エアコンのない我がＧＲＢだと、今の時期は正直キツイです。
カミサンも、さすがに自前のロッキーばかり乗ってまして、こっちの助手席に座ってはくれません。
オーディオもないクルマなのでスマホでyoutube聞いてても、ロードノイズが大きくて、窓全開の状態ではよく聞き取れないこともしばしばです。
インプレッサスポーツＳＴＩにでも乗り換えようか、とショップのオーナーに相談してたこともあるんですが、いざバケットシートに身を沈めると、そんな気分は雲散霧消してしまいますね。
ボクもカミサンも歳なので子供を授かることはないでしょうから、なんだかんだ不平を言いつつ、このインプレッサに乗り続けるような予感がします。
主人公の悩みがどんなルートに迷い込むのか、気長に注目したいと思っています。

　家庭を持つと走る度合いが見る見るうちに減っていくのは、自分でも経験済みです。
　でも「走る」ひとは、結局走るのを止められないんですよね。
　峠攻めやモータースポーツからは遠のいても、ちょっとしたコーナリングやシフトチェンジ、アクセルワークを楽しむのを止められない。
　だからなんでしょうね。
　子供の手が掛からなくなったら、「Ｚ」とか「ロードスター」とかに戻ってくる御仁が多かったりします。
　ボクの周りだと「レヴォーグ」あたりが人気ですね。
　「ワゴンだよ」と細君をごまかしやすいというのもあるのでしょうけど。

ショップの常連同士顔見知りになると、どうしても「クルマ趣味からの引退」を目の当たりにする機会が増えます。
でも、黙ってフェードアウトされるよりは、こうやって「俺、降りる」の宣言をされたほうがまだ好ましく感じますね。
ただ、走る愛車を手放すからといって走りを辞めるとは限らないのが「走り屋」ですが。

ユーロビートもいいですが、最近はウマ娘関連の歌がお気に入りです。あちらもレースがテーマですしね。

うちのカミサンはエアコン無し＆オーディオ無し＆ガチ競技車両の我がインプレッサに１０年ばかし文句も言わずに付き合ってくれました。
最近はさすがに「乗り換えたら？」と言うようになってきましたが、やはり思い入れのあるクルマはなかなか手放せませんね。
でも、いずれは決断をする刻が来るわけで……そのことを思うと、なかなか憂鬱な気持ちになります。

走り屋として、身につまされる話です。