白血病になっちゃいました

作者 永嶋良一

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★★★ Excellent!!!

治療が大変だとぼんやりとは伺っていた白血病ですが、実際どんな治療なんだろう――

タイトルに興味惹かれて読ませていただいた貴重な闘病記。
実体験を通して、克明かつ詳細が描かれています。

実際に経験していないので、作者さまの体験のつらさ、大変さは想像できる程度にしか触れられませんが、輸血が白血病の治療にも役立っていることを学んだり、生きるということの核心に触れられたのが、とても有意義でした。

人それぞれに新しい発見が得られる作品だと思います。

★★★ Excellent!!!

もうかなり昔のことになるが、親友が12年間ほどの白血病闘病生活を経て、亡くなった。そんなこともあって、「彼にも、こんなことがあったのかなあ」などと思いながらしみじみと拝読していた『白血病になっちゃいました』が、この度、完結となった。
「リアルだが、重すぎず、でもたまにちょっと重い」という絶妙のバランスで書かれていて、読みやすく、読み進めるうちに、話に引き込まれる。
とはいえ、感情的になりそうな題材であるにも関わらず、常にある程度の客観性を保って書かれているのは、作者さまがエンジニアという職業ゆえかもしれない。
私も右腎臓と右尿管を摘出して、あと一歩で死にかけたことがある。そして、がんや交通事故、海水浴中の溺死などで、突然と亡くなっていったたくさんの知り合いたち。でも、そんな自分や周りの人たちの死と向き合う中で見い出すものは、人それぞれなのだろう。
作者さまが、最後見い出されたものは、とても素敵なことだった。
少なくとも私は、作者さまが見い出されたことを、あらためて感じながら、生きていきたいと思わされた。

★★★ Excellent!!!

病気の宣告から入院、闘病生活でのご心情や出来事がとても丁寧に、そしてリアルに綴られていて、心に迫ります。
「重くない話」と作品の紹介文にあるとおり、本当に重くなく読めてしまう闘病記です。作者さまのお人柄が滲み出ているような、温和なやわらかい文章で書かれているので、ぐいぐいと惹き込まれ、スラスラと読み進めることができました。
まだ最新話まで読み進めてはいないのですが、おすすめさせていただきたい気持ちから、先んじてレビューを書いた次第です。とにかく、たくさんの方に読んでいただきたい――読後は生きることへの真摯な気持ちと、勇気とをいただけるような、そんなエッセイです。

★★★ Excellent!!!

今まで健康で、病気などななかったのに、それは唐突にやってきた……。これから病気と闘う心境、現在闘っている心境。それらはリアルなのに重くなく、読者側からも立ち向かう勇気をいただけたような気持ちになります。
とても丁寧な文章で読みやすく、作者さんの優しい人柄を感じました。
色々な方に読んで頂きたいエッセイです。