このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(110文字)
AIに急かされながらの卒業試験。それを必死にこなして晴れて卒業したい主人公。物語は淡々と進むが舞台設定が面白い。SFである。紛うこと無く奇妙で、良くわからないこの世界観はSFである。そしてラストシーン……うん、自分の目で確かめよう。
赤いきつねと緑のたぬきを題材に、良質なサイエンス・フィクションを作り上げています。世界観も素敵です。