応援コメント

* 1-1-3 *」への応援コメント

  • “君のことを助けてあげられる大人でなくてすまない”

    キャパシティを超える重責を負わされている、と言うことですよね。
    沢山の処刑を読んで来ました。本意な訳が無い。

    下記の英文を再読出来るように、引用させて頂きました。
    こう言う文章表現もあると、目から鱗が落ちる思いです。
    グリーンスリーブスは女性なのですね。
    そこからの理解です。

    I have been ready at your hand,
    〈私には全てを差し出す覚悟がある〉

    To grant whatever you would crave,
    〈貴女の望むものを全て与える為に〉

    I have both wagered life and land,
    〈領土も、この命を賭すことも厭わない〉

    Your love and good-will for to have.
    〈それで貴女の愛が得られるのなら〉

    Greensleeves was all my joy
    〈グリーンスリーブス、貴女は私にとっての喜びだった〉

    Greensleeves was my delight,
    〈グリーンスリーブス、貴女は私の楽しみだった〉

    Greensleeves was my heart of gold,
    〈グリーンスリーブス、貴女は私の心の支えだった〉

    And who but my lady greensleeves.
    〈私のグリーンスリーブス。貴女以外に誰がいるというのか〉

    作者からの返信

    リナリア公国の民から見て、弱い僅かの幼子がインファンタの担う「公国の暗闇」に当たる責務を負わされていることについて、国民の中には一定数「それはあんまりなのではないか」と思う人もいたかもしれないと考えます。
    しかし、王政の中で貴族諸侯に異を唱えるなど出来るはずもなく、ただそれを当たり前だと受け入れなければならないという現実が存在する。
    こういった辺りはフィクションでありながらも、過去の歴史上、現実世界でも「そういうことがあったかもしれない」と思う所です。

    また、嘘か誠か、逸話としてグリーンスリーブスは英国王室の話を描いたものではないかという説がささやかれています。
    なぜ「緑の袖」なのかを考慮すると、その可能性が浮上するそうです。

    説の信憑性を裏付ける根拠は無く、あくまで「そうかもしれない」という程度のものですが、少なくとも「ある男性が特別に思う女性に宛てた愛の詩」であるのではと私個人も思います。