第六話 次回予告
「皆さんこんにちは! 投稿時間的に明らか『こんばんは』だろって言葉は一切聞こえないよ、ベネノだよ!!
愈々終盤、今度こそは間違いない!
そう! 遂に来ました、『現代ファンタジー』のお時間でーす!!」
どんどんぱふぱふ!
ぱちぱち!
イエーイ!!
「いやぁいやぁ、どうもありがとう。どうもありがとう! イエーイ、皆愛してるよぉっ!! ――効果音ありがとう、マモン」
「いえいえ」
「さて。そういう訳で神様サイドと決定的な決別を果たしてしまったこちら猛毒少年一行ですが。最後の補正を得る為、今度こそ本当に『現代ファンタジー』の世界へと参ります!」
「今度こそ本当に大丈夫なんでしょうね……」
「もし次回も不正にタイトル変わってたら本物の方の作者を〆ます! ご安心を」
吾はご安心できない。(by本物の作者)
「とすると、遂に山草の少年とご対面ですか」
「勿論です。今度こそ全ての作品の『伏線』に関わる補正を頂きます! そうして次話で運命神と悪魔王ぶっ倒してストリテラを手に入れるのだ!!」
「おおおー! 夢がでかーい!」
ぱちぱち。
ベネノ、どや顔。
「唯……」
「唯?」
「今回も絶対に来るよね? 神様サイド」
「まあ、来ないなんてことはあり得ないでしょうなぁ」
「こりねぇなぁ……」
「唯、少なくとも悪魔王だけは物語の変更には干渉してこないんじゃないですか?」
「ああ、権限奪ったから?」
「そうそう」
「まあ、これ以上は物語や設定、キャラクタは作れないだろうね……だけど、それ以外だったら何かしてきそうな気がする」
「……それは、勘ですか?」
「うーむ、勘ですねぇ」
「そっか、勘ですか」
「ま。次回も相手をけっちょんけちょんに捻り潰してやれば良い話です! 最近主、めっちゃめちゃに強いですもん!」
「そ、そう?」
「そうですとも! ――愈々最後。そう考えれば燃えてくるじゃないですか! 神様サイドの脅威なんてそのわくわくに比べれば大したもんじゃないですよっ!」
「そ、そだね……そうだよね! 何せ『物語の作成に干渉する権限』なんて大層なもの頂いちゃったもんね! 僕らなら出来るよね!」
「そうですとも!!」
「さ。それでは主! 次回のタイトルをどうぞ!」
「うん! 次回は――待て。これどういうことだよ」
「え?」
お楽しみに。
(第六話 「天使の隠し子」と「悪魔の愛し子」 につづく)
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