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他者の痛みを知り、押し退けない、みんなで一緒に幸せになろうという、素晴らしい国家理念。
残念ながら、犯罪がゼロとは言えないようですが、人間ですから多少の小競り合いや欲は出てしまうのでしょう。
しかし、始めに3冊不幸本を読む他、定期的にまた別の不幸本を読まなくてはいけないという規則。
う~ん、メンタル弱い私は、ちょっと腰が引けてしまいそうです……(´△`;)
物語を読むというのは、その内容を頭の中に疑似体験構築していくので、落ち込みそう……。
あ、でも、幸せならそうはならないですよね。
もしもの場合の、メンタルケアはバッチリありそうですし(๑•̀ㅂ•́)و✧
そういえばこの間、久しぶりに昔の映画を見て、
某大統領に、元は自国の監督作品なんだから今観ろ、と言いたくなりました。
『ロウソクに火を灯し、それを消すことなく広場の端から端まで渡れたら、世界が救済される』
そんな迷信とも与太話ともとれる言葉を、一生懸命実行する祈りのラストシーン。
映画『ノスタルジア』でした。(難しいし退屈で寝ちゃうと評判ですが💧、映像は良かったです)
作者からの返信
コメントありがとうございます。
苦しみをみんなで分かち合う世界があったら理想的ではないか、と。これは自分の願望を書いたのですが、できあがったものは、美しくはあっても理想郷には見えません。自分自身、善人が酷い目に合うような物語が苦手で、虚構であっても長く落ち込んでしまったりします。ましてや実話であれば、その追体験は非常に辛いものになるでしょうから、この国で真っ先に脱落するのは自分かもしれません。メンタルケアは非常に大事ですね!
映画『ノスタルジア』は観ていません(あらすじを見て面白そうだと思いました)が、他者への共感能力が著しく低くなければ身勝手な戦争など始められる訳がない、と悲観的にものを考えがちな私は思ってしまいます。眩暈を起こしそうな悪人を目にした時に自分が思うのは、「地獄」なるものが本当に存在していて罪人は罪の重さに応じた責め苦を負って未来永劫そこで苦しめばいいのに、です。まったく救いのない話ですが。。
どこか社会風刺のある、興味深いお話でした。
弱者が不幸にならないように法律を決める。
このやり方は、少し現代社会構造と似ていますね。
この世界がユートピアかディストピアか。
私には判断出来ませんが、不幸全集を読んでみたいと思いました。
作者からの返信
読んでいただきありがとうございます。
>弱者が不幸にならないように法律を決める。
それが理想ですし、そうあるべきだと思うのですが、最近のニュースを見ていると、なんでもかんでも「自己責任」と切り捨てられてしまう冷たく貧しい国になりつつあるように感じます。それがこんな小説を書いた動機でしょうか。。
私も『ABC長屋の倒壊』に非常に興味を引かれます。
企画から来ました!
『自主企画:戦争のない平和な世界になりますようにと、「祈り」を込めて書いた作品募集します!』の同志です! 共に祈りましょう!
↑
これ、企画の合言葉です笑笑
いや、図書館が平和をもたらす!
その発想がステキです!
図書館大好き人間なので、図書館を利用する人達は、みんな平和の洗礼を受けた方々だと思いたいです!(๑˃̵ᴗ˂̵)
作者からの返信
コメントありがとうございます。
私も、図書館が好きすぎて変な小説を書いてしまいました。
今は情報なんてネットから簡単に得られる時代ですが、本をたくさんよんで、登場人物に共感・同情するとか、歴史を学んで自国も含めた国々の過去の過ちを知るとか、そういうことが平和につながると思っています。
この度は、自主企画にご参加いただきまして、誠にありがとうございます!
唸りながら拝読させていただきました。
素晴らしい図書館。
深く染み入るような内容で、ただいま余韻がすごいです。
出会えて良かったです。
自主企画を見つけていただき、また、読ませていただき、誠にありがとうございました!
作者からの返信
読んでいただきありがとうございます。
これを書いた時点では、ロシアの侵攻は発生していませんでしたが、世界のどこかでは既に武力を用いた争いがあり、日本は気が付けば貧しく、弱者を切り捨てても平気な人が多い国になってしまったと思います。
これは自分なりの、現在自分が置かれている現実世界に対する「NO!」です。
企画にご参加いただきありがとうございました。
不幸なくしては幸福は得られない。
幸福であるためには相反する不幸な現象を見て今の自分が幸せである、と自覚しなければならない……なんて考え込んでしまいました。それほどまでに語りが大変に心にしみるお話ですね。
一話だけで見事に余韻を残す良作との出会い、ありがとうございます。
作者からの返信
暖かいコメントありがとうございます。
一人称の語り(といってもほぼ全般図書館の説明ですが)が、もしかしたら企画の趣旨に反しているかも……と若干不安だったので、安心しました。
至って地味な作品ですが、今まで書いた中で一番好きなお話なので、少しでも人目に触れられるかもしれない機会を与えていただき感謝いたします。
春泥さま、「ジュヴナイルの里」へのご寄稿ありがとうございました。語り口の柔らかさ大好きです。
誤字報告:馬車を何台も購入してをホタル号を増やして
作者からの返信
読んでいただきありがとうございます。
誤字のご指摘も大変助かります。何回も読んでいるのに見落としておりました。ご指摘いただいた箇所を何度も読み返してようやく「を」だと気が付いて修正しました(汗)。