まずは一つ前の項目も含めた話になりますが……。
私も現在のような小説投稿サイトを利用する何年か前まで二次創作活動をしていたので、その点で親近感を覚えました。
二次創作時代は、二次創作サイトのチャットで他のユーザーと話をしたり、そこから生まれた企画としてリレー小説の投稿に参加したりもしました。カクヨムは交流しやすいサイトのはずなのに、カクヨムではチャットもリレー小説も私はしていないので、やはり大きく違うのだな、と改めて思いました。
「作家活動を娯楽として提供する」というのは素敵な表現ですね。
私は結構たくさん(現時点で7つ)の小説投稿サイトに登録していますが、その中でメインとして使っているのはカクヨムです。趣味の執筆活動を楽しむという意味では、カクヨムが一番だと感じています。すくなくとも私にとっては。
たとえばPV数ならば読者数の多さゆえに「小説家になろう」の方が稼ぎやすいでしょうけれど、あちらは見かけの数字だけで手応えがない、というのが私の個人的な感覚。その点PVが桁違いに低くてもカクヨムの方が「本当に作品を読んでいただけた」という感覚が得られるので、少し不思議です。
ただし作品執筆そのもののを娯楽とするのでなく、コンテスト応募を楽しむという意味では「小説家になろう」のネット小説大賞にはかなわない、と思っています。例えばカクヨムコンもカクヨム運営側でそれなりに関連イベントを用意していますが、あくまでも「それなり」程度。ネット小説大賞は「受賞以外にも楽しみがいっぱい」というのを謳い文句にしているだけあって、そうしたサービスはふんだんに盛り込まれています。コンテストガチ勢ではなくエンジョイ勢の私としては、他のサイトの他のコンテストもあれくらいになってくれたらいいなあ、といつも思うくらいです。
……というようなことを、このエッセイを読んで改めて思ったのですが、コメントを書き込もうとしたところで気づきました。
「コンテンツ投稿サイトが設立された目的のひとつは、作家活動を娯楽として提供することにあるのではないかと私は思っており」を、私は「コンテスト提供サイトが設立された目的のひとつは、作家活動を娯楽として提供することにあるのではないかと私は思っており」と読み間違えていました! なんといううっかり!
作者からの返信
チャットとかリレー小説、懐かしいです。
私もやっていました。
掲示板みたいな機能があれば、カクヨムでも出来るかもしれません。
自主企画でも出来なくはないですが、ちょっと毛並みがちがう機能だから、キツいと思いますし。
「作家活動を娯楽として提供」、これはカクヨムが、同人文芸サークルとかカルチャースクールの文芸講座みたいなのを取り込みたいのかな、と感じたことがきっかけで思いつきました。
ネットなら、リアルとちがって、自分と同じ趣味嗜好の人とより広範囲で触れ合うことができますし。
その上で、ファンレターというかコメントをやり取りして、楽しむ……そういう意味では、たしかに「読んでいる」感覚が得やすいかと思います。
で、そのコミュニケーションの過程で広告を入れてカクヨムは儲ける、あるいはどういうモノが「受ける」か知ることができる、という感じかな、と。裏事情まで考慮すれば。
コンテストについては、どうなんでしょうね。
「小説家になろう」の方はチラ見しかしていない(そもそも他のサイトもチラ見しかしていません)ので、実はそこまで詳しくはありません。
つまり参加していないと分からないことについては、何も言えません。
「ネット小説大賞」は、そういう「楽しみ」や「サービス」があるんですね……。
まあでも、私はメジャよりマイナが好きなので、やはりカクヨムの方でいいや、と思ってしまいます。
むろん、よりよいコンテストになってくれれば、言うことはありません。
そういう意味では、他のサイトの影響がカクヨムに波及してくれればいいですね。
コンテンツ→コンテストは、私の書き方が悪いのでしょう^^;
pixivみたいにイラスト主体のサイトも考えて「コンテンツ投稿サイト」と書いたのですが、やはり字面が紛らわしいですね^^;
ありがとうございました。
編集済
こんにちは。
いつもお世話になります。
ちょっと今日は薬が多く入っているので、変なこと書いたらごめんなさい。
私は書き始めてまだ4カ月。なろうで始めて「着火?」してこちらに移ってきました。やはりコンテストのコンセプトが違うのですよね。
歴史物というか私の書きたい「戦場シーン」を取り上げてくれそうな出版社があっちにはない。
ちょっとだけ出版の夢も見始めたので、可能性のある方へ越してきた感じです。
あとは小銭稼ぎ。
向こうは結構PV稼げるのですが、こっちは約1/10です
この小遣い稼ぎって結構モチベ上がりますね。
出来る限りエタらないこと。
これは自分いというよりも読者様への誓いのようなものですね。
コメを汚してしまい申し訳ございません。
やはり変な所は消しました。
作者からの返信
コメント付きレビュー、ありがとうございます。
「小説家になろう」の方は、ずっと前に覗いたことがあるのですが、「多いな」という印象でした。
こんなに多い中で上に上がる、というか注目されるのはまず難しいだろう、と感じました。
しかし、歴史ものをピックアップしてくれそうな出版社が無さそうとは……やれやれ、と言うしかありません。
ロイヤルティプログラムは、私はやっていませんが、それでもインセンティブというか分かりやすい「ごほうび」として有効かと思います。
ちなみに私はエタるのが怖いので、いつも書き下ろしにしています。
後述するように、時間があまり無いので、いつ書く時間が消えるか分からないので……。
ありがとうございました。
『作家活動を娯楽として提供する』という視点では確かに多くのWEB小説論評では目にしない視点ですね。
でも、確かにそのとおりだと思います。
私自身、カクヨムをメインに活動していますが、四谷軒様もご存じのとおり、当初「小説家になろう」に投稿していた「王子に~」があまりにも読者からの反応もなく、日々80~100のアクセスという、自分の書いた小説が面白いのか面白くないのか全くわからん!という迷路にハマっていたところ、カクヨムで四谷軒様をはじめとした方々のコメントやレビューが頂けたのが自信となったのが大きかったのです。
そう言う意味ではまさにカクヨムは
『作家活動を(相互に)娯楽として提供する』というサイトだと思います。
「小説家になろう」の方は「作家活動を娯楽として楽しむ」と言う面よりもガチの(特定傾向の)ラノベ作家デビューを目指す人のるつぼみたいな感じがしています。
作者からの返信
文芸サークル、つまり学生とか社会人のサークル的活動を取り込みたいのかな、と思っていたのです。
ネットなら、リアルほど負担にならない(笑)ので。
あとはそういう方面から、「ヨム」人たちの掘り起こしを狙っているのでは。
出版不況と叫ばれておりますので、今後を踏まえて、そういう読者層を掘り起こして取り込んでいきたいのでは、と考えたのです。穿ち過ぎかもしれませんが。
「小説家になろう」は巨大ですが、それだけにマイナーな作品には(私の作品という意味です。桁さんの作品という意味ではありません)光が当たらないのでは、と感じました。
それゆえにカクヨムでの「反応」は嬉しかったですね。これがやりたくて(二次創作時代はレスのやり取りが面白かったので)、ここに来たんだと思いました。
で、おっしゃるとおり、「小説家になろう」はその巨大なフィールドを制した者が、上へ(商業デビューへ)行けるって感じですね^^;
ありがとうございました。
拝読致しました。
自分はなろうとカクヨムしか知らず、なろうのコメの殺伐さを敬遠しカクヨムの見えかたの綺麗さに引かれて、ここに定住しました。
そうですね、まさに書く娯楽、読む娯楽、コメる娯楽。
ない時間を捻りだしながら、カクヨムを満喫しています(^^)
作者からの返信
なろうはまさに戦場だと思います。
誰もが天下を取ろうと必死に戦っているようなイメージです。
ユーザー多いし。
私はそこまで戦うのは無理だし時間ないし、そもそもマイナーなのが好きなので、そういうのをひっそりとやらせてもらえるカクヨムの空気が好きです^^;
そして、貴重な時間を作って、書いたり読んだりのなら、やはり自分に「合う」ところでないと。
ありがとうございました。