後書き 悲しみ
拝啓。
初春の候、読者の皆様に置かれましてはいよいよご清祥のこととお慶び申し上げます。
作者の180ポイントと申します。
この度は今作に目を通して頂き誠にありがとうございました。
今回、初の恋愛作品を書いたので見苦しい所も多々あったとは思いますが自分としてはなんだかんだで綺麗に終われたと自負してます。
今作を書いた経緯等をお話ししたいのですが、まず初めに私は恋愛作品は読んだり、映画等を見たりするのも嫌で「苦手なジャンルは?」と聞かれたら真っ先に挙げる程の恋愛苦手で、特に結婚を幸せとは思えないのとキスには意味を見いだせないです。
結果としてスズメくんとミツバさんの二人には作中でそのような描写は書かずミツバチのコミュニケーション方法の一つであるダンスをこの二人における愛情の表現方法として書かせて頂きました。
また、主人公のスズメくんと同じく虫も苦手でカブトムシや蝶々のも取り乱す程です。
そんな人間がなぜ今作を書いたかと言うと、とあるスマホゲームで「このガチャでとあるキャラが引けたら虫との恋愛作品を書く。」と言ってしまい、そのキャラを当ててしまったと言う下らないものです(ちなみにそのキャラの特徴を主人公に一部入れたりしています)。
苦手なジャンル、苦手な属性を持ったキャラで作り始めた今作ではありましたが読んでくださる読者や応援してくれる友人のおかげで完結させることが出来ました。
また、恋愛作品に対しての苦手意識も少し薄れて来たと書いているうちに実感して最後の2話に関しては筆の遅い自分の中でもとても筆が進み、楽しく書くことが出来ました。
また私が恋愛作品を書くかは分かりませんが、いつかまた新しい挑戦ができたら良いなと思っています。
重ね重ねになりますが、今作を読んで下さりまた私の作品に時間を割いて頂きありがとうございました!
拙い文章で申し訳ありませんが読者の皆様が少しでも「面白い。」と思ってくださったなら幸いです。
読者の皆様のご健康とご多幸を祈りつつ、締めの挨拶とさせて頂きます。
敬具。
黄色い風信子 @180point
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