力をもらうつもりがド田舎に転生した

第1話 こんなはずじゃなかったのに

「いでよ魔王！俺様に力をよこせ！」

「オイ、小僧」「こ、小僧だと？この俺様が！？」「そうだ、小僧いきなり呼ばないでくれよ」「！？」「今、娘と遊んでたのに〜」「はぁ？ふざけんなお前の娘なんか知らねぇよさっさと力をよこせよ」「なんだと？構わぬ先に頭を冷やしてこい」「どうゆうことだよ…」ドサバタン…「は？どこだここ？」「ハッハッハ、いい気味だオット頭を冷やしてからまた呼ぶが良い」「あぅ〜パァ…パ」「あ、イリス！待っててくれあとで遊んでやるからな、じゃ！オット頑張れ」「はぁ？頑張れって…オイ！あっちょ、待てよ」プツッ「どこだよここ…まぁ歩くか」スタスタ「あっ！あそこに誰かいる、誰だ？年寄りか？まぁ良いや」「オーイ！そこの人間、オーイ！」「あ？誰だいあんたは？」「フフン聞いて驚くなよ、俺様はオット様だ！」「えっ何て？おっとっと？」「ち、違う！だ・か・らオットだって！」「あぁ〜オットさん、ここは大阪の南東部の村じゃ」「バスは2時間に一本くらい」「はぁ？マジかよ」「マジじゃ」「スーパーも徒歩で2時間以上」「遠！？」「もう慣れたもんじゃ」「よっしゃ今日からド田舎生活始めるぞ！」「頑張れ、頑張れ」