ある時、先生がこんなことを言った。
「貴方が憎いと思う人にこそ、ありがとうを使いなさい」
↑なかなか難しいことですよね。実際、読み終えて思ったことは、「正直僕には難しいな」です。
僕も憎い人はいますが(就業間近に仕事を振ってくる上司とか)、大人の対応を心がけていても、相手の立場に立ってみても、どうしてもありがとうを使うことができません 。
どうすれば主人公のようになれるのでしょうか。やはり、幼き日に素晴らしい先生との出会いが必須なのか。そうすれば僕もきっと、素直にありがとうを使えていたかもしれない。
いや、でも頑張ればきっと今からでも変われるんじゃないか。憎き相手にもありがとうを使える日がくるんじゃないか。
そんなちょっとした夢を見せてくれるお話です。