妖愛 A fairy lover

第三話

シシノ「ここは，亞空（あくう）の洞窟よ。」

麗夜「亞空の洞窟?一体どういう洞窟なんですか?

シシノ「一度この洞窟に入ったら二度と出ることができない...」

麗夜「二度と出れない?それはどういうことですか？」

シシノ「それがわたしにも全くわからないのよ！」

麗夜「そうなんですか...」

シシノ「でも多分迷信でしょ！」

麗夜「それなら良いですけど...」

洞窟前

麗夜「それじゃあ...行きますか...」　

シシノ「そっそうね」

麗夜「大丈夫ですか?」

シシノ「わっわたしは、大丈夫よ！麗夜こそ怖がってるじゃないのよ！」

麗夜「そりゃ怖いでしょ...今から化け蜘の巣窟に入るんですから...」

シシノ「...とにかく行きましょう」

そうして洞窟内に入っていく麗夜とシシノ

二人は，これから起きることに耐えれるのでしょうか?

シシノ「うっやっぱり臭いわね...それに暗いし...」

麗夜「そうですね。ですが今のところ化け蜘は...出てきてないですね。」

シシノ「くよくよしてても仕方ないわ！さぁ早くいきましょ...」

麗夜「そうですね...」

かくして2人は，シシノの姉が囚われている亞空の洞窟内へ，入って行くのであった...

そこで二人を待ち受けているものは...一体！？