18

「ねえ」


 なにシュウ、どうかしたのシュウ、と無邪気を装う由璃と真璃の顔を平等に睨み上げたのち、柊は小さな溜息をついた。なに、だの、どうしたの、だの、とぼけるんじゃないってのよ。


「さっきの話、なにがなんだかさっぱりわけがわからなかったんだけど」


 ああ、まあそうだよね、と由璃と真璃はそれぞれに頷き、説明してよ、と迫る柊を宥めにかかった。


「もちろんちゃんと話すよ。でも、ここじゃなんだから、落ち着いて話のできるところに行こう」


 そうして場所を移した先は、駅の近くにあるファストフード店の二階奥の一席だった。

 大学からの道中には、北の古都らしく、雰囲気のよい静かな喫茶店もたくさんあったというのに、双子はそうした店には一切近寄らなかった。日ごろは終夜営業のチェーン店を便利に渡り歩いている柊だが、こんなときくらい落ち着いた場所で豊かな味を楽しみたい。若干不満気味に唇を尖らせていると、真璃が笑いながら、ごめんね、と云った。


「ああいうところだと、誰が聞いてるかわからないし。古くて小さい街では、噂話が命取りになったりするでしょ」

「松島さんをそこまで追い詰める気はないからな。こういう、他人に無関心な店のほうがよかったんだ」


 由璃が持ってきたトレイの上には、ペーパーカップが三つ乗せられている。


「わたしは別に……」

「話が終わったらどこか入ってみようね。シュウって、ああいうところ好きなんだ。そういうとこは女子だよねえ」


 だからいいってば、と柊は妙な気恥ずかしさを覚えて強い声を上げる。


「可愛いな、シュウは」

「可愛いね、シュウは」


 そ、れ、で、と柊は声に合わせて安っぽいテーブルを掌で叩きながら双子に迫った。


「どういうことなの。最初から説明して、全部」


 最初から、と由璃が頷き、そうだね、と真璃も同意した。


「わかった。全部だね」



 松島紀彦と秋山斗貴子は不倫関係にあった、と真璃はごくさらりと告げた。

 柊はとくに驚きもしなかった。真面目で誠実そうに見え、その手のことには消極的に思える男が実際にはそうではないことは、さして珍しくもなかったからだ。

 シュウにとってはそうかもしれないね、と由璃は苦笑いをした。でも、帝都大学法医学教室にとって、ふたりの不適切な関係は大きな問題だった。


 松島と秋山の不倫関係が明るみに出たのは、ほかでもない、薔子の事件がきっかけだった。

 薔子が殺害され、帝都大学法医学教室に司法解剖の要請が入ったとき、すぐに執刀およびその介助にあたることのできる人間は五名しかいなかった。松島と秋山、瀬尾理人のほかに、教室の大学院生と外部の研究所に勤めている協力医師のふたりである。

 束原が不在の折、教室の責任者となるのは准教授だった松島で、彼は真っ先に研究室に駆けつけ、遺体の受入れ態勢を整えた。もちろんこの時点では、運ばれてくる遺体が拓植薔子であることは明らかになっていない。松島は助手の秋山と院生の瀬尾に連絡を入れ、ふたりもすぐに研究室へとやってきた。

 遺体が薔子のものであることが判明した時点で、松島は瀬尾を執刀から外した。もうひとりの大学院生は運悪くアルバイト先の病院で夜勤から抜けられず、協力医師は勤務先での業務から手を離すことができず、ふたりともすぐに駆けつけることは不可能だった。

 ゆえに、松島は秋山のみを解剖室に入れ、検案を行った。


 それが松島さんの説明だった、と由璃は云う。

 おかしなことはなにもないじゃない、と柊は肩を竦めた。その日がたまたま学会で、さらにちょっとばかり運の悪いことが重なったかもしれないけど、だからって別に――。

 そうだよね、と真璃が頷いた。シュウはそう云うしかないよね。でもね、松島さんの言葉と実際とは、肝心なところが違ってたんだ。

 肝心なところ、と柊が問うと、うん、と真璃は右手の人差し指を立てた。秋山先生の行動だよ。


 瀬尾によれば、彼が大学に到着したとき、秋山はすでに研究室にいたのだという。その日、たしかに夕方には大学を出て帰宅していたはずの彼女は、研究室を出たときと同じ服装のまま、松島の隣に立っていた。

 当時の秋山の自宅は、大学から電車で二時間近くかかるところにあった。だが、夕方に大学を出たのであれば、拓植薔子の遺体が搬送されてきた時刻にはすでに帰宅していたはずだ。もしも、秋山が自宅で松島からの連絡を受けてから再度大学に向かったという秋山の言葉が事実ならば、彼女が瀬尾よりも早く研究室に到着しているなどということはありえない。


 つまり秋山さんは深夜になるまで大学のすぐ近くにいた、ということになる、と由璃は云った。

 だからなんなの、と柊は首をひねる。なにが問題なのか、ぜんぜんわからない。

 秋山が夕方に研究室を出たのはたしかだった。研究室にいるあいだじゅうログインしっぱなしであることが常となっているネットワークからのログアウト時刻が、十七時過ぎと記録されていたからだ。

 そして松島もまた、十八時前にはネットワークからログアウトしている。

 日ごろは、研究室に住んでいるんじゃないか、とまで云われていた松島が、束原が不在の日を選んだかのように早く帰宅している。秋山も同じだ。

 それで誰かが云い出した。


 ふたりは付き合っていて、教授のいない隙に羽を伸ばそうと、ふたりでデートでもしてたんじゃないか。


 拓植と瀬尾には申し訳ないけれど、と真璃はそこで肩を竦めた。あのころ、おれたちの周りでは、松島さんと秋山さんの関係のほうが大きな関心を集めてた。もちろん大学や世間は違うよ。でも、教室は世の中とは違う理屈で動いてる。

 前々から、ふたりは関係を疑われていたからな、と由璃も同意する。ふたりが人気の少ない場所で身を寄せ合うようにしている姿や、深夜の研究室でごく私的な云い合いをしているところを目撃したという証言も複数あって、誰ともなしにおかしいという話が広まったんだ。はじめは噂話なんかまともに取り合わなかった束原さんも、最終的には松島さんと秋山さんをそれぞれ呼んで、事情を聴くことにした。

 ふたりはともに過ちを認めた。関係が事実であり、すでに噂にも上っていただけに、隠し通すことはできなかったのだろう。松島は転勤を、秋山は退職を、それぞれ選ぶことになった。薔子の事件のせいで世間の耳目を集めていた当時である。これ以上のスキャンダルは御免だとばかりに、異例のスピードで処分が下されたという。


 いろいろすったもんだはあったみたいだけどね、と真璃は苦笑いをした。松島さんも秋山さんもそれぞれに家庭があったからダブル不倫とか騒がれてさ、結局どっちも離婚したみたいだし、あたりまえだけど、まあ泥沼だよね。

 タナボタで昇格した仁科さんも、あのときはだいぶ叩かれていたな、と由璃が呆れたような声で付け加えた。出世したいがためにふたりの噂を流したのは彼なんじゃないか、とか、ごますりばっかり上手くてたいした能力もないくせに、とか。仁科さんがずいぶん憤慨していたのを憶えている。

 そうでしょうね、と柊は頷いた。自分の出世が、他人の醜聞のおかげだと思われるなんて、仁科にしてみれば云いがかり以外のなにものでもないだろう。とはいえ、どんなに不愉快であったとしても、単なる僻みややっかみの範囲にとどまっている限り、まともに反論するだけ莫迦をみる。彼としては迷惑顔をする以外にできることはないのだから、気の毒といえば気の毒なことだ。

 狭い世界における人事は、そこを居場所とする者たちにとって最大の関心事である。一般企業も研究室も大して変わらない。ましてやそこに醜聞が絡んでいるとなれば、すでに死者となり口もきけない存在となってしまった薔子よりも、生きている者の処遇のほうが周囲の関心を集めることになるのは当然のことかもしれない。



「って、ここまでが前置きね」


 両の掌を軽く打ち合わせ、真璃が云った。柊は瞬きを繰り返し、前置き、と鸚鵡返しに問いかけた。


「そう、前置き。ここから先が、おれたちの推測。本題」

「さっき、真璃が松島さんの言質を取ろうとして失敗したこと」


 失敗したは余計だよ、と真璃が顔をしかめる。由璃は、悪い、と悪びれたふうもなく肩を竦めた。


「松島さんと秋山さんは不倫関係にあった。拓植の事件が起きるまでは、噂はともかく、ふたりは自分たちの関係を完全に隠蔽していた」

「……と、思ってた」


 思ってた、と柊は思わず声を尖らせる。


「誰かに知られてたってこと?」

「ふたりが異動やら退職やらを選んだ時点ですら、彼らの関係について実際のところを把握していたのは束原さんと仁科さん、それに教授会のなかでも限られた顔ぶれだけだった」

「教室は、というか大学は、そりゃあもう徹底して醜聞を隠そうとしたんだよ」


 交互に話すふたりを見つめながら、柊は、あのころの混乱を思えば、それは容易なことだったに違いない、と考えた。


 当時、薔子の事件は世間の耳目を大いに集めていた。

 多くのマスコミは大学に対し取材への対応を求めたが、大学側は十分に応じようとはなかった。刑事事件の捜査を妨げるようなことはできない、という大義名分を振りかざし、殺害された女子大生についてなんでもいいから知りたいと迫る記者たちに対し、いっさいを隠蔽しようとしたのだ。


 だが、もちろんそれはうまくいかなかった。

 事件に慣れた海千山千の禿鷹どもを上手くいなし、ときに都合よく利用するには、高度に訓練された広報手腕が必要とされる。しかし、当時の帝大にそんな機能が備わっているわけもない。

 薔子に関する情報は、個別に取材依頼を請けた学生や教員、職員らから少しずつ漏れていくこととなった。彼らの見方や言葉には偏りがあり、誤りも多く含まれていたが、エサに飢えていた記者らはそんなことを考慮しない。死者の名誉を重んじるよりも、世間の好奇心を満たすことが優先され、結果、薔子の評判は地に落ちた。

 大学は長いこと混乱のなかにあった。学生が殺害されただけでも大変な事態であるのに、当の被害者に問題行動があったとなればなおさらだ。慣れないマスコミ対応、保護者、OBらに対する説明と陳謝、在学生が受けるであろうさまざまな衝撃に対するフォローまで――。

 そうした派手な騒動のなかでは、薔子の遺体を解剖した医師たちになど、誰も注目しない。強い光の傍らにできた濃い影に、松島と秋山はうまく身を潜めたのだ。


「だけど、教室や大学からすれば、まったくお咎めなしってわけにはいかないよね。松島さんの奥さんは訴訟の準備を進めてたらしいし、秋山さんも旦那に親権を取り上げられるとかでずいぶんもめてた。拓植の件も含めて、大学側としてはこれ以上のトラブルは願い下げだった」


 そして松島は転勤、秋山は退職とそれぞれの道を選び、法医学教室は彼らのスキャンダルをなかったことにした。


 そこまではいいか、と由璃が尋ねた。

 大丈夫、わかった、と柊は答え、ペーパーカップを手にする。


「わかったけど、でも、そのことと薔子の解剖と、どんな関係があるの?」

「当事者ふたりも大学も、不倫の事実を隠しきったつもりでいた。だけど、そんなこと無理だよね。実際、おれたちだっていま話した程度のことは知ってたんだ。確信というか、本人たちの口からそうと聞いたことがないだけで」


 それは当時もそうだったんじゃないかと思うんだよ、と云うと、真璃は軽く目を眇めた。


「そう、って?」

「隠しきれてると思ってたのは本人たちだけで、ふたりのことを知ってるやつはほかにもいたってこと」


 柊は目を見開き、真璃の顔をじっと見つめる。もうわかるでしょう、と彼の目は云っている。

 わからない、と答えたかったが、嘘はつけなかった。本当のことを知るための道は、この事実を乗り越えた先にある。


「先輩は、松島さんと秋山さんのことを、知っていた」

「そう」

「瀬尾は、彼らのことを知っていた」


 そしておそらく、松島を脅した。薔子の遺体を解剖するにあたり、自分の臨場を拒もうとする准教授に、部下と不倫している事実を暴露されたくなければ解剖室に入れろと、そう云って脅した。


「おれたちはそう考えたんだ。けど、瀬尾を問い詰めたところで簡単に口を割るとは思えない。すっとぼけられるのが関の山だよね。だから、別の方向から攻めることにした」


 さきほど、松島の教室でも同じことを聞かされた。だが今度は、不思議なほど動揺がない。それどころか、双子の推測に間違いはないような気がした。瀬尾が用いた具体的な手段――松島を脅して、解剖への立ち合いを認めさせた――が示唆されたせいだろうか。


 瀬尾は薔子の解剖に立ち会っていたし、その事実を誰にも明かさなかった。ともに真実を追究しようと手を携えたはずの柊にですら秘匿しようとしていた。


 そのことに憤りはある。疑いも顔を覗かせる。すぐにでも真実を問い質したい気持ちに変わりはない。先輩、あなたはなぜ嘘をついたんですか。


 けれど、いまはそれよりも先に考えなくてはならないことがある。

 先輩と松島さんはなぜふたりして同じ嘘をついた――否、いまなお、現在進行形でつき続けている――のだろう、という疑問だ。


 柊は考えに沈んだ。

 瀬尾理人は拓植薔子の解剖には臨場しなかった、という合わせ鏡のような彼らの嘘は、しかし、誰にとってもほとんどメリットなどないように思える。

 心理的に近しい者の死因究明に直接携わることは、たしかに倫理的に問題視される可能性はある。だがそれは、絶対的な不正とみなされるわけではない。とくに、事件当夜は極端な人手不足だった。もし解剖記録に瀬尾の名前があったとしても、それが大きな問題になることはなかっただろう。

 瀬尾を解剖に立ち会わせない、という松島の判断は、非常に慎重なものではあったが、必ずしも適切であったかどうかはわからない。人によっては、秋山とふたりで解剖を行った場合に起こりうる事故の可能性――重要な証拠の見落としや、死因の錯誤――を重要視するかもしれない。

 どちらがより大きな問題となるかと訊かれると、柊にはなんとも答えようがないというのが実際のところだ。しかし、それは何年にもわたる嘘をついてまで隠し通そうとするようなことだろうか。

 瀬尾も松島も不必要な嘘をついているようにしか思えない。


 柊はなおも眉根を寄せて首を傾げる。

 それに、ふたりには、いや、とくに松島にはなぜ嘘をつく必要があったのだろうか。

 瀬尾の嘘にはまだ必要性がある。自分を解剖室に入れたがらない松島を、彼の秘密をもって脅したことはたしかに褒められた話ではない。その事実を隠したかったと云われれば、それはそれで納得できなくはない。

 だが、松島の嘘は違う。

 たしかに秋山との不倫を暴露されることをおそれる気持ちはあったに違いない。だが、解剖に瀬尾を立ち合わせることにさほど問題はない――人手不足の折であれば致し方ないことと、経験豊富な准教授が心得ていないはずがない――のだから、瀬尾が解剖に立ち会いたいと云ったのならそのとおりにさせればよかったのだし、その事実を隠す必要もない。

 にもかかわらず、彼を解剖室に入れたことを隠し通したのはなぜか。

 なにかがおかしい。松島はまだなにか――それこそが本当の秘密――を隠している。


「だよね」

「なにが?」


 真璃の声に驚き、柊は弾かれたように顔を上げた。


「松島はまだなにかを隠している。そう思ったでしょ、いま」


 忙しなく瞬きを繰り返す柊に微笑みかけながら、由璃が続けた。


「シュウとおれたちは同じものを見て、同じ言葉を聴いて、同じ結論に達した。間違いない。松島さんはなにかを隠している」

「なんで、わかるの?」


 わたし、なんにも云ってないのに、と不気味なものを見るような目つきで自分たちを見つめる柊に、由璃と真璃は、わかるさ、わかるんだよ、と口々に云う。


「おれたちはずっとシュウを見てきたからね」


 少しばかり寂しそうなその声音を聴いて、柊はこのときはじめて、そういえばこのふたりは、いつからわたしのことを知っていたんだろう、と疑問に思った。


 柊にとっての由璃と真璃との出会いは、偶然隣り合わせたバーでのことだ。けれど、あのときのふたりは、すでに柊のことを知っているような口ぶりだった。それは単に、束原研究室に出入りする柊のことを見知っている、というだけではなく、もう少し踏み込んだ、知っている、だったような気がする。


「シュウ」


 ほんのわずか現実から逸れた思考を真璃に見破られ、柊は慌てた。


「ごめん、なんでもない。ちょっとぼうっとしちゃった」

「大丈夫か?」


 由璃の表情は気遣わしげだ。


「大丈夫、大丈夫」


 柊は作り笑いを浮かべ、ええと、で、なんだっけ、となかば無理矢理に元の場所へと思考を戻す。


「松島さんが隠していること。それが問題よね」


 云いながらも柊はすでに考えることを放棄している。松島の話を聞きながら書き留めたメモを忙しなく繰りながら、しかしその目はなにも見ていない。

 双子はそのことに気づくと、顔を見合わせ小さく首を横に振った。――だめだよ。わかっている。いまはまだタイミングじゃない。

 そして、溜息をつきながら柊へと視線を戻す。

 このときの由璃と真璃が自分に向けていた眼差しを、柊は真剣に受け止めていなかった。もしもほんの少しでも、彼女がふたりとまともに向かい合っていたならば必ず気づいたはずのふたりの感情を、だからこのときの柊は感じ取ることができなかった。



 由璃と真璃は憐れんでいた。ほかでもない柊を、わずかに思考を凝らせば、すぐにでも触れることのできる真実から目を逸らし続ける、愛しい女を心の底から憐れんでいた。

 可哀相なシュウ。いつまでも見て見ぬふりはできないのに。

 気の毒なシュウ。いつか必ず向かい合わなければならないのに。

 ふたりは柊よりも冷静で、思慮深かった。だから、柊よりも先に松島の嘘の奥に潜む真実に辿り着いていた。

 けれど、このときのふたりがそれを明らかにすることはなかった。

 ――いまはそうやって、本当に大事なことから目を逸らしていたいんだね。

 ふたりが辿り着いた答え、柊の求める真実は、彼女にとってあまりにも酷であると、彼らにはよくわかっていたからだ。

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