第292話 ただ『サバンナ』を記録したかった日記。

 二月に入りカクヨムコン8の読者選考期間も終了し、穏やかな日々を取り戻した、本日。


「反省点がまたもや山盛りだー!」


 なぜ、長くなるのか。前作の反省を生かし、構成を練り練りその通りに進むのに、途中から長くなってしまう。書きたいことが多すぎて、視点人物目線で盛り込みすぎてしまう。『日記調の構成にならない方がいいよ』と教えてもらったのに、探偵モードのエピソードに突入すると、漏れがないように時間の経過を追ってしまう——。


 お読みいただいている皆様には長くなってしまい、申し訳ない気持ちでいっぱいです。またもや落ち込み反省モード突入。でも、そのモードにいると完結できない気がしたので、読者選考最終日は、都市伝説の正体を明かすエピソードまで書き切ることに集中しました。読者選考期間終了までのデータがと教えて貰ったので、悩んだ挙句の結論。文章の細かい修正作業は完結してからにしよう。そうしよう。だって、直す文字数がパナすぎる。そうは言ってもコンテスト。甘くはないですよね……。


 物語を書くって難しいな。

 でも楽しい。

 

 今回はエンタメ! を重視して考えたつもりだったのでコメントで「きゃー」とか、「うわ!」とか、「パソコン前で大騒ぎしました!」とか「そう来るか!」とかいただくと「よっしゃー!」って嬉しくなりました♡


 だから増えたエピソード多々ありけり。

 ホラーシーンもだけどその他も。

 ラブホにゲーバー。

 焼肉屋の豚足(昔仲良しのオカマバーのママがいつも豚足を食べていたから書きたかったという)。

 ラブちゃんとのお風呂シーン。


 視点人物の心の変化や、目的意識の芽生を書いていきたいし、視点人物以外の心の変化も入れていきたいし、関係性も——なんて考えてエピソードを追加していったら増えてしまった……。


 反省。さらに、反省。そしてまた、反省。でも、ここまできたら最後まで走るしかない。そう思って落ち込む気持ちは一旦横に置き、完結目指して頑張ります!


 そういえば最近、全然関係ないですが、三番ちゃんの友達が面白い事を言いました。三番ちゃんはただいま六年生。そのお友達も六年生。そのお友達の発言がわたしの中で大ヒットだったのです。


 それはある日のことでした——。


「ねえお母さん。今日ね、Mちゃんがさ『妹ってどっちの妹? サバンナ? それともサバンナじゃない方?』って言ったんだって」

「サバンナ? って、サバンナが五番でサバンナじゃない方が四番ってこと?」

「そうそう」


 サバンナか、サバンナじゃない方か——。


「めっちゃ分かりやすい表現だなそれは!!!」


 五番ちゃん。サバンナぽいのです。

 え?

 サバンナっぽいってなに? って話なのですが、確かに『サバンナ』ぽい。

 

 乾いた大地のような肌と髪を持つ五番ちゃん。なんとなく乾燥肌で、髪は艶やかなんだけど公園で土に塗れて遊ぶから、いつもどことなく砂埃を纏ってる。それとなんだろうか、アマゾンではない。それにアフリカでも、ない。湿地帯でもないし、都会的でもない。まさにぴったりな表現がサバンナ。


「なんて表現力に溢れた友達なんだ!」


 今回の作品はもう登場人物増えないから、いつか書く作品で、そういう表現を上手に使いたいなって思いました。サバンナ。人に対して使う表現じゃないけど、妙にぴったりしっくりときてすごいなって思いました。


 さて、そんな本日はこの後家事をこなしながら続きを書く予定。

 はてさて、完結できるのだろうか。

 不安ですが、一番ちゃんの公立受験日までには完成したいなと思っています。


 振り返れば、昨年の11月3日に、『第265話 指の皮がやばいので、短めで次回の長編妄想を。https://kakuyomu.jp/works/16816700429451766535/episodes/16817330649129775006』で構想していた内容をなんとなく盛り込んでいる今作品。

 

 夏に購入した本を片手に読み耽り、考えたお話なのですが、ラスボスに絶対に勝てる気がしていません。勝てない敵に向かう、主人公達。はてさてどうなることやら——。最後は決まってるけど、上手にそこに持ち込みたい所存。


 てなわけで!

 サバンナ記録をしたいがためにやってきた妄想日記!

 ただの日記を記しまして!


 掃除洗濯をこなし!

 今日も夕方まで頑張るどー!

 おー!



 なんでもない独り言日記。

 お読みいただきありがとうございました!





 



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