あとがき

あとがき

 この詩集を作ろうと思ったのは、木枯らしが鼓笛隊のように寒さを運んできた頃です。年の瀬の迫る11月。クリスマスのちょうど一ヶ月ほど前のことでした。

 思い立ったのが、ちょうど杜松の実さんが開催されている『大一回ジュニパーベリー文学祭』の募集期間中であったので、「小説を書く」というテーマで20編の詩を書きました。


 詩というのは不思議なものです。自己表現が苦手な私でも、思いつくまま書いて、叱られないのですから。学校の先生はちゃんと書きなさいと、私が作文を書くときにいつも言いました。しかし、こういうふうなものでは、ちゃんとしなくったっていい。そういう雰囲気が私は好きです。

 良いか悪いか。その二択で評価されるのではなく。

 上、中、下。並べられて競わされるのではなく。

 一等賞になんてならなくっていい。

 そんな「詩」の世界が私は好きです。


 最後に、『ジュニパーベリー文学祭』に参加される方、参加されている方、そして、主催者の杜松の実さんに感謝を述べます。ありがとうございます、得難い経験を得ることができました。



ヤチヨリコより、「ありがとう」を込めて

2021年11月

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私の「小説を書く」。 ヤチヨリコ @ricoyachiyo0

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