応援コメント

10 それでも仲間だから」への応援コメント

  • お邪魔しております。

    育った環境のためか、根本的に考え方が違う二人。
    一葉さんの言うように、誰も死なせずに実験を止めさせられるのが理想でしょうが、そう上手くはいかないでしょうね……。
    まだ研究所の人たちが隠していることはたくさんありそうですし。

    また一葉さんの考えは一貫性がなく、チップによる思考修正の可能性もある……となると、終希さんにとっては気が気ではありませんね。

    ひとまず一葉さんが無事に戻ってきますように。

    作者からの返信

    2章も読んで頂きありがとうございます。

    似ているところもあれば正反対なところも多く、ぶつかってばかりの二人が(決断を後回しにして)同じ方向を向くことが出来ました。
    終希は一葉を信じる以外できず気が気ではありませんが、そうですね……何事もなく帰ってきてくれるといいのですが。

  • こんばんは。

    一貫性のない一葉さんに内心翻弄されている終希さんお疲れ様です…。
    よく言えば共感性が高く柔軟なのかもしれませんが、流されやすいので一貫性のある人にすれば信頼をしにくい相手だということに説得力がありました。

    あって当然だったものを喪失したことによる、怒り、憎しみ、悔いが終希さんにあるから、悲しいだけの一葉さんと噛み合わないのだなと感じます。
    辛うじて怒り憎しみ悔い悲しいに共通する大元の嫌な気持ち(快不快の不快)だけが共通しているだけで、感じ方に差があることが一葉さんには伝わらないことがもどかしく感じました。だからこそ終希さんのことを知りたいのだなとも。

    もちろん一貫性の有無や実験体であっても村にいるか、研究施設で生きてきたかどうかで違いが出てしまうのだなと言うことも感じました。

    他人との関りが無くなって厭世的で人の行動が読めなくなり、コミュニケーション能力が下がった代わりに地形に対する理解が深まったという言葉が印象的でした。
    ただ、本に対する指示や頷きたくない葛藤を一時的に保留するなどの目的に対する執着心と真剣みが伝わりました。目的があるから一葉さんと一時的に協力するということが分かりました。
    人と暮らすことのなくなった狩人みたいだなと思いました。復讐者なのですが。

    12の執筆お疲れ様でした。
    これからも楽しみにしております。

    作者からの返信

    長々と感想を書いていただきありがとうございます。2章ラストの区切りということもあり、とても嬉しく思います

     ずっと一葉視点で語っていたために気が付かなかったこと(思考のブレ等)が終希視点になって分かった回となりました。
     お互いに身近な人を失っているのにそれに対する感情が違いますが、悲しいとしか思わないことと、悲しいとは思わないこと、どちらが良いとかそういうものではありません。抱く感情は人それぞれですね。

     人との関わりを絶った狩人……確かにそうですね、間違っていません、それどころか的を射ています。

    DopqəlMeltを書くために2ヶ月ほどお休みします。またよろしくお願いします

    コルヴス