無限無間であるはずの「時」をぎりぎりにまで凝縮し硝子塊に封じ込めたような、極めて美しい作品である。魔法のような文学だ。
おそらく、たった6場面。 ひとつひとつが、絵の様な、とても短い物語。 読めば、あなたも澄み切った秋空の冷たい月のひかりに、斬られる様な感動を手に入れる事が出来ます。 ほんの少し、お時間を拝借。 ぜひともお読み下さい。