応援コメント

第八回 太史慈、死を目前に大望を語る」への応援コメント

  • 楽しく拝見させていただきました。
    太史慈、たった一人での流浪でしたが、立ち位置としては流浪時代の劉備に近い印象ですね。
    独立に成功して皇帝への階を登った太史慈が劉備で、独立に失敗して群雄の部下に納まった劉備が太史慈という感じです。
    どちらが結果として幸せなのかはわかりませんが、皇帝目指した太史慈ifルートを見てみたいですね。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    楽しんで読んでいただけて、大変嬉しく思います。
    太史慈は劉備のifという感はありますよね。しかし、彼には関羽や張飛も、簡雍だっていない。その辺りが分かれ目だったのかもしれません。
    太史慈が建国して、国を軌道に乗せた未来も見てみたいですよね。そうなると、孫策が早死にしてそうですが……。

  • 太史慈伝、お疲れ様でした。
    呉の武将の一人だな、くらいの印象でしたが、彼もまた天下に覇を唱えようとした群雄の一人であったことが分かりました。
    ホラーでない話も良いですね。ありがとうございました。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    太史慈は意外と特殊な立ち位置にいます。最終的には孫権に仕えたという立場でありながら、劉繇や士燮と同列に扱われ、かといって独立した期間はあまりにも短い。その特異さが伝わる内容になっていればいいのですが……。
    ホラーでない話も、(一応)いろいろ書いてますので、また読んでいただけると幸いです。

  •  こんにちは、モブ モブ夫です。

     太史慈、三國無双(初代の格ゲー)でメインキャラとして使ってました。
     本当に強くて、友人同士の対戦では負け無しだったのを憶えています。

     それにしてもメインウエポンがまさかの弓……。
     性格の方も、エキセントリック手前のアグレッシブ漢だったのですね。

     太史慈の(ゲームメーカーの所為で)隠れた魅力に気付かせて貰い、大変満足致しました。

     これからも御作を楽しみに拝読させて頂きます。

     モブ モブ夫でした。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    「三國無双」の太史慈は強かったんですね~。最初期から登場してますし、ある意味では優遇されていますね。

    正史における太史慈の使用武器は弓と戟です。特に弓は百発百中というべき腕前なのですが、「真・三國無双」で反映されていないのは忸怩たる思いがあります。

    太史慈のキャラクター面の面白さに関しては、ゲームの問題もありますが、そもそも「三国演義」でのキャラ付けの問題もありますけどね。
    機略が縦横を巡り、謀略もいとわず、戦えば強い。魅力的な人物ですよね。

  • 太史慈、退場早かったからなぁ。


    第二部以降として、
    物語の中の太史慈とか
    ゲームなんかのメディアで用いられる太史慈とか
    史実とは違った別のベクトルで語られる太史慈をテーマにして章を並べて見るとか。
    それぞれにスポットを当ててみれば色んな比較や「太史慈」という人物にどんな思惑を持たせられていたのか深堀要素があって面白い構成になるんじゃないかと。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    太史慈は劉備ほどでないですが、流浪パートの長い人ですね。

    ふむふむ。
    各メディアで描かれる太史慈をさらに深掘りしていくのは面白そうですね。けるぬらさんによる「太史慈伝 第二部」に期待です!

  • なんと、もう最終回でしたか。
    自分も、確か赤壁の頃まではいたよなぁという、うろ覚えの状態でした。
    しっかりと調べなければ書くことができないであろう歴史小説を、短い時間で読んでしまい、申し訳ない気持ちになりました。
    お疲れ様でした。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    太史慈は孫権配下になってからはそんなに長くないですからねえ。
    元々、趣味で調べてた部分なので労力自体はあまりないのです。間違いがないかとか整合性おかしくないかとかは調べ直す必要ありましたが。
    最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

  • 早すぎる晩年の太史慈は、どのような心境だったのか。
    傍から見ていれば孫権陣営に属しているようでも、彼自身はそう思っておらず、立つための力を蓄えていた、そんな風に考えていたのでしょうか。
    う~ん、わからん!
    けど、少なくとも言えるのは、彼には野心も実力もあったし、少し何かが違っていれば(落ち着き先が別な地だったりすれば)ひとかどの勢力の主となって三国時代に立っていたかも知れない、それだけの男だったということですね。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    晩年の太史慈の心境は複雑なものだったでしょうね。独立の気概を保っていたようにも、孫策への恩義から孫権を守ろうという気持ちを持っていたようにも思えます。独立するのなら、孫権に政権が移ったタイミングが好機なので、それを静観した事実もあります。
    身一つでこれだけのことができる太史慈は凄いのですが、それでも劉備に対する関張や孫策に対する周瑜のような人がいたらなあと思ってしまいます。


  • 編集済

    完結。おめでとうございます。
    ラストにて、正史と演義のズレが強調される。他方、「太史慈という人物の芯」と「正史準拠の物語の軸」はズレることが無い。その対比が、物語に奥行きと陰影を与える。そして物語そのものはすんなり入って来て、しかも、一層感慨深い。冒頭の正史に対する問いの回収もしっかりなされている。さすがですね。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    完結まで読んでいただき、感謝です。
    太史慈は孫権陣営になってからは活躍がほとんどないので付け足したのだと思いますが、相手が張遼とはいえ敗北を増やされるのは複雑な気持ちです。
    奥行きを感じられる物語になっていたのなら嬉しく思います。太史慈が呉の建国に当たって果たした役割を描けていると思っていただければ幸いです。

  • 三国志の高みに孤鷹のごとき輝きを放った太史慈。その一代記を描ききった作者さまの筆力に感嘆です。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    太史慈の輝きを感じ取れる小説になっていたのなら幸いです。素晴らしいお褒めのお言葉、光栄です。

  • 本作を通して
    太史慈という英雄への印象が
    大きく変わりました。
    ありがとうございます。

    彼の人生のように駆け抜けていった連載、
    お疲れ様でした。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    物語で語られることの多い太史慈とはまた違った太史慈を感じ取っていただけたなら、良かったです。
    長いとは言えない太史慈の人生とこの連載でしたが、読んでいただき、ありがとうございました。

  • 批評というのも烏滸がましいですが、正史の太史慈がしっかり書かれていて好感しました。彼もまた一個の英雄だったとおもいます!

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    正史の太史慈がとても格好いいので、そのイメージを伝えられればと思い、書いていました。英雄として感じられるものになっていたのなら良かったです。