応援コメント

* 1-1-5 *」への応援コメント


  • 編集済

    私達は計る。世界の罪の重さを。
    私達は問う。世界の罪の正しさを。
    私達は裁く。世界の罪の全てを。
    私達は望む。世界が重ねた罪の清算を。

    私達の夢、私達の理想、私達の存在理由。
    追い求めていたものを私達は……

    『ヤット、ミツケタ』

    こう言う整った文章は理想的です。
    意味も重厚だし、視覚効果も高い。

    私達の理想において、
    私達の中でどの組織の誰が実際の主権を
    持っているのかなどまるでどうでもいいことであり、
    目的は〈他国と交渉ごとを行う際、
    一国家として渡り合う為に必要な基盤作り〉であるのだから、
    対外的に『グラン・エトルアリアス共和国は主権国家である』
    という事実さえ完成してしまえばそれで良いのだ。

    国際社会にこの国が
    〈独立国家であると認めさせること〉。
    それが何よりも重要な最初の一歩であったのだから。

    世界の罪に対して、罰を与える存在。
    レゾンデートルの復興が、彼女に、彼女達にもたらす幸福、とは?

    作者からの返信

    利害の一致。
    元々、アンジェリカと共和国の理想ともいうべき考えはほとんど根底から同じようなものでした。
    アンジェリカという存在が共和国の悲願に欠かせない要素になったように、アンジェリカが失いかけたレゾンデートルを取り戻すために、共和国と言う存在は欠かせないものとなった瞬間です。

    しかして、利害の一致という以上に最終的にそこにあったもの。
    おっしゃる通り、この出会いが両者にもたらしたものとは。
    これこそがこの小説の最後の部分に関わってくる内容となります。