私の人生の中で1番だと言えるくらい、ワクワクドキドキハラハラするようなお話。恋をしたくらい四六時中領怪神犯のことを考えていました。早くこのお話に出会えていればと後悔。
人間の愚かさ、身勝手さ、脆さ、そして意思の強さが突きつけられる。同時に、神様って本来はこういうものだったよな......と、思い出させる内容。奥が深い。業が深い。
畏れるべき、人の尺度では測れない神とそれを調査して被害をなるべく抑える主人公側の奔走。神秘的だが神故の行動原理で事件を解決したり曖昧に終わらせていくところがとても私好みでした。個人的にですが、こう…続きを読む
作者自身もおっしゃるように、SCPや陰湿因習寒村の成分を大量に摂取できる短編連作です。私の抱いた印象は和風X-FILEでしょうか。不可解で異常な事件が起きながらも、警察が動くほどわかりやすく直接的…続きを読む
善とも悪ともつかず、目的も理由もない。ただ人智を超えた存在、それが「神」。役所から派遣された片岸と宮木は、「領怪神犯」と呼ばれる怪奇現象を調査していた。ある村では神の身体の一部が定期的に舞い降…続きを読む
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