読み始めて、最初からわくわくしてました。それはこれから旅するお話だからと言うのもあると思いますが言い回しもとても好感の持てるものでした。女の子の恋心の純粋な部分とかリアルな気持ちが上品に書かれていて、それでいてとても開放的な気持ちになれる素敵なエッセイだなと思います。最後は切なくて涙ぐんでしまいました。私も一人旅に出かけたくなりました😊
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(93文字)
「これからも私は、ひとり旅をする。 また、恋に落ちることがあるかもしれない。きっと予期しないことの連続で、だからこそまた、新たな旅に出る。次の目的地はまだ決まっていない。それでもまた、青く透き通る海に、私は訪れるのだろう。」この最後の文言がまだ若く、だからこそ可能性もあるでも、不安だらけな作者と同年代の自分に刺さりました。相手にどう伝わるかわからないけど言葉にすることで気持ちを共有できるかもしれない言葉って素敵ですね