遙かなる目的地(猫機長)

NEO

またこれ

 私はパステル・ウィンダム。

 一式揃ったケースを片手に、アレサ空港のブリーフィングルームにいた。

「今日の機長はジーナリアか。何度も一緒に飛んでるけど、悪くないんだよね。結婚でもしてやるか」

 私は笑った。

 しばらく待っていると、額に冷○ピタを貼ったジーナリア機長がやってきた。

「今日ダメ、キャンセル。代わりはあれ……」

 ジーナリアが咳をしながら指さしたのは、早くも航空情報を入手したようで、入念にチェックしていた『猫』だった。

「ぎゃあ、噂の猫機長!?」

 私は思わず声を上げてしまった。

「ん、なんだ。遅いぞ」

 猫のくせになのか猫だからこそか、やたら偉そうで落ち着いたトーンの制服をきた茶トラ猫が口角を上げた。

「あ、あの、コパイのパステルです。よ、よろしくお願いします!!」

 私は猫に頭を下げた。

 猫だからではない。本名不詳なので、猫と呼ぶしかなかったのだ。

「うむ、よろしく頼む。今回は大洋を越えて、キドニー国際空港までのロングフライトだ。 まあ、楽しくやろう」

 猫機長が握手を求めてきたので、私はその肉球をぷにぷにした。

「うむ、お前は猫好きか。大体、ぷにぷにしたがる」

「ご、ごめんなさい!!」

 私はまた頭を下げた。

「そう固くなるな。よし、いくぞ」

 猫機長が笑みを浮かべた。

 ……この猫機長。会社では有名だった。

 腕はいいのになぜか、一度も目的地に着いた事がないと。


 出発準備を終え、グラスコックピットの画面でチェックリストを済ませ、私はインカムをセットして向かって左側の席に座っていた。

「このアラセ空港は混雑することで有名だ。最悪、三十分ぐらいのディレイは覚悟だな。さっきからプッシュバックの許可を待っているがまだまだだ」

 持参のマタタビ茶を飲みながら、猫機長がノンビリ呟いた。

「まあ、その程度なら上空で取り戻せますね。チョコ食べちゃおう」

 おおよそ離陸前の緊張感を感じないコックピットは、のんびりと時間が過ぎていた。

 やがてインカムからグランドコントロールの声が聞こえ、ようやくプッシュバックの許可が出た。

 機体が押されてスポットを離れ、駐機場でエンジンスタートの許可がでた。

「ナンバー二始動」

 私はオーバーヘッドパネルのスイッチを弾き、画面でエンジンスタートの指示をだした。 甲高い音と共にエンジンが始動し、四発あるエンジンが全て正常に始動した。

「チェックリスト……」

 猫機長が呟き、私の読み上げに従って画面の項目にタッチして消していった。

「よし、問題無い。タキシーウェイ33Rを使ってランウェイ34だ。間違えるなよ」

「分かってます」

 私はスラストレバーを最小限引き、膝近くにある小さなホイールを回して機体を操作しながら、ゆっくり誘導路を進んでいった。

 ちなみに、この空港の速度制限は時速十キロだ。

 私は大型機を狭い空港から引っ張り出すために苦心し、指定通りの滑走路に入った。

「ロイヤルエア332。クリヤーバイテイクオフ」

 私と猫機長の手がスラストレバーに乗り、二人で一気に最大出力まで引いた。

 激しい金切り音が巻き起こり、機体が爆発したかのような勢いで加速を開始した。

 一般的な魔力エンジンなので、旧型機でよく見かける燃料は不要だが、乗客満席の貨物満載。離陸滑走距離は、それなりに長いものになった。

「……V1」

 私は大気速度計を読みながら声を出した。

 さすがの猫機長もここは真剣で、めを細めて操縦桿に手を乗せていた。

「……V2、VR」

 私は声を上げながら操縦桿を引き、猫機長も操縦桿を引いた。

『ロイヤルエア334、レフトターン270。高度6000で指示を待て』

 地上の管制から無線が入った。

「ロイヤルエア334 レフトターン270」

 まるでクリップの曲線部分のようなカーブを描くように指示され、私は機体を大きく左旋回させた。

「ギアアップ。フラップ、オート」

 猫機長の肉球が画面上を走り、ギアレバーを上に引き上げた。

 ガコンと大きな音がして、脚が引き込まれた事が分かった。

「よし、離陸は完了だ。サンキュ」

「はい、サンキュ」

 私は笑みを浮かべた。


 アラセ空港を発って数時間。

 高度一万メートルに達した飛行機は、オートパイロットに任せて大洋上を巡航していた。 キドニーまで十六時間近いフライトなので、私はひたすら気合いが入っていた。

 猫機長は持ち込んだ小型端末でYo○Tubeの動画を楽しみ、私は編み物をして時間を潰した。

 この機種は歴史は長いが、アップデートが繰り返され、もうこれが最後だろうといわれている400だった。

 オートパイロットも最新式で、あらかじめセットしたフライトコースを延々と飛び続けるため、特に非常事態がなければ対応する必要がなく……要するに、適度に暇だった。

「うむ、やはり猫動画はいいな。癒やされる」

 同じ猫の猫機長が、目に涙を溜めながら呟いた。

 ……疲れているのかも。

 私は密かに思って、ちょうど編み終わったマフラーを猫機長の首に巻いた。

「うむ、これはありがたい。ちょっと寒くてな」

 涙を拭いて、猫機長は笑みを浮かべた。

「ちょっと空調の調子がおかしいですからね。私も肌寒いです」

 私は笑みを浮かべた。

「なあ、パステルよ。保護猫問題をどう考える?」

「な、なんですか、いきなり!?」

 猫機長の突然の問いに、私はぶったまげた声を上げてしまった。

「全く、世の中猫だらけだ。飼い猫という言葉は嫌いだが、今まで面倒をみてくれていた者が突然いなくなるんだぞ。身勝手だと思わないか?」

「そ、それはそうかと……」

 猫機長がまた泣いた。

「ああ、ダメです。泣いたらダメです。私は猫好きですが、仕事柄飼っていませんから!!」

 自分でもよく分からないフォローをしながら、猫機長が大好きそうなマタタビ茶を注いで飲ませた。

「あ、ありがとう。俺は悲しい、悲しすぎるぞ。犬は知らんが猫はダメだ!!」

 ……でた、猫贔屓。

「いいからYo○Tubeはもういいです。本でも読みましょう!!」

 私は自分の鞄から慌てて文庫本を取り出した。

 タイトルは『戦場にかける猫』……。

「ダメだ。これ、もっとダメだ!?」

 自分でもなんでこんな本を買ったのか分からないが、確か戦場に取り残された猫があらゆる武器を駆使して、単身で敵を殲滅してしまう……そんなストーリーだった気がする。

 うん、これならかえって喜ぶかもしれない。

 私が本を渡すと、猫機長は小型端末をしまい、本を読み始めた。

「うむ、最初は猫パンチか基本だな。しかし、必殺の猫キックがない。まだ考察が甘いな」

 猫機長がニヤッとした。

 ……喜んでる。

 私は優しい笑みを浮かべた。

「ほう、次は拳銃か。撃てなくはないな。持ってるし」

 猫機長が腰のモノをチラッと見せた。

「ああああ、ダメです。持ち込み禁止です!!」

「コルク弾だ。問題あるまい。お前だって、その鞄に入っているんだろ?」

「……え、えっとまあ。女の子のエチケットとして」

 私はハンドバッグの中からワルシャーPPKを取りして見せた。

「全弾コルク弾です。撃っても機体に穴は開きません」

 私は笑みを浮かべた。


 しばらく巡航を続けると、アテンダントが食事の注文を取りにきた。

「ああ、俺は猫缶でいい。お前は肉と魚両方食ってしまえ」

「ええ!?」

 国際線ゆえ、基本的にファーストクラスの食事が運ばれてくるので、かなりの量になる。

「どちらかでいいですよ。えっと、肉……」

「機長命令だ。両方食え」

 猫機長が笑い、アテンダントが下がっていった。

 そして、私に猫缶を差し出し、蓋を開けろといってきた。

「どうしても、猫缶の蓋は自分で開けられなくてな。これはコパイの仕事だぞ。こうして、二人で飛ぶんだ」

 猫機長が笑みを浮かべた。

「分かりました。えっと……」

 私は固いプルトップの蓋を開け、蓋を剥がして猫機長に渡した。

「今日は金印だからな。ちょっとは美味いだろう。黒印は不味くて食えん」

 猫機長がガツガツ食べている間に、コックピットに大量の食事が運ばれてきました。

「お酒はありませんが、フルコース二人前です。どうぞ」

 アテンダントが笑った。

「……うげ」

 私は小さく息を吐きました。


 私たちの飛行機は大洋の真ん中にある、通称無着陸空域に差し掛かった。

 ここは、近辺に着陸できるような滑走路がない転々と小島がある程度の空域で、大洋越えの航空機の難所とされていた。

「……あれ、第二エンジンかな」

 神経を集中させていないと分からない程度の微振動を感じ、私はグラスコックピットの画面をみた。

 エンジンは四機とも正常に稼働していて、燃焼温度もほぼ均一。これといった、問題は見当たらなかった。

「出発前の点検では、第三ピトー管の不具合以外は問題がなかった。成層圏を飛ぶ鳥などいない。あまり神経質になるな」

 猫機長が小さく笑った。

「そうですか。でも、気になりますね……」

 私はディスプレイの数値を見守った。

『緊急警報。アラスタエアラインの777が操縦不能。そちらの航路と交錯する恐れがある。進路変更、ライト-ターン26』

「ロイヤルエア334了解。ライトターン26」

 私は管制からの指示を復唱し、私はオートパイロットを解除して、手動で指示された通りに飛行機の針路を変えた。

「この高度で操縦不能か……」

 猫機長の目が真面目なものになり、小さく息を吐いた。

「キツいですね。恐らく……」

「その先はいわない事だな。気が滅入る」

 猫機長の言葉に私はため息を吐いた。


 運が悪いときは悪い。

 私たちの飛行機は無着陸地帯を抜け、なにかあってもいくらか着陸地点がある空域に到達した。

「ふぅ、これで一安心ですね」

 私は額の汗を拭いた。

「なにをいっている。乗客五百六十人に貨物満載だぞ。最低でも三千メートルは滑走路が必要だろう。この辺りにそんな空港はない」

 猫機長が笑った。

「そ、そうですね……」

「お前なぁ、初めて操縦しているわけではないだろう。少しはこの機体を信用しろ」

 猫機長がまた笑った。

「はい、頑丈でいい機体です。ですが、嫌な予感がしているんです。これ、ハズレないんですよ……」

「じゃあ、今回はレアケースでハズレだな。あと五時間だ。そろそろ降下だぞ。準備しろ」

 猫機長は無線で管制とやり取りし、オートパイロットを操作して高度を下げはじめた。

 雲海の下に出ると、あいにく天候は雨だった。

 私はワイパーを全開にして、窓の雨粒を弾き飛ばした。

「うむ、予報と違うな。晴れのはずだが……」

 猫機長は呟き、気象レーダーの画面をみた。

「真っ赤だな。いずれにしても、嵐の中を突っ切る事になる。ベルトサインをつけておこう」

「はい」

 私はベルトサインのスイッチを弾いた。

「さて、俺名物の飛行機おちょくりの開始だ。知ってるだろ?」

 猫機長が笑った。

「はい……お噂はかねがね」

 実は、会社内では有名だった。

 猫機長は、条件さえ揃えば飛行機をおちょくって遊ぶと……。

「よし、嵐の薄い中ではなく、わざと濃いところを通ろう。なにが起きるか楽しみだ」

 猫機長は笑みを浮かべ、ちょっとだけ牙が見えました。

 ……本気で狩るつもりだ。

 私はベルトを強めに締め、もう諦めの気分で一応操縦桿に手を掛けた。

 目の前の景色が黒雲に変わり、あっという間に真っ暗になると、いきなり強烈に突き上げるような乱気流にぶち当たった。

「おげっ!?」

「おい、コパイがそれでは困る。冷静に対処しろ」

 大揺れする中、猫機長が笑った。

 そのうち真横に飛んできた稲妻が機体を直撃し、一瞬全ての明かりが消えたが元に戻った。

「なんだ、この程度か。面白くないな。いいだろう、一回転させてやる」

 猫機長は操縦桿を大きく右に回し、嵐の中で機体を横転させた。

「あ、あの、これクレームものですよ!!」

「知らん。嵐のせいだといっておけ」

 猫機長が小さく笑った途端、いきなりアラームがなった。

 気にしていた第二エンジンが火災を起こしたようで、自動消火装置が作動した。

「止めないと!!」

 私は第二エンジンをシャットダウンし、安全装置をオンにした。

「うむ、やっと面白くなってきたな。この機体の凄さはここからだ。もっとおちょくってやろう」

 猫機長が楽しそうに言った時、私は突然の腹痛に見舞われた。

「あ、あの、トイレ!!」

 私はベルトを外し、コックピットの扉を蹴破るようにして出ると、手近なトイレに駆け込んだ。

「全く、食中毒なのか食べ過ぎなのか……」

 元々胃腸が弱い私は、常に整腸剤を持ち歩いているので、制服のポケットに入れてある瓶を取りだし、錠剤を噛み砕いて飲み込んだ。

 まあ、食中毒ではこんなものではない。ただの食べ過ぎだったのは分かっていた。

 それにしても、嵐で揺れる飛行機のトイレは最悪である。

 壁に手足を踏ん張って無理やり体を固定して、ベルトサインの意味を痛感していた。

 用が終わると、私は急いでコックピットに戻り、席についてベルトを締めた。

「お前がトイレに行っている間に、色々やった。もう満足したから、あとは目的地に向かおう」

「そ、そうですか。第二エンジン停止です。最寄りの空港に降りるのがルールです」

 私は額の汗を拭った。

「キドニーが一番近い。正確には一つだけあるが、この天候で閉鎖だ。キドニーもギリギリだぞ。急ぐ」

 猫機長は管制塔と連絡を取りながら、キドニー空港空港を目指して降下していった。

 その途中、フッと嵐が去りカラカラに乾いたような地上の景色が見えてきた。

「うむ、どこだここは?」

 猫機長が小首を傾げた。

「フライトマネジメントも作動しません。現在地不明です」

 私は泣きたくなった。

「泣くな、それでもパイロットか。エラく古くさいが、目の前に滑走路が見えてきている。着陸するぞ」

 猫機長の操縦で、荒く舗装された滑走路に着陸すると、もの凄い振動が機体を揺さぶった。

「凄まじくほったらかしだな。この機体の脚は強靱だからいいが、止まれるか……」

 最大限に逆噴射を掛け、フルブレーキを踏みながらなんとか最小限の着陸滑走で飛行機を止めると、私は小さく息をはいた。

「おい、ちょっとキャビンをみてくれ。お前じゃないが、俺も嫌な予感がする」

「はい」

 私はベルトを外し、客室に行ったが誰もいなかった。乗客もアテンダントたちも……。

「……なにこれ?」

 私は思わず呟いてしまった。

 一瞬固まってしまったが、私は慌ててコックピットに戻った。

「機長、誰もいません!!」

 私は大声で猫機長に報告したが、うろたえるかと思えば小さく笑い声が返ってきた。

「出たな、『キドニーの怪』。この辺りを飛ぶパイロットの間では有名なんだ。いきなり景色が変わって、古びた滑走路があって……まさに、この状況ではないか」

 猫機長がフンと鼻を鳴らした。

「なんで、そんなに落ち着いているんですか!?」

「焦るな。ここを知っているという事は、元に戻れるということだ。戻ってこられなかったら、噂話にすらならないからな。もっとも、その全員とは限らないが、四の五の言ってもはじまらん。とにかく、シートに座ってベルトを締めろ。なにがあるか分からないからな」

 猫機長のいうことももっともなので、私はシートに座ってベルトを締め、拳銃を膝の上に置いた。

「さて、マタタビ茶でも飲んで一服しよう。煙草は平気か?」

「はい、大丈夫です」

 猫機長はマタタビ茶をカップ一杯飲み、煙草を取り出して火を付けると、備え付けの灰皿に灰を落とした。

「これぞ、究極の飛行機おちょくりだな。俺もどうなるかわからん」

 グラスコックピットのを切り替えながら、猫機長は色々調べているようだった。

「ダメだな。電波を発信する装置は全て作動しない。機体コンディションは第二エンジン以外は正常だ。ん?」

 機体の上を低空で多数の大型機が重低音で飛んでいくのをみて、猫機長が小さく声を上げた。

「あれは爆撃機だな。約八十年前に主流だった機体だ。これは、面白い事かもしれんな。今は大きな戦争の真っ最中とみた」

 猫機長が小さく息を吐いた。

「大きな戦争って、私たちどうなるのか……」

 私は拳銃を握りしめた。

「お前、確か魔法を使えたな。この機の姿を隠せ」

 猫機長が小さく頷いた。

 魔力エンジンがあれば魔力があるわけで、魔法が生まれるのは自明の理だった。

「大した事はできませんが……」

 私は呪文を唱え、外部からだけ不可視の結界を張った。

「うむ、これでいい。今、上空を爆撃機編隊の護衛戦闘機が飛んでいった。見つかったら事だったな」

 猫機長はまたマタタビ茶を飲んだ。

「……チョコ食べよう」

 私はハンドバッグの中から、チョコを取りだし食べた。

 なにもできないと分かると、私も変に落ち着いてしましい、コックピットにはなんだかアンニュイな空気が流れていました。

 何時間経った頃か、いきなり前方の風景が歪み、飛行機は海面すれすれを水平に飛んでいました。

「うわ!?」

「うむ、また飛行機おちょくりだな。マックパワー」

 猫機長と私の手が重なり、クルーズになっていたスラストレバーを引いてエンジン出力を上げ、飛行機を急角度で上空に戻しました。

「よし、機能回復したぞ。フライトディレクターはどこを示している?」

 猫機長が笑った。

「あ、あれ、アラセ空港に戻るルートになってる……」

 フライトディレクターとは、航路を設定すると自動的にその通りに飛んでくれる便利な装置だが、それはキドニー空港間近ではなく、出発地のアラセ空港に向かうルートになっていた。

「しかも、アラセ間近だ。第二エンジンもぶっ壊れているし、このフライトはキャンセルだな。さぞかし、乗客は喜んでいるだろう。またやったと。なにせ、俺は目的地に一度も到着していない機長だからな」

 猫機長が大笑いしたのだった。

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