*6-6-3*

〈ERROR:No Signal , Cannot connect to the Providence〉


 機構の艦船群を含む、セントラル所属機器の全てが発したエラー表示。

 このエラーを最後にプロヴィデンスとの接続確立が不可能となったのは、アンヘリック・イーリオン尖塔に顕現していた天使の光輪が潰えて間もなくの出来事であった。


 サンダルフォンのブリッジでは各隊員達が慌ただしく状況分析の報告を上げ続けている。

「エラー原因の特定不能。補助通信機能も動作しません。全セントラル及び、所属艦船群からのアクセスがプロヴィデンスより遮断された模様です」

「復旧シークエンス、トランジション。走査開始まで3・2・1…… タイムアウトエラーです。システムからの応答はありません」

「サンダルフォン、オートコントロールシステムダウン。艦体姿勢制御をマニュアルモードへ移行しました」

「火器管制システム、沈黙。再起動まで120秒」

「ミラーシステム、制御モジュールに異常発生。自律飛行の継続は困難とみられます。緊急隔離モードにて直ちに収容を」

「コード:AOC C1M 0018 ツァディーよりセントラル1中央管制へ伝達。識別名アドナイ・メレク。こちら連合艦隊旗艦サンダルフォン、応答願います。繰り返す。セントラル1中央管制へ、応答願います」


 次々と機能不全に陥るシステムと、遮断された通信。

 プロヴィデンスとのリンクが何らかの理由によって強制的に解除されたことによる不具合であることは明白だ。

 機構は今回のノアの箱舟計画において、航行システムの補助機能を連合艦隊の各艦船へ供与しているが、それらが同様に機能不全に陥ったことによる問い合わせと思われる通信が先程からひっきりなしにブリッジへ流れ込んでいる。

 混乱を極める状況を見たフランクリンの脳裏に最悪の事態が思い浮かんだ。

『イグレシアス隊員…… まさか』

 無断発艦したソニックホークを追跡する最中。

 アンヘリック・イーリオンの威容を示す光輪が姿を消失した時、ブリッジでは俄かに歓声が湧いたものだが、今やそんなことの全てが遠い過去のように思える。

 あの一瞬の歓喜が夢幻ではなかったのかと思うほどだ。

 システムとのリンク接続が遮断されたということは必然、ありとあらゆる方法におけるソニックホークの追跡の望みが断たれたことを意味すると同時に、艦艇自体の航行に多大な支障をきたしたことを意味している。

 これら一連の出来事において、考え得る最悪の事態とはひとつ。プロヴィデンスと直接リンク接続された彼女自身に何か起きたのではないか、ということであった。


 その時である。フランクリンが彼女を含めたマークתの安否を気にしていると、慌ただしく状況報告を継続するブリッジにノイズ交じりの通信が入った。

 プロヴィデンスを経由しない通常回線で接続された通信の送り主は、応答の可否を問わずに現状の報告を指示する。

『セ…トラル1 総監…務室より通常回線で貴艦に呼…掛ける。北大西洋での状況を報告してくれたまえ』

 酷いノイズ交じりの映像の向こうに佇む人物。それはまさしく機構の指揮を執る総監、レオナルドの姿であった。

 雑音混じりの音声を何とか聞き取ったフランクリンは努めて冷静に言う。

「本艦と全乗組員に関わるプロヴィデンスとのリンク接続が、何らかの事象により遮断されました。こちらからの復旧は困難と見られます。

 他要件については既報通り、共和国艦船群との戦闘は停戦状態にあります。また、マークתと国連、ヴァチカンの面々がアンヘリック・イーリオンへ乗り込み対象Aと交戦中と見られますが、そちらの状況は掴めていません。事実として報告できる事象としては、アンヘリック・イーリオン尖塔に顕現していた光輪が消失したということのみしか」

『奪取されたソニックホークの行方はどうなっている?』

「掴めていません。プロヴィデンスとの通信が遮断されたことにより、レーダー探査も機体識別登録からの追跡も不可能となりました」

『機体…強奪したのは国際連盟から臨時入隊し…いた3人組の女性隊員との報告を聞いたが』

「クリスティー局長の身内、と言うべきでしょうか。アネモネア姉妹と、他1名の国連関係者の行方が掴めなくなりました」

『他1名。アイリス・デ・ロス・アンヘルス・シエロ。奇跡の少女、か』

「はい。ソニックホークの無断発艦後、こちらの追撃武装を全て破壊されました。行動を実行に移すまでに周到な用意があったものと見られます。事前対策もなく、事後対策も後手に回り機体を奪取された事、申し訳ありません」

『セクション6にいい様にやられたというわけだな。だが、それらは全て私の責に帰すべきもので、貴官らが気にすることではない。加えて、相手が相手だ。この世界で彼女らに正面から立ち向かうことの出来る組織など存在しないだろう。

 言い遅れたが、セ…トラル1の状況も似た…うなものだ。むしろ、そちらよりも混乱の極みであると言った方が良い。ヘリオス・ラン…シィによって消失…たセントラル3への救援や、正午を過ぎてからの対策について動いていた時分の出来事であったからな』

「セントラル3…… ティファレトは、やはり」

『もう存在しない。緊急脱出用区画への退去と、本体からの切り離しがうまくいっていれば隊員達の救出について望みはあるが、現時点では確認する術…ない。太平洋から艦隊を差し向けるわけにもいかん。調査任務に当たっていたミカエルを引き返させようにも、放射線の影響で近付くこ…すら叶わない状況だ』

 ノイズ交じりの回線の向こうで、悲痛な心情を隠し切れずに言うレオナルドの言葉に、フランクリンは言葉を呑み押し黙るしかなかった。

 こういう時、感情に任せた物言いはすべきではない。かといって、組織の一員として発するべき言葉も見当たらない。そんな都合のいい言葉など、あるはずがないのだ。

 フランクリンが次に言うべき言葉について迷っていると、レオナルドが言った。

『天使の光輪が消えたと言ったな?』

「はい。マークתの一行が対象Aを相手に何かを成し遂げたのかもしれません」

『淡い期待として抱きたいところだが、状況はその予測を否定したと私は見ている。もしマークתに何事もなく、対象Aを―― であれば、それ―― イグレシアス隊員の――』

 この時、フランクリンは身構えた。

 セントラル1との通信状況がさらに悪化し、レオナルドの声がどんどん遠くなっていく。

 モニターに映っていた姿もノイズで掻き消され、ついには音声も完全に途絶え、ホログラフィックモニターに残されたものは砂嵐のようなノイズだけとなった。

 と同時に、有視界にて周囲状況を観測していた隊員が素っ頓狂な声を上げて言う。

「嘘だろ。あ、あれは…… なんだ……? 何か巨大なものが、空から……」

 全員の視線が隊員に集まる。だが、一点に集められた視線は次の瞬間には艦橋に設置されたカメラによる光学映像に釘付けにされるのであった。


 黒く分厚い雲に覆われた北大西洋上空を映すモニターに、一筋の光が走った。

 淡く輝く光は黒い雲を黄金色に染め上げ、徐々にその範囲を拡大していく。

 皆の視線が一点に集中される中、音声が途切れたはずのスピーカーから“聞き慣れた少女の声”が聞こえてきた。


 しかし、その声は驚くほどに鮮明に聞こえ――

 耳を介さずに脳内に直接語り掛けるかのような明瞭さで人々に響き渡った。


『全世界の人々へ告げる。刻限は此処に。これより語られるは聖母マリアの御言葉である。全ての生きとし生ける者よ、心して耳に留めるが良い』


 声を聞いた瞬間、フランクリンは目を見開き、自分の口が開いたまま塞がらなくなるのを実感した。

 頭の中に響く幼い声の正体。彼女は間違いなく、アヤメだ。

 ミクロネシア連邦ポーンペイ島の地で、全島民へ呼び掛けた時と同じ奇跡を再現してみせている。

 アヤメの中にアイリスという、出自も人生もまったく異なる2つの魂を内包する少女。

 今、地上の人々に語り掛けているのがどちらであるのかは分からないが、ことマリアが関わる出来事において重大な役割を果たすのであればアイリスになるのだろうか。

 どちらとも知れぬ、天上の声は続ける。


『長きに渡る歴史の中で、我ら人が積み上げてきた罪。それら悪しきものが裁かれ、贖罪を求める人は救われる時代が訪れようとしています。

 戦争、差別、飢餓、疫病、難民。それら全ての苦痛が取り除かれた理想郷、我ら人は至福千年期へと歩みを進めることが叶うのです。

 間もなく聖母マリアの言葉通り、主の御心により、災厄に満ちた地上を支配する為に失われた救世主が蘇ります。

 血で血を洗い、人が人を虐げる歴史の終焉は近く、もはや忍耐の時は去ったのです。

 人々よ、天を見上げなさい。空を仰ぎなさい。ここに神の威光が示されます』


 御言葉が紡がれた時、黄金色に染まった雲が裂け、眩いばかりの陽光が北大西洋の海を照らした。

 誰も彼もが言葉を口にすることなど出来ない。

 眼前に現れたものは紛れもなく空に浮遊する天空城塞。巨大な質量を持った構造物が、黄金色の輝きに包まれて上空に座している。

 時刻は正午過ぎであるというのに、その城塞の背後だけは夜空のような黒いカーテンに覆われ、燐光する星々の輝きで満たされていた。

 高空の極点から直下に向かい落ちていく、色とりどりの流星群は絶え間なく水平線の彼方に注がれ、垂直に伸びた光の軌道、星の尾が幻想的な模様を描き出す。

 天空城塞の出現によって巨大な大穴を穿たれた雲は低高度に層積雲となって散り、洋上へ幾筋もの天使の梯子を下ろした。

 目にしたものが神の叡智、神の奇跡であるといって疑う者はいないだろう。

 それほどまでに圧倒的な威容が天に浮かんでいる。


 人々の目が天空城塞の威容に奪われる中、天の声は宣言した。


『これより、最後の審判が始まります。至福千年期へ至る道筋に、悪しき心を持つ者の立ち入りは許されません。


 人の子よ、祈りなさい。贖罪の為に。

 人の子よ、願いなさい。他者の幸福を。


 自らの持つ罪を悔い改めることによってのみ、これより紡がれる“理想世界”への入り口は開かれる。

 その証明として、罪を負うもの達の末路を神が示してくださいます。

 神の意思の代理として、神罰の在り方を此処に』


 声が言葉を紡いだと同時に、前方で激しい赤い閃光が焚かれ、規則正しく右から左へと向かって炎の渦が巻きあげられた。

 共和国近海に横一線で展開していたネーレーイデス艦隊が、天空城塞から注がれた雷撃、レッドスプライトによって撃ち焼かれたのである。

 寸分の誤差も無く機関部とミサイル貯蔵庫だけを狙われたのか、爆発の光と炎の勢いはとどまることを知らず、ネーレーイデスは彼方まで鳴り響く轟音と共に、次々と船体を折りながら冷たい海に引きずり込まれていった。

 天高く巻き上げられた鋼鉄の残骸は、赤黒い炎を纏ったまま共和国の市街地へと容赦なく落下していき、聳え立つ建物を次々と破壊していく。


 天の声は高らかに言う。

 

『サタンの滅びである。

 人の子よ、見よ。これが天上の意志であると。

 人の子よ、恐れよ。これが主の威光であると。

 第三次世界大戦の悪夢を生み、驕りによって世界を混沌へと陥れた者達に神の怒り、神の雷霆は注がれ燃え尽きた。

 贖罪無き者に、これより降誕する世界に居場所などないと知れ。


 全ての人々よ、祈りましょう。祈りの継続によってのみこの奇跡は成し遂げられます。

 偉大なる聖母への祈りは拡大し、天の意思に呼応して大いなる我らの神〈デウスエクスマキナ〉を目覚めさせる。

 神の祝福が貴方がたに注がれますように。

 全知全能の神の意志が、貴方がたを導く、“人類を導く希望の光”とならんことを』


 その言葉を最後に声は止んだ。

 サンダルフォンのブリッジは異様な静けさで満たされた。眼前に広がる景色と、光学映像が映し出しているのは常識では計ることの出来ない奇跡の異物。

 黄金色の光に包まれた巨大な構造物は文字通り、世界を見下ろすように制止したまま動かない。


 唖然とした表情のままフランクリンが静かに首を振った時、サンダルフォンの通信アラームがけたたましく鳴り出した。

 正気に戻った通信隊員が叫ぶ。

「外部から通常回線での呼び掛けです。発信位置はグラン・エトルアリアス共和国中心、アンヘリック・イーリオンと思われます」

「繋げ」

 フランクリンは迷わずに言った。このタイミングで城塞からわざわざ通常回線で通信を送ってくる人物など、想像する限りでは数えるほどしかいない。

 そして、事実としてフランクリンの予想は的中することとなる。

 接続され、開かれた回線から勢いよく野太い男性の声が響いたのだ。

『こちらマークת所属、ジョシュア・ブライアン大尉です。サンダルフォンへ、至急脱出用の航空機をこちらへ向かわせることを要求する』

「ブライアン大尉、貴官の無事が確認出来たことを喜ばしく思う。迎えの航空機もすぐに向かわせよう。だが、その場所が共和国の防空権の傘にある以上、早期の到着は困難を極めるかもしれない」

『共和国からの迎撃に関しては、心配は無用かと思います。あの空に浮かぶでかぶつをご覧になっているでしょう。共和国は今、連合艦隊と戦闘を継続できる状況にはありません。“あれ”への対策を講じることに手一杯でしょうから』

「大尉、そちらの状況をもう少し詳しく教えて欲しい。まず、全員無事か?」

『私の他、姫埜中尉、アメルハウザー准尉、アルビジア特務准尉、総大司教殿、シスター・アシスタシアは健在です。イグレシアス隊員とヘンネフェルト隊員は奴らに連れ去られました』

「奴らだと?」

『マリア・オルティス・クリスティー。以下、国連の者達の裏切りに遭いました。先の聖母の御言葉は承知おきの通り、アヤメ・テンドウ及びアイリス・デ・ロス・アンヘルス・シエロによるものです。今、国際連盟の彼女達は皆があの天空城塞にいるとみて間違いありません』

 フランクリンは胸に動悸を感じながら、指揮官として聞くべきことを問う。

「共和国の状況を報告してくれ。対象Aはどうした?」

『対象A、アンジェリカ・インファンタ・カリステファスはマリア・オルティス・クリスティーの手によって行動不能にまで追い込まれています。しばらく身動きは取れないでしょう。尖塔に浮かんだ天使の光輪が消失したのもその為です。

 テミスの構成員の内、マックバロンの2名は命を落とし、残る2名は健在。ただし、その2名は連合軍との戦闘継続の道は選ばないものと断言します』

「根拠は。我々は、共和国の核の傘の脅威から抜け出してはいない。天空城塞に対する懸念も尤もだが、セントラル3を焼き払ったミサイルの脅威を考えから排斥することは出来ないんだ」

『今、洋上に彼らの主要艦船群の姿はありますか?』

「いや、彼らから発せられた休戦協定以後、トリートーン、ロデー、ベンテシキューメーにアンティゴネも撤退をしている。ネーレーイデスは先の雷撃によって全艦が轟沈した」

『それが根拠ということでは証左として不十分でしょうか』

 フランクリンは一考した。共和国は一時停戦協定の後、反撃できない頃合いを見計らって核ミサイルを打ち込む非道な真似をした国家でもある。

 そんな彼らが素直に停戦を継続すると思えるか否か……


 しかし、この迷いは思わぬところで断ち切られることとなった。

 通信隊員が言う。

「艦長、グラン・エトルアリアス共和国中央司令部より緊急通告です。内容は、“我らに戦闘継続の意思は無し。連合艦隊は即時反転し現海域より離脱せよ”とのこと。通信回線の不通により受信が遅れていましたが、この通告は正午を少し過ぎてから発信されたもののようです。少なくとも、先の御言葉なるものが発せられるよりも前、共和国軍の艦船群が撤退をする直前には発信されていた模様」


 どういうことだ?

 共和国はこの天変地異にも等しい異常事態を事前に察知していたとでも言うのか?

 都合のいい言葉を言うものだと憤怒の気を生じさせつつフランクリンは一考したが、迷いの継続はろくでもない結果しか生まないことを経験として知っている。

 今という瞬間に何を信じるか。そのことだけに心を決めれば判断に迷いなどないはずだ。

 通常回線で必死に状況を報告する部下を信じて言った。

「ブライアン大尉、十分だ。すぐにそちらへ向かえを寄越す。ラオメドン城壁外周、城門前にて待機せよ」

『了解』

 そう言って間もなく、通信は遮断された。

 フランクリンは艦内通信機を手に取って言う。

「第一格納庫、予備の輸送機を一機出す。目標地点の座標データは後ほど送信する。マニュアル操作でカタパルトを起動させられるか?」

『こちら第一格納庫、命令伝達受領。マニュアル操作によるカタパルトの起動、支障ありません。ただちに輸送機を目標地点へ向け発艦させます』

「感謝する」

 非常事態にも関わらず、冷静に任務を継続する隊員達に礼を伝えフランクリンは通信機を置いた。


 共和国がこちらに撤退を促すということは、目の前の勝ち戦を放棄せざるを得ないほどに状況はひっ迫しているという事実を指しているのだろう。

 何が理由であるかは、空に浮かぶ城塞を見れば明らかではあるものの、それがどういった危険を孕むものであるのかまでは見当が及ばない。

 思考している内に間もなく、フランクリンが指示した通りに輸送機が一機ほど共和国へ向けて発艦した。

 フランクリンはブリッジの隊員へ言う。

「残存艦隊全軍へ通達。針路反転、連合艦隊は同時刻を以て戦闘行動を完全に中止し、現海域より離脱する。本艦を除く全艦隊は最大戦速にてセントラル1へ帰投せよ。本艦は発艦した航空輸送機回収の為、進路反転後に第三航空格納庫ゲートを解放したまま待機する」

 言い終えると同時に、命令の伝達が全艦隊へ送られ、指示を受けた各国空母群が船首の回頭を開始した。


 終わりの始まり。

 グラン・エトルアリアス共和国による反乱が思わぬ形で幕を閉じようとする中、新たなる脅威が空よりもたらされた。

 マリア・オルティス・クリスティーの抱いた理想。全知全能のAIによる全世界統治。

 イベリスが連れ去られたと言ったジョシュアの言葉をそのまま解釈するのならば、彼女達にとって必要なものは全て手に入ったということなのだろう。

 であれば、この後に何が起きても驚嘆には値しない。


 ところが、そう思っていたのも束の間。

 フランクリンは光学映像を映し出すモニターに“信じられないもの”を目撃することとなる。 


 視界の先、遥か彼方洋上から大陸への大地にかける広大な空間に、それは姿を顕した。

 青ざめた馬にまたがる死の象徴。

 ヨハネの黙示録 第6章第8節にて語られる“第4の騎士”、その災厄を具現化した巨大な姿が。



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