>だいたい女だったら、自分のこと『ボク』なんて言わねーだろ
こういう固定観念は、まだ世間に残されていそうです。女性だから「私」、男性だから「俺」または「僕」と言うべき。そんな認識も、変わっていくべきなのでしょう。大切なのは自分に合ったスタイルを選べること、それを他の人も受け止めてくれることですしね。
私の母は家では「ボク」「おいら」と自由に話すので、私も気分次第で「俺」「ボク」と話すことがあります。だから、マイちゃんが自分のことを「ボク」と言うのは、ちっとも変ではないのです。それがマイちゃんの選択なら、応援したいですね。それでいいのだと。
作者からの返信
自分の親戚の女の子も、昔は自身の事を「ボク」と呼んでいました。
呼び方なんて本人の自由。こうでなければいけないと決めつけて、価値観を押しつける方が間違っているのですよね。
呼び方も趣味も服装も、男だからとか女性だからとかいう偏見を持たずに、受け入れていきたいですよ。
編集済
寄り添って信頼できる友達が一人いるだけで、ずいぶんと救われますね。
マイちゃんと彩ちゃんの友情がとても良いな、キラキラしてるなって思いました。(о´∀`о)
でも、このエピソードのラストから、不穏なものを感じられて心配ですね。
作者からの返信
理解者がいるといないとでは、大違いですよね。
彩がいるから、マイちゃんもスカートを履けるのだと思います。もしも理解者がいなかったら、躊躇って履くことができなかったかもしれませんもの。
だけどジェンダー問題は複雑。どうらや彩の知らない何かが、マイちゃんにはあるみたいです。
胸にちくちくときますね。
弟ぎみがTGであっても受け入れよう、と覚悟を決めました。
わたくしもご同類ですよ。
ボクッ娘でしたし、中身が男か女かわかりませんし、それで先生にいじめられました。
思い出すからいやだなあ、なんて少し思っちゃいました。
作者からの返信
自分はTGではありませんけど、女子が好む玩具やぬいぐるみを欲しがる子供でした。今でも少女漫画や少女小説は好きですね。
けどそのせいで嫌なことを言われることはありました。
そんな昔の経験を、反映させています。
もしも本作を読んでいて辛いと感じたら、ストップしてもらって構いません。
自分の同い年の親戚も、ボクッ娘でした。
けど特別気にすることなく遊んでいましたね。自分のことをどう呼ぶかなんてその人の自由ですから、難癖つける方が間違っているのです。
いじめていたという先生は、嫌ですね。先生がそんなことをするから、いつまで経っても差別や偏見がなくならないと言うのに。
もしかしたら自分も知らず知らずのうちに誰かを傷つけてしまっているかもしれませんけど、少しでもそれをなくせるよう、気を付けたいです。
学校って男子女子に分かれて出席番号が割り振られますよね。
それも時代にそぐわないのかなあなんて考えていました。
作者からの返信
男女平等と言うことで、出席番号をまぜこぜにしている学校も、増えてきているみたいです。
男女で区分けするのではなく、同じように扱ってもらいたいですね。