壮大なスケールのお話で、ぐいぐい引き込まれてしまいました。
シリアスな展開の中、ミリルとまりんの関係がとてもセクシーで、かつ切なくて読んでいてドキドキしました。もっと二人のやりとりを見たかったです。
カルジがかっこよすぎて、まりんが惹かれるのもわかるなぁと思いつつ、ミリルはー?!と叫びたくなりました(笑)
素敵なお話ありがとうございました!
お待たせしました。
はじめに。
この企画をやっていてコメント欄で催促されたのは初めてだったので、返信で熱くなってしまったのは反省です。
そんなに自信あるようなら読んだろうやないかい、当然おもろいもん書いてるんやろな、の精神で読みはじめたことも事実です。
それはここでお詫びしたいと思います。
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あらすじにも堂々と記してある通り、文章には確かな筆力を感じさせられました。
心情は情緒的に描きながらも、戦闘時は客観的に離れた視点から物語を映すという三人称の利点がちゃんと活かされており、全体を通しても最後まで読ませる文でした。
まりんの「お人好し」という性格が、物語の中で一貫していたのが個人的にはかなり評価が高いです。
長編であればあるだけ、登場人物が成長していくのは必然。ただしその人物の心根までがコロコロと変わっていては現実味がありませんからね。
ミリルも、物語を動かす道化役としてはかなり適切な役割だったと思います。最後まで本音が浮き彫りにならなかったところも含めてです。
見てて、切なくなるキャラではありました。
そしてヴィラン役のカルジですが、常識に照らし合わせればカルジは間違いなく悪側なのですが、それでもだんだんと影で陰謀渦巻く国家の方が悪く見えてくるのが人心の妙ですね。
個人で勝手に、主人公と共闘する悪役がいる作品はだいたい面白い、と考えているのですが、本作もそれに違いませんでした。
また、一冊程度できっちりと完成させる構成力もポイント高いです。ちゃんと序盤にばら撒いた伏線をきっちりと回収してまとめていますし、憶測ですが新人賞等に応募するために書かれている作品みたいに感じました。
(プロのお墨付きといわれているようなので実際そうなのでしょうか?)
総評としては二度目になりますが、「最後まで読める作品」でした。素直に読み物として面白かったです。
お世辞抜きで、そこらへんの書店に並んでても違和感ないと思います。あとは好みの問題でしょう。
自信を持つだけの実力はあると感じました。
作者からの返信
長文感想ありがとうございます。
10万字で完結させているのは、こだわりです。また新人賞に応募するために書いたという推測ですが、当たっています。
小説投稿サイトで公開していても、そのことを記載すれば未発表作品て扱いになるのです。
ここまで読み込んでくださり、本当に感謝です!
面白かったです!
やはり、文章が違いますね、なんていうかしっくりくる言葉遣いが読んでいて気持ちがいいです。
_φ(・_・メモメモ
会話は一つ行間を開ける事
ストーリーは一定のリズムを保つ事
一定のリズムを壊す時は派手にやる事
服の描写を学ぶ事
始めと最後で主人公に精神的な変化がある事
戦闘描写は能力系は派手に、技術系は体の動きを描く事
人の感情を自然に文字に表す事、
会話文の間に感情、相手の動きを入れるのがむずかしい、
る。や、だ。た。で文を終わる事に違和感を持たない事。
色々、勉強になりました!!(^O^☆♪
作者からの返信
ありがとうございます。文章を書くのは得意分野なのです。
少しでも参考になったのでしたら幸いです!
お互い執筆を頑張って生きましょう!
読み終えて合掌「ご馳走様でした。」
星が少ないのは何故でしょう。謎だ。
作者からの返信
最後までありがとうございました!
読者をエピローグまで読ませるだけの力が作品にあったと分かっただけでも、ラストまで書き切った甲斐がありました!
おもしろかったです。
カルジがまりんを殺してなくてよかった