第二話 次回予告
「こんにちは! 僕ベネノくん! お年頃なのに最近失恋しちゃった座敷童さ! ハハッ、爆破したい!
こほん。
さて、次回のお話ですが、無事探偵を犯罪者に仕立て上げたところで、今度は大人気ジャンル『異世界ファンタジー』の世界へと参ります! そこで出会った勇者の『主人公補正』をいつも通り刈り取ろうとする訳ですが、その補正はとんでもない光量と力を持った化け物主人公補正でした! ハハッ、許せない。
その圧倒的な力に勝てず、苦戦する我々でしたが、云々かんぬんカクカクシカジカありまして、ようやく手にすることができました! すると! 驚くことに勇者が真逆の――」
「わあああああ! ストップストップ! マモンストップ!!」
「マモン? 誰かな? ハハッ、分からないなぁ」
「下手な裏声とモノマネやめろ! 次回予告ギリギリだったぞ! どうすんだ、余りにずばずば言い過ぎでbanとかされたら! ってか既にちょっと危なかったし!」
「大丈夫です。その時は運営を私がこの手で」
「――んあああああ! じ、次回! 『魔王』か『王様』か! お、お楽しみにぃ!」
「ちょ、ちょっと待ってくださいよ。まだ私の話は終わって――じゃなくて、ハハッ僕の話を聞きなよ!」
「だからやめろ、その下手な裏声!」
お楽しみに。
(第二話 「魔王」か「王様」か につづく)
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます