それでいい

それでいいのだと思うのです


草は草

木は木

わたしはわたし


それぞれが、あるもののなかで

どう生きるのか

と、いうこと


どう芽吹き

どう伸びて

どう枯れていくのか


同じ草のなかでも

同じ木のなかでも

同じ人のなかでも


ひとつとして

同じものはないのが

生きざまというもの


その場所で

どう生きていくのか

生命いのちを終えるその瞬間ときまで


みっともないかもしれません

それでもいいじゃありませんか

ここまで生きてきたのですもの


それでもいいと思うのです

与えられた時間とき

ただ、ひたすらにがむしゃらに


生き抜きましょう


それでいいのだと思うのです


草も

木も


わたしも

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る