米田の淡々とした語りが心地良いですね。
ヒロインとの会話も妙にリアルな間というか、口下手同士の会話という感じが上手く醸し出されていて、隣の席でこっそり盗み聞きしているような生々しさを感じました。
学生時代「別冊宝島」にはまっていまして、極道の実態やらオカルト特集などアングラな知識本もよく読んでいたため、「米田はあんな感じのマニアックな記事を書いているんだろうな~」と想像に容易かったです。笑
バイト三昧で本分忘れがちな大学生という設定もリアルで良いですね。
これから彼女とどんな怪異を体験するのか。そして物語のタイトルが意味するところとは――?
その辺りを引き続き楽しみに拝読させていただきます!
それでは、また。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
会話部分はあまり作者に都合のいい情報出しの道具にならないよう気をつけていたのでそこに気付いていただけて嬉しいです。
おっしゃる通り米田が記事を書いている雑誌は別冊宝島やコンビニに売っている質の悪い紙を使ったムック本のイメージでしたw
タイトルについては最終話で伏線回収というほどではありませんが、きちんとその意味を提示していますのでお付き合いいただけますと幸いです。
面白くなってまいりました。