「夏の日の扉」を読み終わったときは、まるで違った雰囲気に、失礼ながら作者名を二度見してしまいました。しっとりとした感じで、鏑木博士の悔しさや小百合さんの思いがダイレクトに伝わってきて。ここで終わったら立派な文芸だと思いました。でも、次の章に入ったらわちゃわちゃが始まって、それから、鳳澄さんが出てきて、期待感が膨らみました。
戦争は、書き手としては本当に頭の痛い問題です。あまり賛美するわけにはいかず、かといって否定して全く語らないわけにもいかず。この作品では、そこへ科学技術が加わり、また法的・社会的な新しい考え方も紹介され、興味深く拝読しました。
ロードムービー風の展開も、楽しかったです。
いろいろ考えさせられるお話を、ありがとうございました。
(ついでで恐縮です。「柳枝の剣」、読みました! まさに(昭和の)男性の書いたBLですね。とても参考になりました。教えて下さって、ありがとうございました!)
作者からの返信
お褒めいただき、ありがとうございます!
自分の場合、開幕わちゃわちゃ→終盤シリアスの作風が多いのですが、言われてみれば本作、めずらしく逆ですね。
ハルくんは、本人的には純情一直線なのですが、やらかした余波が大きすぎて、続編まで生まれてしまいました(笑)
戦争は、特に日本人はみんな、直近で何がしかの関係を持っていますから……読者さまの考えと剥離する恐れがあるので、エンタメでは、あまり踏み込まれない領域ですよね。
素人小説と開き直って、いろいろ盛り込んじゃいました。
ちょっとでも興味を惹くようなお話になっていれば、嬉しいです!
(御丁寧にすみません。「柳枝の剣」は……そろいもそろって言葉足らずの男性キャラと、あんまりな扱いの女性キャラが、世代を感じますね……)
執筆お疲れ様です!
最後まで、一気に読ませて頂きました。
ちょっとおかしなSFと書かれていましたが、最初はあー、、これからどうなるんだろう?とドキドキしました。
個人的に、鳳澄のキャラが好きで、彼女が発する言葉がとても面白かったです。
最後の「同じ墓に入れて見せつけてやります」いいですね〜。
度量の広さ、、こういう人に優秀で楽しい人達が集うんだろうなと思いました。
作者からの返信
読了ありがとうございます!
嬉しいです!
鳳澄ちゃん、直球の下ネタ好きが自分とシンクロしたので、楽しく書けましたw
小百合さまも、ふみ姉は博士の隣の墓、自分は博士と同じ墓と、微妙に度量のせまいのが御愛嬌です。
まあ、鏑木家之墓、ですしw
これで、あの夏が本当に終わったのですね。
小百合さんのフォローとしては完璧な後日談になりましたね。
ご遺骨をどう扱うかは別として(^_^;)
夏と秋が、それぞれも単独で成り立ち、合体してまるで別の様相を誇るなんて、まさに「合体ロボ」!
さあ、冬と春が残っていますよ!
作者からの返信
本作も読了&感想ありがとうございます!
最後はギリギリSF風味+ノンフィクションなふみ姉もお邪魔(?)して、即席ゴースト◯スターズ任務完了です。
夏、秋ときたので、やはり冬と春もそろえたいですね。
ロサンゼルス・ジョーク増し増しで、がんばりますw
《秋の夕暮れと超機動合神サーガンディオン》
さてさて、今回はアメリカでのお話。
<夏の日の扉>から主人公が変わって、鏑木博士の奥様、鏑木小百合さんに
「八尺芙美花」という謎がどうなるのか終始楽しく読ませて頂きました(ノ*>∀<)ノ♡
個人的には、夫の隣の墓に葬る、と言った後の「同じ墓に入って見せつけてやる」のロケというか、発言をする小百合さんが可愛いと思いました( *・ㅅ・)*_ _))
気まぐれサプライズ ファンアート 司之々さん
こちら近況ノートにて紹介させて頂きました(*,,ÒㅅÓ,,)وグッ!
よければご覧くださいませ
https://kakuyomu.jp/users/honran05/news/16817330667442785757
作者からの返信
サプラーイズッ!?
・:*+.\(( °ω° ))/.:+
なんと、こちらにまで素敵なファンアートをいただいてしまい、驚天動地の感謝です!
誠にありがとうございますッ!
ストーリーの主体が六十六歳の女性という、誰に向けたエンターテインメントなのか、そもそも迷子のままスタートして強引に走り切った本作ですが、楽しんでもらえたようで嬉しいです!