この小説の結末を第5章として是非読んでみたいと思います。移ろい行く時の流れの中で誰もが失っていく思いを半世紀以上持ち続けている事に驚いている。
読了後、「みだるる心に悩みははてなし」とか、「いずこにたずねんこころの面影」などという歌詞を思い出しました。実ることのなかった幼いころの恋心を抱えながら青年となった主人公。どうしてもかつての恋心…続きを読む
人生は大きい壁に直面する時が有るその時に自分の想う人が居るだけで男は数倍のエネルギーが発揮され、厳しい難関を乗り越えられると私は思う。不器用な文武両道の医学生の浅井眞之青年は瞑捜する女性が居た事が厳…続きを読む
和子さんとの最後の電話のやり取りから感じられるのは、和子さんの人柄良いですね。顔はどうでも良いから会いたいですね。 若宮さんとのデートの描写良いです。若宮さん可愛くて、兼六園でのキスの場面では、…続きを読む
読み終えて暫くの間、何とも言えない余韻に浸りました。それ位、切なく淡い作品でした。人物描写、情景描写、心理描写のどれも素晴らしかったです。会話のテンポも良く、楽しく読ませてもらいました。
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