第31話 女教皇の憂鬱 3

 タロットカードの絵柄は示唆に富んでいる。


 例えば≪恋人たち≫ラヴァーズというカード。


 このカードにはアダムとイブを思わせる二人の男女が描かれており、二人の頭上では恋愛の女神らしき羽の生えた人型の存在が二人を見守っている。


 男性は真っすぐに女性を見つめている。おそらく他のものは目に入らないのだろう。


 だが面白いことに女性の方は男性ではなく、二人の頭上にいる恋愛の女神を見ている。これは男女の恋愛観の違いを示しているとされる。


 ただし、これは男性の方が一途だ、ということを示しているのではない。


 女性は見極めているのだ。


 その男性が、自分の一生を捧げるに足る相手であるかどうかを、様々な視点から。



 *****



 御伽話のような大冒険から一月程して、ルリマキはダージールのNPCの裁縫屋を訪ねた。そこに目当ての人物を発見する。一緒に冒険した占い師のコヒナだ。


 コヒナは服装を一新していた。装備ではなく服装だ。彼女が身に着ける服装のほとんどには他のプレイヤー達が身に着けているような装備品としての効果がない。


 唯一違うのは両耳に着けた大きなピアスくらいだろうか。≪クミズ≫ の精神攻撃に耐えるためにメルロンが用意したピアスをコヒナはいたく気に入って、大きすぎる状態のまま今も身に着けている。あのピアスを付けてみんなでくるくると回ったのは良い思い出だ。


 コヒナが被っている大きなマギハットは前と同じものだが、あの時とは違って綺麗な緑色に染められており、さらに同じ緑色の大きなバラが飾り付けられている。服も同じ緑色に染められたドレスだ。服もドレスもコヒナ本人のお手製だという。


 椅子と机を並べ、そこに小さな看板を置いただけの簡素な占い屋。だがコヒナはそこにはおらず、すぐ隣の裁縫屋の前に備え付けられた大きな糸車を回して糸を作っていた。


 フィールド上には綿花が採集できる所がある。またモンスターによっては討伐時に糸の素材となるアイテムをドロップする物もいる。糸車を使うことでこういった素材から裁縫の素材になる糸を作ることができる。できた糸をさらに隣に設置された機織り機で布にして、この布が裁縫スキルで洋服を作る時の材料になるのだ。


 素材はコヒナ自身が集めているのではない。綿花なら初期町の近くでも採取できるので問題ないが、モンスタードロップ品を彼女が集められるわけがない。レベルが11しかないコヒナが町の外に出れば一瞬でモンスターに殺されてしまう。


 店先に出された看板に『お支払いは裁縫用の素材でもOKです!』と書かれているため、占いの対価や感謝の証として時折持ち込まれるのだ。


 あとは「たまたま拾ったから」という理由で持ってくる者もいるそうだ。それは主にメルロンなのではないかと思ってしまうのは邪推というものだろうか。


 ルリマキはコヒナに何と声を掛けようか迷う。自分で「無口」というキャラ属性を付けたわけだが、無口キャラがどのくらいしゃべっていいかはルリマキ自身にもよくわからないのだ。しばらく悩んでいるとコヒナの方がルリマキに気が付いて声をかけてくれた。



「あ!、ルリマキさん~、いらっしゃいませ~」


「はい」



 はいとだけ返す。我ながら面倒臭いキャラクター付けだ。だが今となってはそれをやめてしまうのはもったいない。


 コヒナは広げていた荷物を片付けてして占い屋の椅子に戻って来た。



「占いご希望ですか~?」


「はい」


 今日はそれが目的できた。ダージールにコヒナを連れてきたあの日、ルリマキはコヒナがカラムを占うのを見ていた。占いというのは未来のことを予測するものだと思っていたが、コヒナはその場でカラムの悩みを解決して見せた。ギンエイもコヒナのアドバイスを得て何やら変わったことを始めたのだという。間もなくリアルでの生活環境が大きく変わる自分にも何かアドバイスが貰えないかと思ったのだ。


 代金は先払いで済ませてある。ダージルまでの旅がそうだ。メルロンには別に護衛の報酬を支払うと言われたが丁重に辞退した。と言っても言葉を重ねたわけではない。いつものように無言のまま首を横に振った後、お辞儀をした。受け取れません、こちらこそありがとうございます、だ。メルロンはゴウの通訳なしで理解してくれて、「ありがとうございました」と言ってくれた。



「どうぞどうぞ、おかけください~」



 促されてコヒナの前の椅子に座る。小さな机を挟んで向かい合う形だ。



「何を見ましょうか~?」



 コヒナはそういった後、口のあたりに人差し指を立てて考えるしぐさをする。



「ううん~、どうしましょうか~。何もおっしゃらなくても見ることはできるのですが~。それだとちょっとボヤけるというか、モヤっとします~。もし気になることがあればお話ししながらがおススメです~。その方がくっきり見えると思います~」



 そういってくいっと首をかしげてみせた。



 それを真似して自分も考える仕草をする。しゃべらないまま見てもらうのも面白そうな気もするが、見て欲しいことがあるのも確かだ。迷っていると、コヒナから個人あてのフレンドチャットが届いた。


『じゃあ。こちらでお話ししましょうか~』


 ゴウとの会話と同じ方式だ。周りから見るとテーブルをはさんで無言で見つめあっているという状態になり、少々気恥ずかしい。だがせっかくの機会だ。その案に乗せてもらうことにした。


『四月から生活環境がかわるので、どんな風になるのか見て貰えますか?』


『はあい、四月からの新生活についてですね~。少々お待ちください~』



 コヒナはそう言うと動かなくなった。


 しばらく待っていると、突然両手で顔を覆ってもぞもぞと上半身を左右にひねり出した。そして指の間から、ちら、とルリマキの方を見てくる。なんだというのだろう。



『結果が出ました~。お伝えする前に、何点か聞いてもいいですか~?』


『はい』


『ええっと、えへへ~』



 コヒナはまたさっきのように顔を覆うと、指の隙間からこちらを見てきた。会話しながら見ている自分はまだいい。可愛い動きだと思えなくもない。しかし個人チャットの聞こえないほかのプレイヤーから見るとこれは相当に奇妙に写るのではないだろうか。



『ルリマキさんは、いまお付き合いされてる方はいますか~?』


『はい?』



 意表を突かれる質問だった。



『あ~、すいません~。答えたくない質問には答えなくていいですからね~?』


『あ、いえ、そういうわけでは。いないですね』


『では、気になる方などは~?』


『……特には』



 リアルでの恋愛は考えられないし、ゴウも大事な友達ではあるが恋愛の対象ではない。ギンエイやカラムにしたところで憧れの存在ではあるが恋愛対象ではない。メルロン風に言うと「そういうんじゃない」だ。いや、ここでメルロンの話を持ってくると少々複雑なことになるか。恋愛というのは難しいものだ。



『なるほど~。それはそれは~。では結果をお伝えしますね~』


『よろしくお願いします』



 コヒナは姿勢を正して占いの内容を話し始めた。



『一枚目に出ているカードは、≪女教皇≫ハイプリーステス、正位置。


 このカードは「冷静さ、思慮深さ」を示すカードになります~。ここは過去や原因を表す位置になります。つまり、ルリマキさんが「よく考えて行動する、冷静に物事をとらえる」といったことを大切にしていることが示されています~』



『……ありがとうございます』



 思わず返してから今のはお礼を言う所ではなかったのかもしれないと思い至った。褒められた、というわけではないのかもしれない。ただ、自分はそうすべきだと思っていることを別の人から言葉にされただけだ。考えて行動するべきなのは確かだ。だが、考えすぎて行動できなくなるとか、余計なことを考えてしまうというのは欠点でもある。今考えている様なことがまさにそうだ。



『二枚目のカードは≪恋人たち≫ラヴァーズ、正位置です~。


 このカードは名前から恋愛運関係に取られ勝ちなのですが、迷いや決断を選択示す場合もあります~。もちろん恋愛関係で出てくることも多いです~。正しいパートナーである、とか相性の良い相手である、といったことを示す場合も多いです~。


 周りのカードの配置によっても解釈が分かれるカードになります。今回は一枚目に≪女教皇≫のカードが出ていますから、「正しい選択」といった意味合いが強くなりそうです~』


 なるほど、周りのカードによって意味が変わってくる場合もあるのか。なかなか複雑そうだ。



『三枚目のカードは聖杯カップの2。正位置で出ています~。

 このカードには聖杯を持って向き合う男性と女性が描かれています。理想のパートナー、満たされる存在との出会いを示すカードになります~。未来の位置に出ていますので、この先そう言った出会いがあるかと思います~』



 今、何を言われた。つまりなんだ、どういうことだ。さっきのコヒナの不思議な動きの意味が分かった気がする。ルリマキはいつも通りの平然とした顔でその話を聞いているが、舞姫は微かに頬が熱くなるのを感じた。


『四月からの生活環境が変わるのでしたね~?』


『はい』


『ですと~。ルリマキさんには、この先、素敵な出会いがあると思います~』



 素敵な出会い。いや、ない。自分に限ってそんな筈はない。


 高校生になる。離れた学校に通う。期待がないとは言わない。少し、ほんの少しはある。が、そんなものがぽんと目の前に落ちてくる訳がない。


 違う、落ち着け。ぽんと落ちてくるとは言われていない。大体「そんなもの」って何だ。どんなものだ。素敵な出会いがあるというだけでその後色々とあって、ということだって考えられる。何も突然目の前に理想の王子様が現れると言われたわけじゃない。


 違う、落ち着け。そもそも、そういう出会いだとは言われていない。素敵な出会いと言われただけだ。素敵な友達ができるという意味かもしれない。そうだ、そうに違いない。それこそ舞姫が欲してやまなかったものではないか。だが念のため確認しておこう。



『それは、女の子ですか?』


『へっ?』



 ルリマキの質問にコヒナはびっくりした様子でしばらく固まっていたが、その後遠慮がちに言ってきた。



『その~、理想のパートナーですので~多分異性だと思いますが~。ルリマキさんが同性をパートナーに選ばれるなら同性かもしれません~』


『へっ?』



 今度はルリマキの方がびっくりした声を上げる番だった。



『いえ、その、それは違うのですが』


『あ、そうなんですね~。あははは~』


『あ、あははは~』



 若干気まずい雰囲気が流れる。先に口を開いたのはコヒナの方だった。



『その、聞いてもいいですか~?』


『はい』


『ルリマキさんは、女性の方、で合っていますか~?』


『はい』



 確かにコヒナから見ればこちらの性別だってわからないし、その嗜好だってわからないのかもしれない。そのあたり、メルロンはどう考えているのだろう。聞いてみたいと思うが流石に直接聞くわけにはいかないし、ゴウに聞いてみるというのも憚られる。やはり恋愛というのは難しいものだ。


 またおかしなことに頭を使っていると、コヒナはさらに質問を重ねてきた。




『お付き合いするとしたら、男性の方ですか~?』


『……はい』



 自分からしてみれば当たり前の質問だが、これだって聞かなければわからないことなのかもしれない。



『ですと~、やっぱり男性の方との出会い、だと思いますよ~?』


『えっ』


『女性ではないとも言いきれないですけど、ちょっと無理があります~。これは男性の方ですね~。それも、とびきりの相手。一目でその人だとわかるような、運命の相手との出会いです~』



 畳みかけるように占いの内容を補強していくコヒナに舞姫が言葉を返せない。まさか。そんな話は信じられ……



『信じられませんか~?』



 くいっ、っと首をかしげてコヒナが言った。大げさかもしれないが心を読まれたような気がした。


 いつかは自分だって恋をしてみたいとも思うし、変わる生活環境に期待だってある。でもそれはもっと先の話のはずだ。まだそんな準備はできていない。



『ねえ、ルリマキさん。ネットゲームやってると、色んな人がいるな~って思いませんか~?』



 内緒話をするように、コヒナは口にの前に人差し指を立てて言った。確かにそれはその通りだ。ネットの世界は広い。おかげで色々な人と出会えた。リアルでは体験できないような思い出もたくさんできた。



『でもこれも信じられないような本当の話なんですが~。リアルって、ネットゲームよりも広いんですよ~?』


 ……そんな馬鹿な。


 だって自分は窮屈なリアルから逃れてここに来ているのだ。リアルがネットゲームよりも広いわけがない。


 感情ではそう思うものの、理性はコヒナの方が正しいと理解していた。この世界、≪エタリリ≫の中にはたくさんの人がいる。だけどそれは当然リアルの世界に住む人の、極々一部でしかないのだ。


 確かにリアルは広いのかもしれない。そんな広い世界の何処かには、運命の相手とやらがいるのかもしれない。


 しかしそれにしてもだ。高校生になってもしなくてはならないことが山のようにあるはずだ。そもそも自分は学校から推薦を貰って高校に進学する訳で、恋愛にかまけていていいわけがない。


 もっと確かなことには、仮に運命の相手が現れたとしても自分が恋愛などできるわけがないのだ。恋愛が何なのかもわかっていない自分はきっとまた余計なことを考えて、気持ちにストップをかけてしまうに違いない。あの人が素敵、この人がかっこいい、と騒ぐクラスメイト達が本当は羨ましく見えたとしても。


 しかしそれを伝えようと言葉を探しているうちに、コヒナはさらに追い打ちをかけてきた。



『もしかするとですが~。ルリマキさんは自分は恋愛ができないんじゃないか、とか、してはいけないんじゃないか、なんて思っているんじゃないですか~?』



 また心を読まれた。今のは確実だ。この人は何者だ。占い師? 違うのではないか。考えてみればあの大冒険。そもそもの発端はこの人だ。もしかしてこの人は、昔話に出てきて子供をたぶらかすような、あるいは御伽噺の中で不思議な力で主人公を苦難から救い出すような、そんな「魔女」ではないのか。



『女教皇は思慮深さを示すカード。一枚目にこのカードが出る方はゆっくり考えてから行動することを得意とします~。恋愛に関してもよく相手を見て、感情だけではなくて理性を以てあたります~。だから確かに恋に落ちるという経験はしづらいのです~。

 でもそんな女教皇さんも簡単に恋に落ちてしまう時があります~。どんな時だかわかりますか~?』



 自分と同じようにグラフィックで描かれただけのはずの魔女が問う。とても大事な質問に思えた。



『感情が理性を超える程、素敵な人に会った時、ですか?』


『惜しいですけど、ちょっと違いますね~。感情が勝つ必要はないです~。勝つよりも難しいかもしれないですけどね~』



  感情が勝たずに、恋に落ちる? 勝つよりも難しい?まるで謎かけだ。そんな話があるだろうか。



『わかりません』



 ルリマキの答えを聞くと、ちょっと得意げに、顔の横で指を立てて見せて




『それは、理想の相手に出会った時です~』




 世界の秘密を告げるように、魔女が言った。

 また、自分が御伽噺の中にいるような気がした。



『理性がブレーキとは限りません~。感情が誰かに恋をして、理性がその人に恋をするべきだと認めた時、理性はアクセルになります~。理性が感情と一緒になって、この人だと叫ぶ。女教皇さんが大恋愛するのはそんな時です~。占いの結果は、そんな出会いを指しています~。一枚目の≪女教皇≫の示す正しい判断、二枚目の≪恋人たち≫の示す正しい選択、三枚目≪聖杯の2≫が示す理想のパートナー。どのカードもお互いの意味を強めあっています~。ほかの解釈は難しいですね~』



 そこまで言うと、コヒナはにこっと笑った



『きっと、女の子ならだれもが羨む様な、御伽噺の王子様みたいな人との出会いだと思います~』



 また心を、想いを、読まれたような気がした。



『だから、そんな時が来ても恐れないで。いつもの通り、しっかり見極めてくださいね~』



 にこにこと笑うコヒナからはさっきまでの魔女のような雰囲気は、魔法が解けたかのように消えている。


 ほうっと大きく息を吐いて、舞姫は自分が呼吸を止めていたことに気が付いた。



『占いは以上になります~。聞いてみたいこと、気になることはありますか~?』



 もちろんある。山のようにある。主に自分が出会うという相手のことだ。でもなんとなく、それを聞いてしまうのはもったいないような気がした。



 それに今は、目の前にいる占い師がどんな人なのか気になった。



『コヒナさんも、そういう恋愛をしたのですか?』



 思わず出たその言葉に、さっきまで魔女だった占い師がぴたりと固まった。



 話している間も身振り手振りをずっと続けていたのに、全然動かなくなって、そのまま十秒以上が経過する。そろそろフォローを入れなくてはいけないかと思ったあたりで



「えへへ~」



 コヒナが笑った。したんだな、と思った。もしかしたらそれはまだ継続中で、ちょっと残念なことだけれど、相手はメルロンではないのだろうな。



 恋愛というのはやはり難しいものなのだ。自分にとっても、メルロンにとっても。そしてきっと、この魔女みたいな占い師にとってさえも。



 *****



 占いの後はゴウや他の友達とたくさん遊んだ。今日もいい一日だった。ここまでゲームに時間を費やすことができるのはあと数日だろう。あまり体を夜型に慣れさせてはいけない。


 舞姫は寝る準備を始めた。歯を磨こうと洗面台に向かうと、鏡に無表情の自分が写った。



 ふと、占い師に言われたことを思い出す。



『きっと、女の子ならだれもが羨む様な、御伽噺の王子様みたいな人との出会いだと思いますよ~』




 本当にあるのだろうか。そんな馬鹿げた話が。しかし御伽噺の世界から出てきたような魔女の言葉だ。ちょっとは信じてもいいんじゃないだろうか。だとすると、この無表情は流石に王子様とやらに失礼かもしれない。かといっていつもの笑顔もどきでいいわけがない。


 ダンジョンに入る前に、コヒナと二人で色々な動きをして遊んだことを思い出す。鏡に向かい、動きに合わせてくるくるとよく動くコヒナの表情を真似してみる。



 笑った顔、怒った顔。舌をだしたり、驚いてみたり。




 ぶはっ。へたくそ。



 思い切り噴出した。何を、何をしているんだ私は。




 でも最後の顔はもしかしたら、まだ見ぬ王子様にも気に入って貰えるんじゃないだろうか、なんて、また馬鹿なことを。



 もうすぐ、新しい季節がやってくる。


 その時、舞姫は狭い地元を離れ、少し離れた都会の学校に通う。


 広い広いネットの世界よりも、さらに広いというリアルへと飛び出していく。




 月里 舞姫はこの春、高校生になる。

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