第5話 器
俺がのんきに過ごしている間、あの忌まわしいチート能力を管理している連合である事件が起きた。
「フフフ…遂に保管庫までたどり着いた。
この能力を手にすれば俺は世界の王になれる!
あのクソウザい上司ともおさらばだっ!」
朝だー!今日は何をしようかな?
そんな感じで緑茶を飲みながらテレビを見ているととんでもないニュースが飛び込んで来た。
世界均衡連合北大陸支部 崩壊
「今日未明、連合北大陸支部の中央施設、そこに居た全職員が消滅していました。」
会長の会見の映像が流れる。
「えー、今回の事故の原因は新LEGENDクラス能力を無許可で使用した職員による暴走と判明いたしました。これにより、北大陸支部の全職員が死亡、犯人は能力の負荷に耐えられず体が消滅いたしました…」
ヤバすぎだろあの能力。
でも北大陸はどうやらここの真裏らしいからまだ当分厄介事に巻き込まれないだろう。
能力の負荷について
個人が持てる能力には容量が存在する。
当然、強力であればある程使用容量は多くなる。
そして、容量を超えた能力を何らかの形で手に入れた場合、手に入れた者は死亡する。
そして俺はあのクソ能力を元から持っていたこともあり、メモリは相当あるらしい。
SDカードに例えたら分かりやすいだろう。
異世界転生してチート能力を手にした俺は、お金欲しいので売っちゃいました★ ねこみゅ〜どん @nekomyudon
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。異世界転生してチート能力を手にした俺は、お金欲しいので売っちゃいました★の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます