第4話

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 ー・し・∠・〆・∈・⊂・∞ 色々な形や色の髪の毛が、人の居ない廃墟の床に広がり、落ちていた。 

 塵と一緒に成り、汚れていた。

 灰色と黒い影、ニ色の世界、見えない臭さも判るようだった……!?


 何処からか、太くて短いマッチ棒が照れたような面持ちで【欽ちゃん走り!?】をしながら、空中浮遊し、出て来た。 空中に

『ショータイム スタート!?……』と書く。


 髪の毛!?が、そこかしこで動いて!?いた。

 しかし、線が細すぎて目視では、何が何だか判らない状態だった。

 上から、黒い雨がナイアガラのように降って来た。

 部屋中が真っ黒く成る。


 弱い魚が強い魚から、身を守るベイトボール (魚の玉)のように髪の毛が色々な色の蛍光色を放って楕円形を作り、時計回りに回っていた。

 上下左右に動く生きた蛍光灯といった未来型電気を創っていた。

 回転を変えたり、点滅したり、形を三角、四角、と変えたり、分離や合体をしたりする。


 そして、また再び暗く成った。

 止めたのか!? 終わったのか!? 長い時間 遠距離感のない暗闇が続いた。


 中央付近に小さな小さな点が現れた。

 コマの絵!?か……揺れた……ひかりの輪!?光の髪の毛が色を変えたり……コマの回転をゆるめて揺れたり……右回転したり……また左回転に回り、床の模様を変えたり……線香花火の光のグラフィック画像を創ったりした。

 青・黄・赤と光でコマの回転の強弱を創り……イルカの空気のリングのようにリトルリトルエイリアンの小さい小さい光の輪の連打をし、攻撃的なアピールもした。

「エイッ、エイッ、エイッ、エイッ」という声が聞こえてきそうな感じがする、可愛らしい。 

 

 ベイトボールが大きく成って行く。

 光が、飛散し、そこかしこでで稲妻を輝かせ、広がり、雷を落とした。 

 空気中!?で水中!?で光を変え、形を変え、色を変え、淡い桃色の桜、黄色く元気そうなひまわり、黄色く歴史を感じるもみじ、落ち着いた赤色のポインセチアの絵や★・✕・✩・▼・§……etcを

表現して行く。


 無音のままの訴えだった。

 一定時間に終わり、一定時間でパターンを変え、決められたメッセージや文字や教訓を様々な模様で第三者に対して話しをして行く。

 まるでスピルバーグの『未知との遭遇』風だった。

 無音感!? 見ていて面白い!? 興味が湧いていた。


 夏場に成ると子供に戻れ、見る事が出来る線香花火を真下に見ていた物が、今は、中心にいて360度3D画像を楽しめる所!?にいて、また下から!?も映像を楽しめた。 見るものを引き付けていた、記憶に残った。

 聞こえないはずの音が聞こえて来る……。



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 生きて無かった!?

 一生の自分の仕事を終えていた!?

 ゴミ!?と判断された物、廃材が、ここの場所には、あった。

 分別された!?山々が山脈を造っていた。


 夕方から夜に成ると暗闇が、辺りを不気味に変え、人々を遠ざけた。 恐怖王の出勤時間。

 しかし、グレイゾーンでは、集会が行われ掛かっていた。


 ○○さん、お入りなさい、壊れた携帯やビデオテープ、DVDのチビちゃん達が、ツルで楽しく縄跳びをしていた。

 入れ替わり、飛び、スピードを上げて、二本縄のダブルダッチで決めて、楽しんで遊ぶ。


 大人の廃材も童心に帰ったかのように運動会やレクリエーションをし始めた。

 障害物リレーや棒倒しや綱引きなどをして笑顔や笑い声を出して楽しく騒ぎ始める。

 応援をしたり、転げたり、擦りむいたりといった事も中に見受けられた。


 アルコールや556や潤滑油…etcを入れ、気持ち良く成って、知らない物同士でも会話をし、肩を組み、仲良く成った。

 バカ話しや約束事をした。

 腕相撲や口ゲンカや小競り合いもあったが、日々の溜まったストレスを発散するには、必要な事だった。


 気の合わない奴でも、気に入らない奴でもソリの合わない奴でも何回か喧嘩(けんか)をしたり、お互いに怪我(けが)をおったりしたら、やはり、心が少しばかりか解り合えるように成った。


 互いの存在を少しだけでも、認め合って、分かち合った。

 時間は、掛かったかも知れないが、ある意味 仲間に成った。

 痛みが判る悪友に成った。

 今では、他人には、言いたくも無いが、ある意味 親友!?である。

 夜が開けて来ると、仲間や魂は、散る量が大きく成り、最終的には、散って行って無くなってしまった。

 また会う約束をして……。



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 誰もが、うなった、踏ん張った。

「う〜……!?」

「フ〜、フ〜……!?」

と声を出した。

 チャッポ〜ン、ジャッ、ジャッ〜、声には、音が、付いて回る。


 通称【WC】トイレだった。 アンモニアやうんこが、下方部の槽に、仲良く仕事を終えて溜まっていた。

 人間にしてみれば、汚く、悪臭だった。


 でも神様は、優しく見守っていてくれた。

「お疲れ様、あなた達を今一度だけ輝かせてあげる。 3・2・1……パチッ……」 指を鳴らす音がする。


 一瞬でも汚物は、白く!?プラチナ!?透明!?に成り、輝きを発した。 宝石のようだった。

「きゃっ……!?」

「キャッ……!?」

シューッ、シューッ、ザー、ザザザッ。


 透明っぽい1cm弱位の天使が空中をスケートで滑って来て、空気!?異空間!?にエッジをきかせて白い霧を作ってきゃぴキャピと遊んで楽しんでいるところだった。


 アベック!?でイヤ……そこら中で何十倍という位の多くの数の子供達が、霧を創るのに滑り、夢中で遊戯をしていた。

 霧が出来る一瞬だけ、真ん丸の球型やハート型や雪の結晶の虹が、出来てホタルのように緑光りをし、楽しめるからだった。


 なぜ色々な形の虹!?が出来るのかが奇妙で、不思議なところがあった。

 でも次に何が現れるのかを楽しめるスポーツの一つでもあった。


 至る所で霧の飾りが、十五秒間位 創られては、下に落ちて行き、消えて行った。

 まるで人間界の冬の雪みたいな感じだった。

 また時々 【ハズレ】があるみたいで それは、映像が無くバーンという爆竹音とパチパチパチという火種の割れる音とポッポ〜という昔の機関車の連打音だった。

 聞き慣れない感じが天使達をビックリさせては、楽しませて笑わせていた。


【霧の精のいたずら】というわらべっ子(天使達)の遊び行事だった。

 一日 遊び続けた。 キンコ〜ン、カンコ〜ンと音が響き渡る。

 遊び時間の終わりと共に天使達は、一匹 また一匹と消えて行った。 霧や空中の模様も下に落ちて消えて行った。

 元の人間の世界に戻って行く。


 うんこは、植物や果物の肥料の元、限られた資源!?は、大切にしないといけないんだよっ。 

 また違う路線への開拓も必要かも!?


 またトイレは、次に使う人の為に綺麗にしておきたいものだよねっ、使う時、気持ちが良いでしょっ。 治安が悪くならない為にも。


 与えられた わずかな時間も大切にしないといけないよね。

 

 思い出は、多く作って心にいっぱい持ち続けようね、大人に成っても。


 楽(らく)そうな良い話しで寄って来る、悪い世界には、行っては、ダメだよ。 (╥﹏╥)


お・わ・り……ちゃんちゃん。


※ 備考【この作品に書いてある人物・曲名は、フィクションであり、例え話しです・.…raelcun dna raw (〒﹏〒)】






 

 























 












 

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