家にいる悪霊がマジモンのヤベー奴な件
常闇の霊夜
こいつマジやべー奴
俺の家には悪霊が出る。それも毎日の事のように。見た目は一般的な、三角頭巾に白い和風、後無駄に長い髪の女。実害を加えてくる訳じゃない、かと言って出てこないわけでもない。じゃァ何で悪霊と呼んでいるのかと言うと……
「カーッ!幼女のパンティうんっめぇなコリャ!」
「おい殺すぞ」
「ざんね~んWWWもう死んでま~すWWW」
「ぶっ殺してぇ……」
こいつ、生前は男だったらしい。
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こいつについて軽く説明しておこう。コイツの名前は『
「何不貞腐れてんだよ?俺と一緒に飯食おうぜ?」
「お前と一緒に食うと飯が不味くなるんだよ」
「へー。あっコレフライドパンツ。食う?」
「ふん!」
定期的にこうやって顔面を凹ませてやらないとつけあがるのでボコボコにしている。こいつは何回殴っても死なないしへこたれないのでクソウザい。しかも俺の家から半径二十キロくらいの家には余裕で侵入出来るしそこから幼女のパンツを取って来ると言う気色の悪さ。
「あはんぴえんぱおん」
「黙ってろ」
まぁ少なくとも俺に実害は無い。だがそれ以外の奴に対して実害がありすぎるのが問題だ。今度お祓いにでも行ってやろうか……。
「俺は寝るからな!変な気を起こすなよ!」
「えー俺幼女の寝顔見に行きたいんだけどー」
「オラァ!」
「ぎゃぁ下半身が千切られた!」
「ぶっ殺すぞホントに!」
もう嫌だこいつの事を考えているとおかしくなる!……寝よ。
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「おーい、……おい寝たか?」
俺は右近次左近寺!やったね、こうなったらもう俺の自由だぜー!さぁて何しようかな、まず手始めに適当な家庭に行くとしましょ!
「お邪魔ー」
「何時だと思ってんだこのクズ!」
あわわ修羅場じゃん……面白そうだし見ちゃお。
「あなたが浮気してるのが悪いんでしょ!?」
「なんだと?!ふざけるな!私がこの家を支えているんだぞ!」
「何よ!」
ありゃま喧嘩?喧嘩はよくないよーっと……まぁ正直どうでもいいんですけどね。さぁ上の階に上がって……うほぉ目的地に着いたよ!さて子供部屋はーっと……ここだ。じゃぁ……オジャマ……
「ん?」
おや、この幼女顔に痣があるじゃん。可哀そうに……パンツは貰っていくね。でもこのまま帰ると殺されかねないな……いや死んでるけど。しょうがない。何とかしましょ、免罪符。
「とは考えたけど、どうするかなぁ」
ん-……じゃあとりあえずどっちが手を出したのか見極めてみよう。
「ふざけないで!もういいわよ、出ていくからね!」
「あぁ勝手にしろ!その辺で野垂れ死にすればいい!」
「おい冬崎!出ていくわよこんな家!」
あーこれは母親がこの父親からくるストレスを娘にぶつけてますね?いけないなぁ。そんなことをしちゃ。そんなことをするわるいやつは……
しななきゃわからないんだ。
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「あー……ふぁ……もう十時か……」
休みだからって寝すぎたかな……腰がいてぇや、さてなんか面白いニュースでも……お?
『昨晩未明、住宅街に住む佐藤典子さんが死体で発見されました』
わぁ。こいつ俺の後ろの家の奴じゃん。クッソ毎晩毎晩うるさいから記憶に残ってたんだけど……死んだか。ま、どうでもいいわな。
『警察によりますと、遺体はトイレの便器の中に突っ込まれていたらしく、同時にいなくなった佐藤敏夫さんが犯人ではないかと捜索を開始しています』
クソ家族が文字通りのクソ貯めにつまって死んだか。ま、どうでもいいか……って言うかあいついなくなったな。ラッキー。
「やぁ!幼女のブラジャー旨いね!」
「ぬぅん!」
「あっ待ってゴアァ!?」
「ざけんな!出てくんじゃねぇよ!」
「えーいいじゃんお腹空いたし」
「俺の見えないとこで食って来いよ!?」
「じゃあ幼女の前で食うからな」
「それやったらマジで殺されても文句は言えねぇぞ……」
クソッこいつ復活しやがったか……死んでくれないかなホント。いや一回死んでるから無駄な話か……
「そういやお前この事件見ろよ」
「うわー、ひどいね。子供はどうしたの?」
「子供?さぁな。見たとこガキはいないっぽかったし?そもそもお前見てねぇのかよどうせ俺が寝てる間に外出てたんだろ?」
「いやぁ、見て無いなぁ。幼女のブラジャーチュパチュパ」
「昇竜拳!」
「待ってあっコレ十割コンじゃねうーわ!ウーワウーワウーワウーワ」
「セルフエコーすんな!」
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あはん、いっぱい殴られちゃった!まぁいいや、しばらくは食べられそうな幼女見つけたしー。
「と言う訳でこれからよろしく♡」
「ん-!んんー!」
「あはは、ちょっと何言ってるか分からないですね」
「ん-!」
やっぱり幼女から取れる下着は美味しいなぁ!な?お前もそう思うよな?
家にいる悪霊がマジモンのヤベー奴な件 常闇の霊夜 @kakinatireiya
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