ゆったりほのぼのテンションで終わるのかと思いきや、途中でお豆腐やさんが元気を取り戻して、テンションの緩急があるところが上手いなって思いました。
豆腐せんべい、糖質控えめのおやつとして、実際に流行りそう。
作者からの返信
豆腐は重しをのせて水を抜くと固くなるんですよね。それを焼けばせんべいみたいになるんじゃないかと一生懸命自分で考えたのですが。世界は広いですね。既にレシピがネット上に公開されており、ちょっと検索したらすぐに見つかりました。残念ですが私は後発組だった模様です。作中ではまだ発見されていない……ということで、ここはひとつ何とか。
この作品では四千字で出来ることの限界に挑戦してみました。何気ない「赤いきつね」の中にも世の中の色んな真実が含まれており、幸福の切っ掛けとなり得ることが表現できていたら嬉しいですね。
励みなるコメント&評価をありがとうございました!
一矢さん、カップ麺ネタで色々話を思いついて凄いですね。私はこんなに何種類も書けない……。
ツクモン、優しいですね。物にも魂が宿るという考え方って、日本の伝統の良い所だと思います。異なる物、者と心が通じる話、温かくて楽しかったです。
作者からの返信
異文化コミュニケーションの究極系ですね。
ファンタジーの素敵な所はこういった常識では考えられない絆を表現できる点だと思います。少なくとも私はミヒャエル・エンデからそう教わりました。『はてしない物語』は『指輪物語』『ホビットの冒険』に並ぶ私の原点なのです。
物語を生み出すコツは常日頃からアンテナを張って「面白い・凄い・素敵」を収集すること。プロの作家さんたちもそうおっしゃっています。それは他の方の作品を読む時だけではなく、街中を歩いている時、働いている時、テレビを見たりスマホをいじっている時も例外ではないのです。心のアンテナに引っかかったらすぐにメモ。現実こそ最良の師匠ですね。(ツクモンのモデルは私が学生時代お世話になったカップ麺の自販機だったりします。PAではなく大学の構内にあるものでした)あとはジャンルごとの王道パターンを沢山知っておくと引き出しが増えるのではないでしょうか。
こちらこそ温かいコメントと評価をいつもありがとうございます!
偉そうに語ってしまいましたが私もまだまだ修行中の身。これからも心温まる物語を生み出せるよう努力しますね。
どうか今後ともよろしくお願いいたします!
ツクモン、本当にかわいいですね(*^^*)
ツクモンが活躍するお話をもっと読みたくなりました(*^^*)
作者からの返信
そう、とってもいじらしくて可愛い妖怪なのです、ツクモンは! 自動販売機なんだから動けなくて喋れない。それだと普通ならお話にならない所ですが、見せ方次第でいかようにも物語は生み出せるということを証明したかったですね。
あんまり続きを書いているとそのうちトランスフォーマーのように変形して他の妖怪とバトルを始めてしまうかもしれませんが、PAの交流や触れ合いという側面ではまだまだエピソードが眠っていそうな気もしますね。いつか挑戦してみたいものです。
励みになるコメントと評価をありがとうございました!
編集済
突然のコメント失礼いたします。
タイトルを完全に裏切る感動的なストーリー。
読んでいるうちにいつの間にか愛着が湧いてしまう自販機ツクモン。
いや、これ……実際に多野PAに自販機あるのでしょうか?
僕の住んでいるところからは遠すぎて、行って確かめることはできませんが、
他の読まれた方は実物のツクモンに会いにいくんじゃないでしょうか。
(ごめんなさい、ここまで書いて概要欄を見てフィクションであることを確認しました。すみませんでした。でも、存在していてほしい!)
それくらい魅力的な作品でございました。
ありがとうございました。
作者からの返信
ははは、リアリティありましたか?
実はそこが一番苦労した所なので、感じ取って頂けると嬉しい限りです。現実だと多野ではなく田野PAなんですよね。他にも話の都合にあわせて色々と設定をいじっています。冬場にカップ麺を食べるのに屋外はないだろう……という理由で休憩所の建物を急遽こしらえたり。なので、実際に常磐自動車道を訪れてもこれに該当する光景は見つからないと思います。自動販売機はあってもドリンク類か、アイスぐらいだったと記憶しています。
しかし、「幸せ」を表現するのにリアリティは必須なので妖怪を出してしまった分を帳消しにできるリアリティを舞台に求めたというわけです。
苦労した甲斐があり、皆様に楽しんでもらえたようで作者冥利に尽きますね。
素敵なコメントと評価、レビューをありがとうございました。身に余る光栄でございます!
こんにちは。
どんどん怖くなるのかなと思っていたらラストは感動的!
思わずうるりときそうでした。
こんなにやさしい怪異(ツクモン)がいるなら訪れてみたいです。
作者からの返信
喋れない、動けない、主人公としてはまったく作者泣かせのキャラクターではありますが、その優しい心は人間以上なのです。
私達の知らない社会の裏側でこうした妖怪たちが隠れ住んでいるの所を想像したら何だかワクワクしてきますよね!
冬場に食べる「赤いきつね」のように温かい雰囲気を楽しんで頂けたのなら幸いであります。
励みになるコメント&評価、ありがとうございました!