第171話 公募に出すということ?

 二泊三日の沖縄離島バカンスから馬鹿になり帰宅した昨晩、からの本日。予定通りの洗濯三昧である。


「なんじゃこりゃー!」


 洗った洗濯物を干す時にパンパンと叩くと砂が出てくる。うそ、まじで? あんなに砂を落としたはずなのに? 皆様、海に行く際、いや川に行く際も、砂には注意が必要です。思ってもないところから砂が出てきます。そう、例えば、ポケットの周辺のよれたあたりから。


「あんなに、ポケットの中まで確認したのに……」


 絶望、そして、行き着く先は見なかったことにしようという無の境地。今日の私は三回洗濯機を回し、三回分の洗濯物を干し、そして、砂を掃除機で吸い取った。


「こりゃ書くしかねー!」


 二泊三日。全くキーボードに触れなかったのだ。もう書きたいだけ書くしかないと、関川君のお話を書きたいだけ書いて、妄想を楽しんだ。そして、キッチンについている小さなカウンターに乗せっぱなしの公募ガイドを手に取り、その関川君のお話が出せるような公募先を探した。


「あった。これだ。え? でも、未発表の意味がわからんし!?」


 未発表作に限るとは、どういう意味なのか、初心者すぎて未だよくわかってない私は、ネットで検索をかける。


《ネットで書いた小説、公募出せるか?》


 うんと、読む限り、いいのか悪いのか、よくわからん。


「ええい! もう聞いちゃえ!」


 聞くは一度の恥、聞かぬは一生の恥だったかどうかは置いておいて、私は無謀にも、某出版会社に問い合わせをした。


「あの、すいません。お伺いしたいんですけども、この新人賞は、ネットに公開してしまった作品も出していいのですか?」


 まだ若そうな電話に出た担当者さんは、少々お待ちくださいと言いながら、丁寧に回答をくださった。


「ええ。ネットの小説サイトに公開した作品なら大丈夫です。でも、その時に非公開が望ましいかもしれませんね」


「なるほど」


 私は丁寧にお礼を伝え、電話を切った。丁寧な対応は慣れている。そういう仕事をしていたからだ。何事も、無駄な時間はなかったとまた思った。


「まじで!? じゃあ関川君の話書いたらそこに出してもいいんじゃん!」


 私の中で急激にモチベーションが上がった瞬間だった。だって、人気作家でもないし、フォロワーさんも少ないし? な私は書いた物語が読んでもらえてないとPVを見るたび思ってしまっていたから。


「それ度外視して書きたいだけ書けばいいんだってー!」


 嫁入り先を、いやここでいう嫁入り先は、受け入れてくれるかではなく、応募できるかどうかということになるのだけれども、その行き先が決まって嬉しい本日の私なのでした。


 おっふ、また妄想部分をなしにして終わろうとしている。

 だがしかーし!

 まだ洗濯物が……。


 子育てしながら自分の時間を作るのは難しいけれど、子育てしながらだから感じることもある。だからこそのテーマも生まれてくる。三日間かけなかった私は、今、猛烈に書きたい衝動です。おっと、それはいつもかもしれません。そんなことに出会えた私は幸せです。



 では、洗濯物を干しに行かなくてはな本日はこの辺で。



 本日も、つらつら日記、お読みいただき、誠にありがとうございました。



 そうそう!最後に!面白くってハマってしまった連載があります!

 オススメですのでぜひご興味のある方は!


【江津レイクタウン 作者 : 小濱宗治さん https://kakuyomu.jp/works/16817139555330810542


【探偵系Vtuberのたった一つの冴えた売れ方  作者 : 正雪さん https://kakuyomu.jp/works/16817139555550853552


 大好きなお二人の今後の連載がとても楽しみです! 読む読むはなかなか行けない今日この頃ですが、私の癒しの時間です。


おっと! そんなことを言ったら!


【送り狐の統率者〜予言の白狐〜  作者 : ソラノ ヒナさん https://kakuyomu.jp/works/16816927859644712854#reviews】は戦うイケメンコンテストで中間通過してて、作者様も本当に愛に溢れた方なのです!これこそ、本当にオススメです!私はまだ読みに行けてないけれど、ヒナちゃんが書くのだから、間違いなくいい作品!



 あ、熱く語りすぎたので、今度こそ、本日は、この辺で。


 お読みいただき、ありがとうございました。







***








日常を書くことが当たり前のことではなく、幸せなことだと、そう心に戒めながら。























――黙祷















日々、平和を祈っています。

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