしみしと軋みを上げていた。
「気色悪いっ!」
離れた位置でこちらを眺めていた少女、ミルーニャがその毒舌で男の威容を評価する。男の得意げな表情に青筋が浮かんだ。
「くそがっ、二人まとめて足の裏を舐めさせてやるっ」
今度は二本、拘束呪術を放つ。両腕を塞がれた男は、しかし鼻息を荒くして歯を食いしばると、筆舌に尽くしがたい呻き声を上げて強引に拘束を振り払う。
「はっはぁー! 気合い入れりゃあこんなチャチな呪術、屁でもねえぜ!」
脳まで筋繊維で出来ているのだろうか。恐らく、自らの身体能力への確信が呪力を生み出しているのだろうが、それにしても尋常な鍛え方ではない。
戦い方を切り替える。花弁の様に広がった外殻を元に戻し、杖から槌矛の形態に変形させる。黒衣の下で換装した呪動装甲を顕在化させて、大地を重く踏みしめながら前に出る。
「あん? てめえ、そいつは――」
訝しむ相手に、槌矛の先端重量を横から遠心力に任せて叩きつけた。黒衣が翻り、内部の装甲が露わになる。ざわめく声が広がっていく。
戸惑っているのはこちらも同じだった。先程から全く呪術が通用しないばかりか――強化された身体能力で振るった槌矛の打撃までもが効いていない。
私の一撃は、男の腕で完璧に防御されていた。人狼の頭部をかち割るほどの威力があるにも関わらず、男は一歩も動いていない。
「――ああ、どっかで見覚えのある得物だと思ったら。てめえ、ヘレゼクシュのクソガキか」
「なっ」
動揺した隙を突いて、相手はこちらの懐に飛び込むと、そのまま近距離での打撃を加えてくる。鎧越しだというのに、凄まじい衝撃に全身が揺れる。身体が宙に浮く感覚。自分がどこにいるのか分からなくなって、直後激しく地面に叩きつけられた。
「なってねえなあ、全然なってねえよ。おい、その程度で英雄ぶるってのは何かの冗談か?」
男は鼻で私の無様さを笑いながら、唐突に上半身に纏っていた衣服を脱ぎ捨てる。ミルーニャの「目が汚れる!」という叫びが聞こえてくるが、私は驚愕してそれどころではない。裸の胸に、目が釘付けになる。
刺青として彫り込まれた、松明の紋章。
「俺の呪動装甲は特注品でなあ。わかるか? 俺の皮膚そのものが鎧ってわけよ。【きぐるみの魔女】はクソみてーな裏切り者だが、仕事だけは完璧だ。俺の全身は鉄よりも硬く、生半可な呪術は筋力次第でどうにかできる」
「修道騎士――」
「おう、小銭稼ぎに探索者もやってっけどな。つーか探索者上がりなんだけどよ。第四階層帰りでしばらく休暇とってたとこだが、まさかこんな所で英雄様と会っちまうなんてなあ――笑えねえぜ」
男は唾を吐き捨てて、こちらに憎しみの籠もった視線を向ける。その質が、先程までとは明確に異なっていることに気付いた。敵意や怒りとは違う――もっと粘性の、泥のようにしつこくまとわりついてくる――悪意だ。
「たまたま博打が上手く行った程度の事で舞い上がっちまったのか? それで英雄ヅラしてしゃしゃり出て、挙げ句ひっくり返って青空見ながらお昼寝かよ、冗談のセンスが足りてねえんじゃねえのか、ああ? そんなざまじゃあ、てめえの駒になって死んでいった連中も浮かばれねえぜ」
「私は、駒だなんて――」
「違うとは言わせねえぞ仲間殺しが。てめえの為に何人死んだ」
起き上がろうとした私の頭部を、男の足が思い切り踏みつける。フードがはがれて、足蹴にされた兜が露わになった。頭上から、歪んだ表情を浮かべた男が可視化しそうなほどの敵意を振り下ろしてきていた。
「てめえ一人のふざけた功名心のせいで、普通に防衛やってりゃ良かった人員が無謀な攻略に挑んで死んだ。その上てめえ以外は全滅と来た。愉快な結果だなおい? 成功してさぞ嬉しかったろうが。何しろ手柄は全部独り占めだ」
「違う、私は」
「もっとも、そのていたらくじゃあよほどの奇跡が起こったか、他の仲間におんぶだっこだったんだろうけどな。ああ――それともまさかとは思うけどよ。討伐に成功したのはてめえじゃなくて、別の奴なんじゃねえのか? マジに仲間殺して英雄ヅラかよ、救えねえなあクソが」
「違う、違う! そんなことしてない!」
反論にどこか力が無かったのは、シナモリ・アキラの事があるからだ。魔将討伐の栄誉を私一人が受け取ることは、この男が言うとおり間違っている。
私は、弱い。そして実力に見合った評価を受けていない。こうやって踏みつけられているのも、当然の結果だった。
悔しい。恥ずかしい。消えてしまいたい。調子に乗って、それらしい『英雄』の形をなぞろうとして、無様に失敗して。脳裏に、美しい三人組の探索者たちの姿が浮かぶ。私は、鮮やかに誰かを助けることができる、本物の英雄とは違う。
こんなふうに惨めな思いをしたくない――もっと、強くなりたい。
その時だった。
さああっと強く風が吹いて、砂埃が舞い散る。
男が顔を腕で覆い隠しながら一歩下がると、踏みつけられていた私の頭部が自由になる。風の吹く方向から、白い花びらがはらはらと舞い踊っていた。
「梔(ガーデニア)? もう秋なのに」
夏は疾うに過ぎ去っているというのに、強い芳香が匂い立つと共に純白に彩られた風が空気を塗り替えていくのだ。その幻惑的な光景の中心で、あたかも舞台上の主役の如く、彼女は颯爽と登場した。
「身の丈に合わない人助け――助けられなかったという後悔をしないための独り善がり。自尊心の塊。つまり、ただの馬鹿」
さんざんな言われようだった。けれど、さっき男に言われたのとは違って、今度のは一切反論のしようがないただの事実である。そしてなにより、私は新たに現れたその人影を見て、声も出ないほどに驚愕していた。
フードを被った黒ずくめに絶世の美貌を隠した、それでもクリアな美声だけは覆い隠せない静謐な魔女。
歌を斧槍に変える、私が知る中で最も可憐な言語魔術師。
彼女は――この前のアストラル界で助けてくれた、確か名前は。
「救いようが無いし目も当てられないほど惨め――けど、かろうじて合格」
「何を、言って」
「ハルが、アズーリアを強くしてあげる」
そうだ、名前。
ハル――ハルベルトと、彼女はそう名乗ったのだ。
「喜んで。光栄に思っていい。あなたにはもう勝利しか許さない」
一方的な宣言をして、ハルベルトはぼんやりとした表情を僅かに変化させた。
それは、どこか面白がるような微笑。理不尽でわけのわからない言葉なのに、どうしてか胸が高鳴るような、そんな美しさ。
「そこの人。アズーリアと勝負をして。このへっぽこはハルが今から鍛え上げる。今日中にあなたなんかぼっこぼこだから」
「ああ? なんだてめえ、いきなり出てきてわけのわからねえことを――」
「ハルの弟子――妹に手を出すということの愚かさを、教えてあげると言っているの」
弟子と言いかけて、妹と言い直す。その二つは、文脈上同じ意味を持っていた。
白い花弁が舞う中で。
私はいつの間にか、新たな師を得ていたのだった。
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