2-59 転生者殺し⑤
「
白き弓から、七色の光――いやそれ以上に多様な煌めきが分散していく。多色のスペクトルは矢となって一度天に昇り、そこから拡散して雨のように大地に降り注ぐ。
「父なる槍神がその穂先で天を突くと、そこからあらゆる災厄が降り注いだ。若きレメスは僅かに残された希望を矢に変えて、その身が災厄に砕かれる事を厭わずに矢を天空の果てへと放ったという――聖人レメスの偉業を再現した宗教画には必ず矢のない弓が描かれる。まさにこのような」
現実感の無いキロンの語り。その周囲で、阿鼻叫喚の地獄絵図が展開された。
天から次々と襲来する光の柱は、その付近にいた俺やコルセスカ、悪鬼だけでなく、更に離れた場所で様子を窺っていた無関係の住人達までもその標的としていたのだ。
空を睨み付けただけで光の軌道を逸らしたコルセスカや、咄嗟にすぐ傍にいた少年の一人を頭上に掲げて盾にした俺は難を逃れたものの、その他の者は悲惨な末路を迎えた。
光の熱線に包まれた者は例外なく、絶叫を上げてその身を灼かれていく。全身を炭化させた屍がそこら中に発生する。迷宮化が終わって再構成されたはずの建造物が軒並み溶解し、崩壊していった。
広範囲にわたる殲滅呪術。
圧倒的な破壊力と射程を誇る、聖騎士キロンの本領だった。
やがて閃光の雨が止むと、少年の首を絞めていた俺の右手に槍の一撃が繰り出される。手を離して放り出された相手を蹴り飛ばす。
「全員戻れ。君達の防御力をまた利用されてはかなわないからな」
指示に従い、三人の少年がキロンの近くへと戻っていく。
コルセスカの攻撃を防いでいた一人だけが、がくりと膝を着いてしまっているが、無理もない。片腕が完全に凍結してしまっており、既に戦える状態に無い事は明らかだった。
「どうかね、我が聖遺物の力は」
「何が聖遺物ですかっ、忌まわしい力を不用意に振りまいておいて」
コルセスカの鬼気迫る表情。この珍しい表情を見たのは、今日になってからもう何度目だろうか。
いや、一度だけ似た雰囲気になったことがあった。あれは確か、俺に向かって使い魔になれと告げた一幕。
火竜を倒さなくてはならないと、自分の目的を明かした時と同じ雰囲気なのだ。
であれば、【これ】は彼女にとって真に譲れないことなのだ。そう確信した。
まだ、コルセスカという魔女の本質は一欠片も見えない。
しかしその取っ掛かりをようやく見つけた。そんな気がした。
こんな状況だというのに、不意にある欲求が湧き上がる。見極めたい。彼女が戦う理由、その本当のところを。
言葉を交わしている間にも、少年達が負傷した残り一人を回収しようと動き出す。
阻止する為に走り出すが、今度は直接俺に向けて閃光が放たれる。
「アキラっ」
俺の前に立ち塞がったコルセスカが光の矢をねじ曲げるが、まるで意思を持った蛇か長虫のようにくねり、天に昇っていく。
先程の再現。放射状に放たれた光が地上に残った命を焼き尽くさんばかりに大地に叩きつけられていく。
背に翅を生やした娼婦が、逃げ遅れた片腕の獣人が、足の遅い矮小複眼人が、次々とその命を奪われる。
「一匹たりとも逃がさぬよ。穢れた異獣は全て駆逐する」
「関係の無い人々まで巻き込むというのは、いささか趣味が悪過ぎるのでは」
怒りを漲らせたコルセスカの糾弾に、キロンは事も無げに答える。
「異獣は人では無い」
文法の不備を正すように、聖騎士は人とその他を峻別した。
案の定、という回答で面白みの欠片も無い。
ああ、どうせそういう手合いだと思ったよ。
見れば、確かに殺されているのは異獣――【下】の出身種族だけだった。
「もはやこの場所でおとなしくする理由も無いのだ。私は聖騎士の本分を全うするのみ――すなわち、あらゆる異獣の根絶を」
「幾ら何でも滅茶苦茶だろうが。この階層の連中を皆殺しにでもするつもりか?」
「しない理由があるのか?」
心底から不思議そうに、キロンは逆に問い返してくる。
絶句する。そう訊ねられてはじめて、俺には返す言葉が無い事に気付く。
「何を不思議がることがある? 本来これが自然な形なのだ。今までこの場所で大きな戦いが起きなかったのは下らない上層部の思惑がたまたま上手く行っていただけにすぎん」
付け加えれば、この男ほどに圧倒的な力を持つ存在がいなかったから――いたとしても暴力の行使を控えていたからだろう。第五階層は今や相当な規模の経済圏だ。この場所での大規模な戦闘は、大量の権益を損なってしまう。迷宮に於ける争いは、この階層を無視して行えばいいのである。それが一番双方にとって利益が出る。
だが――そうした利益を度外視して戦いに身を投じる戦士にとって、そんな事情は関係が無い。
俺にとってもそれは同じだ。
同じなのだが、しかし。
「俺が言えたことじゃねえけどさ、お前クソだわ」
本当に、俺にだけは言われたくはないだろうが。
とはいえ、殺人鬼が「人殺しはいけないことです」と言ったとして、それに説得力があるかどうかはともかく、発言の確かさが損なわれたりはしないだろう。
クソ野郎がクソ野郎に「クソ野郎」と言ったなら、結論は両方クソ野郎だ、という事になるだけだ。
何がおかしいのか、俺の前でコルセスカがくすりと笑った。
「やはり貴方は、探索者に向いていると思います」
「はあ?」
文脈が繋がってない発言をされて困惑する。多分彼女の中では意味が通っているのだと思うが、言われた方は眉根を寄せるしかない。
「貴方のような前衛が欲しい、ということです!」
こちらを振り向かずに叫ぶ。直後、キロン達の真下から天へと氷柱が突き立つ。迫り上がった氷の槍が鋭く襲いかかり、回避を余儀なくされたキロンの第三射を妨害する。
その言葉を、「前に出ろ」という意味だと解釈した俺はそのまま彼女を追い抜き、負傷の度合いが一番大きい少年を狙う。石化と凍結による腕の壊死という重傷を負った彼は、仲間に肩を借りてかろうじて立っている状態だ。つまり一番潰しやすい。
弱い相手を攻撃して数を減らしていくのが集団戦の鉄則だ。突き出された右拳を、方形盾で一人の少年が防ぐ。
「負傷した者を狙うとは、卑劣なっ」
最適な戦略はそれだと俺は思ったのだが、生憎とコルセスカの方はそうじゃないらしい。
残念だが、狙いはお前だ。
握りしめていた氷の宝珠が青い光を放ち、至近距離で発動した呪術によって少年の全身が氷の檻に閉じ込められる。
盾役が誘い出された挙げ句に無力化され、続けて敵陣のただ中に投擲された氷球が無数の氷柱を乱射していく。
キロンともう一人は素早く動いて回避するのだが、負傷者とそれを助けている少年が逃げ遅れ、鋭利な氷の餌食となる。駄目押しに、コルセスカから直接浴びせられる凍結の視線。
負傷していた少年は最後の力を振り絞ってだろう、仲間を庇うために前に出る。
氷槍が分厚い甲冑を容易く貫通していく。
部下が決死の覚悟で稼いだ時間。キロンが怒りと共に三度目の射撃を行うが、コルセスカはそれを万全の体勢で迎え撃った。
「もう三度目――私に同じ呪術がそう何度も通用すると思わないことです」
解き放たれた輝く矢が、コルセスカの目の前に展開された円形の鏡に吸い込まれ、そのまま逆方向に反射される。跳ね返された極大威力の呪術がキロンに命中、炸裂した。
「【水鏡の盾】はいずれかひとつの対象から与えられるダメージを軽減し、零にする。そして軽減したダメージに等しいダメージを指示した対象に与えます。つまりは【反撃】属性です。いかにその少年達が自らの攻撃で傷つく事が無くとも、この呪術で【攻撃】属性を【反撃】属性に転換してしまえばダメージが通るはず」
分かるような分からないような理屈を捏ね始めるコルセスカ。
しかし、この世界の現実は俺の理解とは関係の無いところで展開される。
光が消えた後、何かが地に落ちたのか、からんと音が響く。
握りの部分が消し飛び、二つになった白い弓が光に包まれ、胴から腹部が丸ごと消し飛んだ少年が血だまりを作った。鎧が融解し、炭化した右腕を押さえながらキロンが絶叫する。
間を置かずに追撃。悲しみに暮れる聖騎士に向かって右の掌底を放つ。更に床から氷の槍が生える。
容赦を知らない同時攻撃に、しかしキロンは完璧に対応した。
俺の拳を左手で受け止め、半歩ずれるだけで氷槍を回避。攻撃直後の俺に蹴りを放って後退させ、素早く残り二人の少年に隣接、順番にその頭に触れる。
――何だ? 今、目に見えて動きが良くなったような。
奇妙な感覚だった。相手は劣勢だ。明らかに格上のコルセスカ相手に力負けして、おまけに仲間も既に三名が戦闘不能。
だというのに、何故かこちらが勝てるような気がしない――しなくなった。
さっきまではいけそうな気がしていたのに、楽勝ムードが薄れていくようなのだ。
コルセスカの視線と氷の球体から放たれる氷槍。面制圧の呪術攻撃と夥しい密度の物理攻撃が同時に襲いかかるが、キロンは慌てることなく悠然と少年達を武器に変化させる。
複数人の同時変化を今までしなかったのは、単に弓を構えている時の時間稼ぎ役が欲しかったからだろう。
もしかすると、こちらの方が厄介かも知れない。そんな予感を抱くと同時、光が収束して新たな武器がその姿を現す。同時に氷の槍が着弾し、キロンがいた空間が凍結していく。
【Doppler】が無ければ、恐らく動くことすらできなかった。
勘で右手側に跳躍すると、その直後に俺がいた空間を何かが横切っていく。
駅のホームを列車が通過していった時のような感覚。轢殺や圧殺を予感させる速度と質量の暴力を、俺は辛うじて回避したのだとわかった。
「今のを躱すとは。音を読んだのか?」
地面の上を、何かが這ったような――というより抉り取ったような痕跡が直線状に走っていた。
振り向くと、穿孔された軌跡の向こうに、絵に描いたような騎士がいた。
キロンは、騎乗していた。
アルテミシアと戦っていた時に用いていた黒い槍に、コールタールを塗りたくったように黒い馬。
おそらくはその二つがあの少年達の変化したものなのだろう。
異様な硬さの呪術師を負傷させる槍は明らかに厄介だし、先程の凄まじい速度での移動はあの馬の力に違いない。険を増した声で、コルセスカが叫ぶ。
「あれらは旧時代の言語支配者である覇王メクセトが遺した神滅具、【自殺の黒槍】に【死出の蹄鉄】です。まさか、あんなものまで持ち出すなんて!」
コルセスカの言葉には強い苛立ちが感じられた。使い手よりもむしろ、その武器のほうに怒りが向いているように思える。
「それは人の手には過ぎた代物。すぐに放棄すれば、まだ間に合う可能性だってあります!」
どこか相手を慮るようなニュアンスすら含む言葉。もしかして、と思いつつ訊ねてみる。
「あれ、使い手に害を為す呪われた武具とかそういうの?」
「使い手だけではなく周囲の環境全てに呪波汚染を撒き散らす、神話時代の産業廃棄物です! 長時間の呪力線被曝は心身に害をもたらし、土地に毒を残す。その上災いが呪術的に感染する為、このまま使い続ければ彼の親類、友人、恋人などにも累が及ぶであろう最悪の兵器です」
「本当に最悪だな」
何でそんなもの使おうと思ったんだアイツは――というか、【松明の騎士団】は?
もしかすると、あの白い弓もかなりろくでもない副作用、反作用があったのかもしれないが今となっては確かめる術は無い。一番厄介な武器はどうにかしたのだから、次もどうにかなると考えたいが。
しかし、どうも俺にはあの弓よりも、そしてキロンが騎乗している馬よりも、奴が左手に持っている槍の方が嫌な感じがしてならない。
というのは、直感とか曖昧なものではなく、視覚的にやばそうなのである。
黒々とした細い柄から曲がりくねった【枝】が無数に生え、樹木のようにキロンの全身鎧に絡みつく。宿り木のようにその周囲を取り囲み、複雑に絡み合っていくと、特に炭化した右手に集中して枝を伸ばして粗悪な形状ながらも腕を外骨格のように補強する。
槍本体もまた無数に枝分かれを始め、非直線的で曲がりくねった形状に変化してしまう。複雑骨折した人体の骨格とか、幹の細い樹木のようにも見えるシルエットだ。
「これを捨てる? とんでもない。この槍は既に、俺そのものだ。捨てさせたいのなら、力尽くで引きはがしてみるがいい!」
その口調からは狂気のような熱が感じられた。槍から伸びた枝が手綱と一体化し、馬上でありながら自由な両手で槍を縦横に旋回させる。
微かな初動を感知する。馬の呼吸、面頬の奧のくぐもった吐息、重心のぶれから突進の位置を予測して、先んじて回避行動に移る。
直後に暴風。当然だが、キロンもセオリー通りに弱い方を狙ってくる。
轟音と共に地面が削り取られていった。しかも今度は、粘着性のある泥のような何かが大量にこびりつき、鼻の曲がるような悪臭を放っている。
あの馬がどうやって移動しているのか不明だが、異様なことにその蹄からは何か不定形の呪術的な物質が分泌されているらしい。
「触らないで、そしてできれば近くで息をしないで下さい。肺を病みます」
「早く何とかしないとやばいんじゃないのか、あれ」
外道ぶりならエスフェイルも大概だったし、グロテスクさならカッサリオと融合体もかなりのものだったが、ここまで文句なしで有害な敵は初めてだった。誰がどう見ても危険としか言いようのない存在である。
ええ、ですから、とコルセスカは続け、強い視線と共に宣言する。
「メクセトの武具は、私が全て封印します」
――気になる。
コルセスカは、キロンが持つ武器と何らかの因縁があるようだった。そのせいか、どうも変な気負いというか、拘りがあるように感じられる。
この意気込みが、悪い方に作用しなければいいのだが。
キロンが再度の突撃を行おうとする。方向を予測しようとして、槍の穂先が既に俺を向いていない事に気付く。
俺が二度回避したことで、攻撃の矛先を変えたのだ。
騎士の姿が霞むようにしてかき消える。
目で終えないほどの速度。一瞬で視界の外へ移動される。
コルセスカに限った話ではないが、邪視という呪術には弱点がある。視認しただけで発動する呪術であり、その速度は圧倒的、且つ効果範囲が広いために本来は弱点とも言えない弱点だが、それを突けるだけの実力があれば話は別だ。
それは、視界の外側が無防備なこと。
というか、ほとんどの生き物にとって視界の外は文字通り死角なわけだが。
キロンはここでもセオリー通りの行動をとった。コルセスカに正面から突撃して凍らされるようなリスクを冒さず、背後に回り込んだのである。
急制動をかけ、そのまま背後から漆黒の槍を突き入れる。
だが、コルセスカほどの呪術師がわかり切った弱点狙いに対処できないわけがない。
その目の前に映し出された、槍を振りかぶるキロンの姿。
彼女は目の前に氷で鏡を作って、背後の光景を視認していた。鏡越しに邪視が発動し、キロンの身体に霜が走っていく。一気に凍結しないのは間接的な発動だったからだろうか。
氷球が追撃の氷柱を放ち、後退時には速度の出せない馬が串刺しにされていく。
とどめとばかりに氷の鏡が高速で回転を始め、皿状のカッターとなって飛翔、コルセスカの指先に操られるようにしてキロンの左腕を黒槍ごと切り落とす。
圧勝だった。
というかコルセスカが強すぎる。彼女さえいればどんな状況でも全部なんとかなる気さえしてきた。少なくとも俺はほとんどいらなかった。
「いにしえの【鏡の魔女】が遺した奥義のひとつ。私の氷はそれをほぼ完全に再現する」
得意げに言うと、彼女の手元に回転する円盤が戻ってくる。見た限りではただの薄い氷の板である。
「それ、何か銀とかで加工してんの?」
「いいえ。ただ氷と鏡は互いに相似の関係にあるので、アナロジーを利用して呪術で反射率を上げているだけです」
またなんか胡乱な事を言い出したな。
まあ勝ったからいいけど。
「とどめ刺さないってことは何かまだ用事があるんだろう? さっさと済ませて息の根を止めておこう。まだ何か隠し球があったら面倒だからな」
言いながら、コルセスカの方に歩いていく。馬は光に包まれて既に少年の姿に戻っているし、腕を切断されたキロンはぴくりとも動かずに仰向けに倒れ伏している。
「ええ、急に宿主を殺して神滅具が暴走してもいけませんので、まずは生きたまま凍結隔離するか解呪をしないとならないのです」
「面倒だな。というか持ち主じゃなくて宿主って」
念を入れたのか、動けないように細い氷柱が胴の中央に突き刺さっている。その姿は少々の哀れみすら誘い、ピンで止められた昆虫標本を思い出させた。
その連想で、ふと思い出す。
初めてキロンと出会った時、彼の周りには、確か灰色の蝶が舞っていた――。
勝利を確信しきった後の、弛緩した空気。
ふと、自分が奈落の蓋を踏み抜いたような錯覚を覚えた。
「ああ、嫌だ、身の毛がよだつ。本当に、本当に嫌だ」
地獄の底から響いてくるような、潰された喉で無理矢理捻りだしたような掠れ声。
俺が立っている足場が、ぞっとするほど脆い薄氷でできていて。
「まずい――これは」
弾かれたようにコルセスカが円盤を倒れたキロンに投擲する。
その間に、灰色の小さなシルエット。
割れてしまった氷の下が、息もできないような底無しの深淵であると、その時になってようやく理解する。
「嫌で嫌で仕方無いが、どうやらこれしか無いらしい」
感情制御の障壁を貫く、それは絶対的な恐怖。死の確信。膨れあがる呪力が物理的な斥力となってコルセスカと俺を吹き飛ばす。
「死んでいった仲間達の為にも、俺はもう一度立ち上がらなくては。たとえ、憎い仇の力を使ってでも――我が価値を問え、【ミエスリヴァ】」
そして世界が、モノクロに染まる。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます