第7話 3歳 4
「いまから強化魔法を教える」
父さんが意気揚々に話し始めた
「はい!」
「まぁ、あまり教えることがないんだけどな」
「どうして?」
「強化魔法ってのはな、まぁ使ってみたほうが早いな、よしレイ背中を見せろ」
「うん?わかった」
俺は父さんに言われる通りに、背中を見せた
そうすると父さんの手のひらが俺の背中に引っ付いた
「なにをするの?」
「今から少しだけ魔法の授業だ、取り敢えず魔力を確認するために魔力を送るから確認してくれ」
俺の体に中に何かが入ってきている感じがした。
「とうさん、なにかがはいってきてるのがかんじれるよ!」
「それが魔力だ、次にその魔力を体の中で魔力を掴んで回せるか?」
「わかった、やってみるよ!」
俺は父さんの言う通り回してみる。
俺の中で何かが回っているような気がした
「できたよ!」
「よし、じゃあそれを右手だけに集中させるんだ」
「やってみる!」
俺は父さんの言う通りに手だけに集中させる。
そうすると俺の右手だけが赤く光る。
「できたよ!」
「それが身体強化だ。そうだなぁ、ちょと待っとけよ」
そういうと、お父さんは理由も言わず大きい石を持ってきた
「よし、その右手でこの石を思いっきり殴れ」
「むりだって!」
「いいから、やってみろ」
「うん」
俺は右手にありったけの魔力を詰め込み石を殴った
その時、石がピキピキとヒビができて砕け散った
「え、」
俺と父さんは驚きのあまり、口がポカーンと空いた
「おい、レイどのくらい魔力を積んだ?」
「えーと、ありったけ?」
「そうだなぁ、午後の母さんの魔法の授業のときに魔力制御も覚えさせるように言っとくな。」
「うん。」
「まぁ、取り敢えず身体強化は、この辺でいいだろう。いまが9時だから、そうだなぁ、まず準備運動してから、剣の素振りと、ランニングしようか。」
「うん!」
俺は父さんとの訓練が終わったのは12時半を過ぎた頃だった。
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あとがき
遅れてすいません
霊長類最強の男になる方法! 野山亜郷 @noyamaasato
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