今日は創作活動再開と意気込んでたところに、家のことが中々終わらずちょいと疲れ果てて何もする気が起きないので、ヨソんちでブチかまそうと決めたところです。
そう。
迷惑コメントです(笑)…ワラエナイ
無刀取りは合気の技ですが、柳生の無刀取りは技の入りから見ると捕縛術、つまり柔術関係から発展した風味っぽいですね。
宗矩はどっちかっていうと戦略家のイメージが強いです。あと、お家再興して一万二千石まで領地を受け賜わった手腕は政治家なのかな、と。
7人と戦ったハナシは良く聞きますね(つーか宗矩が人斬りしたのは史実書でもコレしか載ってないんでは?しかも詳細がないものばっか)。
実際の人数は不明らしいですが、複数人なのは確かっぽい。
35人襲ってきて、7人を宗矩が相手したって話。
この人数なら同人数同士でも終わるまでには早くても数分程度はかかるレベルです。色んな本の記載だと宗矩の足元に7人が転がってた、程度にしか書かれないので、その間のヤリ取りは全く不明。
宗矩は柳生新陰流の家に生まれたエリートである上に、師匠が父の石舟斎。
そりゃ、一般には伝授しない技法を叩きこまれていても不思議じゃないので柳生としてでなく、一個人で数えた時は兵法者だったと思ってます。
複数戦は位置取りで全てが決まるので、その立ち回りと人を斬る技法で展開してたと想定。
書物などでは記載されてないですが、身体運用と技の繋げ方に秘技があるのでは?と。
刀で戦う時、一度に一人へ斬りかかれるのはせいぜい、一人か二人。
長ければ1m近い刀で技を繰り出して斬る訳なので、大勢で斬りかかろうとすれば同士討ち。大抵、流派が違う武士が混在してるから、刀がどんな軌跡を描いて技に繋がるかワカランチンなので迂闊に近寄れない。
んじゃ、多人数を相手にする時はってーと、斬る相手を盾にして、他の者が直ぐに斬り込めない位置を確保。
次の目標へ斬りかかる際のルートと、斬り終わりの切先がどの向きになるか、盾(相手)を捨てる方向を大まかに決定。
一人目を斬ったあとに斬り返して二人目を斬れる技に繋ぐ、と言う繰り返しかと。技は同じ技の必要はなく、それこそTPOに合わせて。
斬る時に切断の技を使えば、ヒトは斬られた後に転がったりするので、それを牽制に使うことまで考慮します。急所をただ切っただけだと即死しないので、その場合は相手を蹴飛ばしたりして以下同文。
刀は良く切れます。刃を引けばすぐに切れます。
が、刀で「斬る」場合は、身体操作が必要になります。
剣速や力、刀の性能だけでは切れはするけど斬れません。
具体的に言うと、斬る時は、脚から腰、背骨、肩甲骨、腕先までを連動させ、インパクト時に肩甲骨を柔らかく使い、刀の軌跡に合わせて上下左右に旋回させて瞬間に力を乗せると、ズンバラバッサリなんて結構中身まで斬れます。
骨を断つのも同じ方法です。
長くなったのでもう終了。
またこんど。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
無刀取りが合気や柔術の技というのは後世のものなのかなと思います。本来は戦闘術として混成一体であったものが、太平の時代に体系化される中で、剣術や柔術など、技術が分かれていったのでしょう。
それによって、特化した技術者は生まれるようになったのかもしれませんが、塚原卜伝や柳生石舟斎のような怪物級は生まれなくなったのかなと感じます。
柳生宗矩は柳生新陰流を剣術の流派として確固たるものとすることで出世しているので、なんだかんだで剣術家ということでいいのかなと思います。
大坂の陣の時点で旗本クラスなので、戦略家というほどのことはできなさそうです。
7人というのは怪しいですし、複数を一瞬でというのも眉唾な感じはありますね。とはいえ、正確な描写をしていると思える資料もないので、それ以上は後世の想像という以上のものにはなりませんね。
無刀にいたる、わかるようでさっぱりわからない概念。やっぱり普通はわからないですよね(笑)
飲み会での最強の剣豪の話は楽しいですね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
無刀の概念はよくわかりませんが、とにかくカッコいいですよねー。やはり飲み会では剣豪の話でお茶を濁すしかありません。