第134話 悪魔的思想グローバルリズム

 日本は先進国が陥る少子化問題の渦中に。生活が豊かになると収入の殆どを自分のために費やし、結婚・子供に掛ける費用を惜しむようになる。楽しみがなければ男女の営みに励む。江戸時代は夜這い、浮気などは当たり前で湯の大切さから混浴が当たり前。風紀の乱れを重んじた幕府が男女混浴を抑制。江戸当時の男女の営みは前戯はなく挿入の回数が全てだった。現在は営みがスポーツのようになり種族維持のために行われるものではなく、少子化対策に陰を落としていた。


 金儲けしかない経団連の一部の亡者は、中酷の購買層から与えられた甘い汁が忘れられず、搾り取れるうちにと中酷のご機嫌取りに暇がない。更には賃金を抑えられる外国人労働者の受け入れを政府に働きかけた。政府には日本を食い物にしようと目を光らせる輩が少なくない。


 「暴かれる悪魔的思想のグローバルリズム」


 国際化や人権を謳い文句にグローバルリズムを日本に浸透させようと躍起になる輩が横行していた。グローバルリズムの前提は、「国家の解体」により地球を一つの共同体と捉える極めて危険な思想だ。民主主義国家が危ぶむ共産主義に匹敵する。共に豊かに「共生」を謳う共産主義は、誠実な者もいれば怠け者もいる人類には「正直者が馬鹿を見る」不向きな思想だ。グローバルリズムとは国家解体を行い、暴力による無秩序な弱肉強食の世界を作り上げる入り口でしかない。

 自分たちの負の歴史から人権や差別に過敏な欧米諸国は上から目線で難民や移民を人道的と善意者を気どり受け入れた結果、街は異国の看板だらけ、昼夜を問わず住宅街にサイレンが鳴り響き、あちらこちらで利己主義な身勝手な自己主張を訴える乱闘騒ぎが起こり、子供たちが一人で登下校する様を欲望の眼差しで見て襲う性被害の増加。英国・ロンドンではのように自国民を上回った移民により犯罪が横行し治安は悪化の坂道を突き進む、まさに世紀末の状態になる。

 武力行使を嫌う人間たちが好んで無政府状態のアナーキズムを推し進め、暴力による世界を築き上げようとグローバルリズムを推奨している。街はバットをフルスイングで善意の頭部に叩き込む。警察車両は破壊され、混乱に乗じて強盗や強姦があちらこちらで繰り広げられる。

 日本は神が与えて下さった他国の者が容易に侵入できない島国要塞。その要塞の利点を愚かな国際世論にねじ伏せられ、さらに労働者不足により移民を安易に受け入れようとしている。取り組むべきは未来を睨んだ少子化改善であり、富国のための企業技術補助、持てる資源の有効活用であり、その場しのぎの打開策でない。観光日本と呼ばれコロナ前とは異なった訪日客が戻ってきている。

 以前は中酷の富裕層による爆買いだったがSNSの広がりにより、日本の文化や民度・子供の行いからも伺える教育に注目が集まり、海外のジャーナリストや著名人・インフルエンサーによって浸透し、日本の魅力が確認されるようになっていた。彼らは中酷・缶酷を旅し、日本へ。日本も同じアジアと言う欧米諸国の認識を覆し、異質な「planet Japan」として認識されるようになり、同時に永住の地として選びたいとの認識も広がりを見せていた。彼らは日本を訪れ、恵まれたはずの自国への認識を「井の中の蛙大海を知らず」の思いで見つめなおす機会を得ている。彼らは愛する日本の文化・民度を守るため「郷に入れば郷に従え」を重視する。移民を受け入れるのであれば、彼らを呼び込むことだ。

 移住には最低限の日本語力やモラルを要求し、篩にかける必要がある。また当初は本人の意思に関係なく出身国が反日思想でないことや中酷の国家総動員法など今日は笑顔でも明日は鬼と化す者は避けるべきだ。他国からは「差別」だと非難されようが自国を守るための「分別」であると強気に出る姿勢を貫く強い意志を持った議員を選択理由の第一位に上げる国民性が求められる。

 

 亡者と化した政治家は扱いやすい外国人を大量に日本に招き入れる準備を始めた。外国人労働者の在留資格「特定技能2号」の対象分野を大幅に緩和。熟練技能を持つ外国人に、事実上、無期限滞在を可能に。五年後には永住権が獲得できる。更にその家族を呼び寄せることも可能にした。その家族は着の身着のまま訪れる訳で日本を理解できないまま振舞えばトラブルメーカーになるのが必至だ。高齢者化が進みその地域は乗っ取られていく。日本が内部から崩壊する悲鳴に似た悪法が次から次に実施されていく。


 可笑しな輩が目を付けたのが国を持たないクルッタ人だ。その野望は壮大だった。彼らを招き入れ恩を売り、自らと反日政党の新派に育て上げようとした。これに加担したのがNHKだった。NHKは無教養な外国人に移住を促進するため日本人との結婚を推奨するように安易に日本国籍・永住権を獲得できる方法を連続ドラマで推奨した。自称難民の外国人は日本の女性に片っ端にナンパし愚かな日本人女性を妊娠させ結婚し国籍を獲得すしる荒業に打って出た。

 可笑しな輩は更に日本転覆の道筋として外国人を移住させ人数を増やし外国人参政権を与え地方政治を抑え込もうとしている。地方の次は国政だ。前例は作ってはならない。箍がゆるとは油断でしかない。この目論見は露呈し反感を買い挫折。

 そこで一か所に移住者を集中させ実効支配に乗り出した。それが埼玉県川口市だ。支援団体により難民申請を行うクルッド人の多くは観光ビザで日本に入国。川口市周辺で暮らす知人などの伝手を頼らせ集まらせる。拠点には解体現場で働けないはずの仮放免のクルッタ人が目立つが労働不足から放置されている。彼らの解体方法は日本の法を無視したもの。隣接する建物を壊してでも目的を達成する野蛮な方法。工事費も2~3割安く廃棄物の処理も不法投棄。金を得れば主張は大きくなりゴミのポイ捨てや落書き、騒音が問題になると「日本人は引っ越せ」と住人に罵声を浴びさせる。


 移民が悪いわけではない。郷に入れば郷に従えで他人の家・国に間借りしている敬意があり、地域との協調性があれば問題も起きにくい。しかし、クルッド人のようにゴミ出しのルールや生活習慣などの違いによる、住民との摩擦を侵す者も少なくない。可笑しな輩は日本人にいると彼らを擁護するが悪行の認識が違う者と同じと考えること自体、問題のすり替えだ。

 社会保険が受けられない不満から公共性の高い病院を占拠し業務妨害を行う弊害も発生している。クルッド人のように無教養な者はコミュニティを拡大し、徒党を組み平穏を乱す行為に出る。独特な教育を受けた中酷・缶酷にも同じ傾向が観られる。缶酷は度重なる国際試合で醜態を見せている。国際法規の意味が漢字を捨てた結果、ニュアンスで感じ取る表音文字では理解できず、国際問題になり、反日運動が世界に知られるにあたり、思考能力に疑いを持たれ孤立化が増大している。

 これらは全て無教養の幼少期を過ごしたせいであり、それは日本の受け入れる人権の問題ではなくその国の問題であり、援助するのであればその国の育成であり、何もせず逃げ出した者を擁護することではない。

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