とある町で刺青師をしている男性・蘭の元に、小学生時代の同級生の女性・由紀江が訪ねてくる。現在、医者である彼女は、大学病院を辞めて、この街の病院に転職しようと考えていた。 とある女性を中心に、様々な立場の人の生活や思いが見えてくる現代ドラマ。等身大の悩みや言葉だからこそ、ぐっと身につまされます。 どんなふうに生きたいのかは、決め辛く、いつだって隣の芝は青く見えるものかもしれません。そんな中でも、自分の原点に立ち返ってみたら、案外道は開けるのではないかと思いました。