第6話
だから道を教えてくれていた時笑っていたの?なんて酷い人なのだろう。
「ついでに14行前に行言った言葉は半分冗談です。私は、LGBTを世間に認めさせるためには貴方の力が必要と本気で考えています。貴方がここで6年間過ごすことにより、男の子が女の子と混じって生活しても大丈夫という実例を作ります。すると、成功例があるなら私も言っても大丈夫なのではないのかと考える人が増えます。そして私達は、別の学校とも協力し、人権問題に関する講演会を何回かします。すると少しではありますが、世間に認められます。少しの一歩でも、踏み出さない限りは進まない。少しでも先に、1秒でも早く悩みを持っている人を助けるためには貴方の協力が必要なのです。」
最初はアップテンポで喋ってたが、人権の話になると熱弁になってきた。
「わかりました」
場の雰囲気で言ってしまった。
人権の話はわかったが、一つだけ言いたいことがある。自分の人権は守られてない!
「そういえば、どうして副校長先生は、セーラー服を着ているのですか?」
「生徒が悪いことをしないか見回りです。」
自分は一番の危険人物はここにいると強く心に思った。
「明日からセーラー服登校頑張ってください。」
最悪だ!
私の素晴らしいschool life が消えていった。
壮大な勘違いで、男子が女子校に行ってしまった⁉︎ うりしゅぎ @urisyugi1316
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