心配性
大切なものが増えるたびに
わたしは心配性になる
自分のことなら
自分で何とかしようと
それでどうにも出来なくても
納得はできるだろう
どれだけ大切でも
自分以外に対しては
踏み込めない
踏み込んではいけない領域がある
尊重すべき
どれだけもどかしくても
どれだけ心配でも
できるのは
ただ
祈ることだけだ
大切なものが増えることは
とても幸せなこと
でも心配性のわたしは
今日も祈っている
そうせずにはいられなくて
たとえ愚かといわれようとも
祈っている
きっと祈り続けるだろう
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