第102話/ずっと隣で
朝宮の誕生日から一週間後の九月一日。
今日は仕事が休みで、朝宮は大学。
朝宮の帰りを待っているが、朝宮がまったく帰ってこない。
心配になった俺は、ご飯を作る片手間で朝宮に電話をかけてみた。
「はい! もしもし!」
取り込み中で出ないかと思ったが、意外とすぐに出てくれた。
「あ、出た。どこでなにしてんだ?」
「お昼に学校が終わったので、咲野さんと遊んでました!」
「咲野? 珍しいな」
「この前、誕生日プレゼント渡せなかったからって、受け取ってきたんです!」
「それはよかったな。なにもらった?」
「トースターです!」
「えっ、マジ? 朝宮が焦がすし、古くなってきたから買い替えたかったんだよ」
「前家に来た時に、ボロボロなのを見たらしくて、優しいですよね! という話をしている間に家の前に着きましたが、トースターをファミレスに置いてきたことに気づいたので戻ります」
「バカかよ。もう遅いし一緒に行く」
「近いので大丈夫です! あと、帰ったらサプライズがありますよ!」
「言っちゃダメだろ。バカかよ」
「バカバカうるさいんですよ!!」
朝宮の声が、電話と家外から聞こえてくる。
「お嫁さんにそういうこと言うと、ご飯抜きですからね!!」
「ご飯は俺が作ってるじゃん。彼女だし」
「えへへー♡」
「今更そんなことで喜べるなんて、幸せ者だな」
「もう彼女じゃありませんよ? 行ってきます!」
朝宮のその言葉で、嫌な予感が鳥肌として全身に広がっていった。
「朝宮!!」
すぐに家を飛び出すと、それに気づいた朝宮は逃げるように走って行き、俺は家の中に戻って朝宮を玄関で待つことにした。
※
「ただいまでーす!」
「おかえり。婚姻届なんだけど、書き忘れた箇所あるから一回貸してくれ」
「サプラーイズ! 婚姻届出してきましたよ!」
「でしょうね!!!! なにしてくれてんの!?」
「どういたしまして!」
「礼は言ってない!! なんでそんなことしたんだ!」
「だって」
「いや、いい」
「え?」
「朝宮は昔からアホだからな。破天荒な面もよく知ってる。卒業まで我慢できなかったんだろ?」
「我慢はしました! 一週間!」
「短い!!」
「でも掃部さんは、計画的でしっかりしている面があるので、言っても卒業までダメだって言われると思って」
「そうだろうな。まぁ、結婚しても今と生活は変わらないだろうし、俺達に限っては若すぎるってこともないだろ」
「はい!」
「でも、保証人は誰がなってくれたんだ?」
「咲野さんです!」
「なるほどな。さぞかしノリノリだったんだろうな」
「よだれ垂らしてました!」
「想像できるわ。なにはともあれ、結婚したのかー!」
「やっと嬉しそうな顔してくれました!」
「俺は最初から嬉しいぞ? ただ、朝宮のことだから、イタズラの可能性を考えてな」
「私‥‥‥イタズラなんてしたことっ」
「ありまくりだよな!?」
食い気味に言うと、朝宮はムスッとしてトースターを抱えたままリビングへ行き、ずっと付けていなかったペアリングを持って戻ってきた。
「これ、今ならはめられる気がします!」
「シルバーアレルギーだろ」
「あの時は照れ隠しでそう言っただけです!」
「俺の悲しみを返して!?」
「論理的に考えて物理的に無理であります」
「頭いい風のバカやめて」
「指輪をはめてツーショットをみんなに送るであります!」
「それで結婚報告もありだな」
「結婚指輪もこれでいいです!」
「結婚指輪にしては安いやつだぞ?」
「掃部さんの稼ぎで結婚指輪なんて買ったら、結婚式ができません!」
「は?」
「結婚式したいです!」
「だから卒業してからって言ったんだよ!! 貯金中なんだよ!!」
「私の貯金も合わせましょう! 明日できますかね!」
「できるわけないだろ。しかも、結婚式って平均三百三十万ぐらいかかるらしいぞ」
「えぇ!? い、一回離婚届出します?」
「なんで!?」
「結婚したらそんなにお金がかかるなんて知りませんでしたもん!」
「式な、式」
「なーんだ! 和夏菜ちゃんうっかり♡」
なんだろう。殴りたい。
そんなこんなで、結婚した実感を感じられないまま毎日が過ぎていった。
※
そうして、その年の十二月二十五日、クリスマスの朝。
俺は結婚披露宴会場のメイク室で、メイクさんに身だしなみを整えてもらうのを拒み、一人で鏡の前に立っている。
「ぱぱぱぱーん、ぱぱぱぱーん、ぱぱぱぱん、ぱぱぱぱん」
結婚披露宴でよく耳にする音楽を口ずさみながら、入ってきたのは寧々だった。
「よっ」
「小さな会場だね」
「朝宮のわがままで、予算がギリギリだったんだよ。あと、クリスマスは他の会場が予約でいっぱいで」
「和夏菜先輩、すごく綺麗だったよ! それにしても、こんなに早く結婚すると思わなかったよ」
「それな、早くて二年後くらいかなって思ってたんだけどな」
「それ、一輝お兄ちゃんが言うの?」
「朝宮に振り回された結婚だっからな」
「でも、幸せでしょ?」
「ま、まぁ、うん」
「照れちゃってー」
「うるせぇ」
「タキシードも様になってるね」
「それは良かった。もう、みんな集まってるのか?」
「うん! 爽真先輩が落ち込んでたけど、大丈夫かな」
「爽真か。面白いライバルだったな」
「出会い方が違えば、今日、和夏菜先輩の隣にいたのは爽真先輩だったかもしれないもんね」
「そうだな。ありがとう、なんか話してたら緊張が解れたわ」
「よかった! それじゃ、私は会場で待ってるね!」
「おう!」
急な結婚と急ぎの結婚披露宴。
それでもみんな集まってくれて、俺は静かに幸せを噛み締めた。
それからしばらくして、ギリギリまでドレス姿を見せたくないという朝宮の意向により、朝宮の様子を見に行くことはせずに会場の入口前で、会場の女性スタッフと合流した。
「大変お似合いですよ!」
「ありがとうございます」
「五分後に扉が開きますので、前を向いてゆっくり歩いてください」
「分かりました」
そして五分後。緊張で脚が震える中、扉が開こうとしていた。
「新郎のご入場です! 温かい拍手をお願いいたします!」
扉が開いた瞬間頭が真っ白になり、ロボットのようなぎこちない歩き方で歩くと、馴染みのあるみんなに笑われてしまった。
「頑張れー!」
「掃除機くん! ちょっと待ったってやっていい?」
ツッコむ余裕すらない。ちなみに、やったら殴る。
それでもなんとか立ち位置に辿り着き、両親の笑顔、友達達の笑顔を見て、ホッと一安心だ。
「続きまして、新婦とお父様のご入場です!」
再び扉が開き、綺麗という言葉では収まりの効かないほど美しい、ウェディングドレスを着た朝宮が、お父さんの手を握って会場に入ってきた。
みんなも朝宮の綺麗さに見惚れて、拍手を忘れている。
そして朝宮が俺の横に立ち、小さな声で俺に聞いてきた。
「似合いますか?」
「借金したんだから、似合わなきゃ困るんだよ」
「もう、素直じゃありませんね。って、借金したんですか!?」
「しなきゃ披露宴できなかったぞ!?」
「そんな! 私の旦那さんは借金持ちですか!?」
「来月返せる額だよ!!」
「なんだ! ならよかったです!」
「あっ」
結婚披露宴だというのに、俺達はいつも通りの雰囲気で話してしまい、会場が爆笑で包まれてしまった。
「ちゃ、ちゃんとしような」
「は、はい」
最初に指輪の交換をしてから、誓いのキスなわけだけど、結局、朝宮に内緒で結婚指輪を新しく買ったんだ。
ちゃんと喜んでくれるかな。
流れ通り、みんなの前で永遠を約束し、担当の人が指輪の箱を開いて俺に差し出し、朝宮は予想通り驚いた顔をしたが、すぐに嬉しそうに手を前に差し出してくれた。
お互いに指輪をはめ終わると、一番緊張する誓いのキスだ。
「それでは、誓いのキスを」
いつもより何倍も綺麗な朝宮を目の前に、初めてキスをした時のことを思い出して、胸の高鳴りが抑えられなくなってしまう。
そんな中でキスをして、みんなの拍手と祝いの言葉が飛び交い。
俺達はやっと席に着くことができた。
「芽衣子先生、さっきから号泣してるけど大丈夫か?」
「きっと嬉しんですよ」
「いい先生だよな」
「はい」
「朝宮も、キスした後泣きそうになってただろ」
「あの」
「ん?」
「前々から言うか言わないか迷っていたんですが」
「なんだよ」
「私、朝宮じゃありませんよ?」
「あっ、そうか。掃部和夏菜なのか。やっぱり合わないな」
「なので今から、私のことは和夏菜お嬢様とお呼び」
「誰だお前。まぁ、お嬢って呼ぶわ」
恥ずかしくて下の名前で呼ぶなんて無理だ。
ママからお母さんに変えたあの瞬間に似てる。
「続きまして、掃部和夏菜さんのお姉様、新郎新婦の高校時代の担任も勤めた、朝宮芽衣子さんよりメッセージです!」
芽衣子先生は泣きながらマイクの前に立ち、力強くマイクを握った。
「なんで私より先に結婚するの!?!?!?!? 親の目が痛いよ!!!!」
「泣いてた理由それかよ」
「だから結婚できないんですね」
「し、新郎新婦より鋭いお言葉を頂いたので、芽衣子さんにはお席に戻っていただきましょう」
「まだ話します!!」
「あ、はい、どうぞ」
「貴方達が高校一年生の頃から、私にはこの未来が見えてました」
「自分の未来を予知してください」
「掃部さんの言う通りです」
「さ、さて! 芽衣子さんありがとうございましたー!」
「ちょっとー!!」
芽衣子先生は無理矢理席に戻され、続いて、俺の友人の挨拶で、陽大が手紙を読み始めた。
「まず最初に、ご結婚おめでとうございます!」
陽大に向かって、恥ずかしい気持ちを抑えてお辞儀をすると、陽大は続けた。
「今思えば一輝とは、ずーっと絶妙な距離感の大親友という、変な関係だったなと思います。高校生になって、一年生のとある日から、一輝の様子に少しずつ変化が見え始めて、僕は長い間二人の関係を隠されていましたが、多分、僕が最初に気づいた人なんじゃないかなと思ってます!」
バレてないと思ってたのに、陽大にはバレバレだったな。
「最初は心配で、一輝もどこか情けなくて、でも、今こうやってこの日を迎えられたことは、親友として嬉しくてたまりません! これから喧嘩することもあるかと思いますが、二人は喧嘩するほど仲が良いという言葉が本当に似合うほど、素敵な夫婦だと思います。長くなりすぎても、次の絵梨奈さんがイライラしそうなので、この辺で失礼します。改めまして、この度はおめでとうございます!」
「そんな短気じゃないわ!!」
「あははははは!!」
賑やかで、高校時代に戻った気分だ。
次は陽大に変わって、朝宮の友達代表で絵梨奈がマイクの前に立った。
「えっと、今日はおめでとうございます! 和夏菜とは小さい頃からの友達で、和夏菜の小さい頃は元気いっぱいで、木に登ってセミを捕まえちゃうような子供でした! その度に私は逃げ回って、もう大変で」
朝宮の知らない一面を知れて嬉しくなり、朝宮の顔を見ると、嬉しいような恥ずかしいような、そんな表情をしていた。
「中学生になると、和夏菜は元気っ子からクールで氷の女王のような冷たい人になっちゃって、最初は中二病かな? とか思ってたんだけど、和夏菜を知れば知るほど、和夏菜の立ち振る舞いを心配してしまう自分がいました。高校生になってからは、また和夏菜と仲良く遊びたいなって、そればっかりで、たくさんイタズラして構ってもらおうとしたんですけど、一輝にイジメだと思われたりで、あまり上手くいかなかったです。でも、大人になってまた仲良くできたり、一緒にお酒を飲んで笑い合えたり! 私は幸せです! お二人も、幸せで素敵な毎日を送ってください! おめでとうございます! あっ、お酒の飲み過ぎには気をつけてね!」
絵梨奈にしてはまともだったな。
「なんで友達代表が私じゃなくて絵梨奈ちゃんなわけ!?」
「うっさい!!」
絵梨奈と咲野のやり取りで、また会場内は笑いに包まれる。
「絵梨奈もお酒には気をつけろだってさ」
「余計なお世話です」
「でもなんか、本当に結婚したんだな」
「はい。私が初めてお家に行った時のこと、覚えてますか?」
「忘れられるわけないだろ。真面目でクールで、俺が一生関わらない人種だと思ってたのに‥‥‥あの日、俺を選んでくれてありがとうな!」
「どの日です?」
「住み込むって決めたのも、告白した日も、両方だ」
「掃部さんも、私を受け入れてくれてありがとうございます」
「自分の苗字で呼ぶのは変じゃないか?」
「んじゃ一輝」
「お、おい、サラッと呼ぶな。なんかドキッとしたわ」
「一輝さん」
「ま、まだそれの方がしっくりくる」
なんで平気で呼べるんだ?
そう思いながら朝宮を見ると、朝宮は顔が真っ赤になっていて、実は恥ずかしがっているという事実に、また胸がドキッとした。
「続きまして、同じ高校の元新聞部部長、島村紫乃さんが、お二人の出会いから今に至るまでをスライドショーにしてくれました! みなさん、スクリーンにご注目ください!」
出たな。最大の不安要素、島村作のスライドショー。
島村はマイクを握り、スクリーンを見つめた。
すると、華やかな編集がほどこされた映像が流れ始め、高校一年生の頃の朝宮と俺の写真が映し出された。
「出会いは隣の席の、ただのクラスメイト。掃除妖怪と学校一の美少女の出会いはここからでした」
掃除妖怪‥‥‥。
次に、俺の家に入っていく朝宮の後ろ姿と、それを見つめる咲野の後ろ姿の写真に切り替わった。
「中には驚く方もいるかも知れませんが、お二人は、高校一年生の早い段階から同棲していました」
やべぇ、爽真の顔見れない。
「和夏菜さんの様々な事情によって同棲を始めた二人は、日に日に仲良くなりながらも、学校では赤の他人を装い、挙句の果てに一輝さんは、同棲を隠して、学年一のイケメンと言われていた、爽真さんの和夏菜さんに対する恋心を応援していたのです。何回も告白して、何度も振られる姿を、心では笑っていたのでしょう」
もうやめてくれぇ〜!!!!
俺は爽真と目が合わないように、スクリーンだけを真っ直ぐ見つめた。
しばらく俺達二人の、自然なツーショットなどが映し出された後、修学旅行で、俺がこっそり朝宮に食べ物を半分こしている後ろ姿の写真が映しだされた。
この時も尾行してたのか。
「この写真は修学旅行で、好きな物を食べることに恥じらいを感じて何も食べずにいた和夏菜さんに、食べ物を分けてあげるシーンです。二人の前を歩く爽真さんがこの日に告白することを知っておきながら」
島村の仕返しレベルがエグすぎる‥‥‥。
朝宮の大学の、俺が知らない女友達もたくさん来てるのに、絶対やばい奴だと思われてる。
「そして、この修学旅行で、二人の関係に変化を与えた、大きな出来事が起きます。和夏菜さんはこの日の夜、事故で崖から落ちてしまいました。そして、気を失った和夏菜さんを、一輝さんは折れた腕でおんぶし、救急車まで運んだのです。それに一輝さんは極度の潔癖症で、この日まで、和夏菜さんに指一本触れたことがなかったんです。一緒にいた爽真さんに怪我はなく、和夏菜さんを運ぶには、爽真さんが一番頼りになる人でした。なのに、一輝さんは自分で和夏菜さんを助けたのです。この日から二人は本格的にお互いを意識し始めました」
その時、朝宮が俺の手を握り、優しい笑みを浮かべた。
「そして文化祭。距離が縮まった二人は堂々と一緒に楽しむようになり、校内でも、一輝さんを認める人達が増え続けていた時、突然訪れた和夏菜さんの転校」
本当に色々あった。
なんだかんだ島村も、最後はいい感じにしてくれて、それからはメイク直しや、みんなと話して回ったりと、披露宴は終盤に差し掛かった。
「ブーケトス、誰に取ってほしいとかあるのか?」
「友達なら誰でもです。でも、なんで花束じゃなくて花冠なんですか?」
「予算‥‥‥」
「そんなギリギリでした?」
「気にするな。俺は朝っ‥‥‥お嬢‥‥‥? わ、和夏菜と結婚して、こうやって祝ってもらえて幸せなんだから」
「よ、よかったです」
「‥‥‥なぁ」
「はい?」
「年取っても、馬鹿なことで喧嘩できる仲でいような」
「もちろんです! ずーっと、愛してますよ」
「俺も愛してる」
「さーて! ブーケトスのお時間です! 女性の方は集まってください!」
外に出て、俺は陽大達のところに移動してきたが、爽真がずっと真顔で見つめてくる‥‥‥。
「げ、元気?」
「あはは! 元気元気!」
「なんか怖いぞ。あっ、彼女できた?」
「あはは!」
「あはは‥‥‥」
「芽衣子先生とかありじゃね?」
「あんな必死にブーケトスの場所取りしてる人嫌だよ」
「だよな」
でも、友達なら誰でもとは言ってたけど、芽衣子先生に取ってもらえたら嬉しいだろうな。
必死な芽衣子先生とは違って、島村はこんな時でもカメラ構えてるし。
「島村も変わらないよな」
「一番変わったのは一輝だよね!」
「そうか?」
「そうだよ!」
確かにそうかもな、なんて考えていると、ブーケトスのカウントダウンが始まった。
「三! ニ! 一!」
和夏菜が後ろに向かって投げた花冠は、みんなが伸ばす手に当たることなく、カメラを構える島村のちょんまげに輪投げのように入り、島村は花冠を付けたちょんまげちゃんに変身した。
だが島村は、なにが起きたか分からないのかボケーっとしている。
「次は陽大達だな! 頑張れよ!」
「うん!!」
それから、三十分ほど披露宴は盛り上がり、最後に和夏菜とのツーショットで結婚披露宴は無事に終わった。
そして、帰りのタクシーの中で、和夏菜は俺の手を握って言った。
「もう、わがままは言いません」
「どうしてだ?」
「全部の夢が叶いましたから」
「わがままなとこも嫌いじゃないから大丈夫だぞ?」
「なら、明日も結婚式がしたいです!」
「やっぱり、わがまま禁止な」
「はい! これまで以上に、一輝さんに尽くす人生を送ります。ずっと隣で、貴方を支えます」
「俺もそうさせてもらうよ」
クールな清楚系美少女なんて嘘だ!!アホ丸出し美少女が俺の家に住み着いてから毎日が地獄なんです!! 浜辺夜空 @0kumo0
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