番外編
登場人物紹介
※この先物語のネタバレを含みます。ご注意ください。
この度は『星忍』を最後まで読んでくださり誠にありがとうございます。いかがだったでしょうか。自分の作品は現実的な世界観に少しファンタジー要素を入れることが多いのですが、この作品のメインである「個性忍術」を気に入っていただけたら嬉しいです。
実は伏線がこんな前に張ってあったりだとか、気づけばあるモノを隠喩していたりだとか、読み返す度に発見できる小ネタも少し入れていますので、時間があれば是非、何度も読んでみてください。
さて、この作品は長い物語を一部抜粋して書いたため、所々お話が飛んでいたと思うのですが、今回はその部分の考察要素として登場するキャラクターの詳細をご紹介します。
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役職:獣流忍者 / 星流忍者
・父親を殺した忍者を倒すため忍者となる。動物と分かち合うことでその力を借りて戦いに活かす獣流忍術を身につけ、中でもネコ科の動物の忍術を使う。
・まるで猫のようにいつも明るくマイペースだが、時に鋭い目を見せる。人との距離を積めるのが得意で、みんな日丸には心を開きやすい。
・父親の忍術を受け継ぎ、今では『星忍』として二代目の星流忍者となった。
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役職:獣流忍者
・日丸の双子の弟で日丸と同じく獣流忍者だが、対照的にイヌ科の動物の忍術を使う。
・月丸は犬のように見た目はクールで兄である日丸には優しく心を開いているが、その日丸を傷つける者は絶対に許さず、とことん牙を剥く。
・実は意外と美味しい物に目が無く、特に食べたことのない物を見ると目を輝かせる。
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役職:獣流忍者
・二人と同じように獣流忍者の生き残りで、獣流忍法を広めようと旅をしている。
・「獣流忍法・雑技」を習得しており、たくさんの動物の力を場合によって使い分ける。
・戦いにおいては真面目なのだが、普段は少々やんちゃな性格をしている。
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役職:元三嶋流忍者 / 三嶋流獣剣術士
・弟との跡継ぎ争いの際、冤罪を着せられ家を追い出される。低迷している時に刀と出会う。獣流忍者と共に旅をした結果、自分だけの「獣剣術」を編み出す。
・思い立ったらすぐ行動するのだが、あまり後先を考えないため割とポンコツな面も持つ。
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役職:水流忍者
・鎖鎌と毒を駆使した戦い方が得意な水流忍者。日丸と月丸の父親を殺した忍者である。
・実力に合わせて頭が切れ、高度な作戦を考えるのに長けている。
・個性忍者として天下統一を目指していたが、日丸によってその夢は叶わなかった。
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役職:影流忍者
・ゲコ蔵が当時一番信用していたほど、優秀で強い。
・兄が「影流忍法 黒影龍」を生み出した逸材で、兄が亡き今、その想いを受け継いで生きている。
・生きている意味が自分には無いと思っていたが、日丸に照らされたことにより彼の人生も変わった。
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役職:剛鉄流忍者
・昔星忍の二人と共に修行した仲間。しかし父親を獣流忍者に殺されたため、獣流忍者を殺そうと考えていた。
・剛鉄流忍者なだけあってその意志は非常に固く、一度決めると中々曲げることはない。しかし日丸の暖かさはそんな剛鉄をも曲げた。とても一途な性格。
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役職:火流忍者
・日丸と月丸と同じく双子の忍者。二人の蝶のように舞い、蜂のように刺すコンビネーションは星忍二人を苦戦させた。
・一見静かな佑助と元気な佐助だが、本当の性格は逆だったりする。
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役職:岩流忍者
・圧倒的に強き者しかなることが許されない岩流忍者になったことを誇りに思っている。
・自分の強さを自負しており、周りには流されず逆に周りを見下してしまう性格。しかし根は仲間想いなところがある。
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役職:火流忍者
・とにかく熱い男。忍者でありながら侍のような長刀を使ったりと、中々に拘りが強い。
・伯羅巖のことを尊敬して慕っており、いつか彼みたいになりたいと憧れている。しかし拘りが強いため、そこを伯羅巖に怒られてしまうことも。
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役職:十代目奥山家当主
・奥山町を納める奥山家の現当主。誰よりも故郷を愛し、小春を愛している。
・実は甘党。
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役職:十一代目奥山家長女
・奥山家の一人娘で、町民たちからも愛されているお姫様。母親の病死を経験し、多くの病人を救いたいと医者になることを目指している。
・護身術として合気道を習得しており、得意技は「四方投げ」。父親とは対照的に辛い物好き。
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役職:奥山家家臣
・代々奥山家に仕えてきた松村家の十二代目。いつも馬に乗っており、戦では先陣を切っていく非常に頼れる特攻隊長。
・愛馬はメスの馬で、名は「
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役職:二十五代目宗岸流剣術後継者
・現役の頃は一人で二十人を相手にしていたという実力派剣士。引退後は実の息子である雅文と宗岸道場を訪れる人に厳しく剣術を教えていた。
・いつもは渋い声と鋭い目が特徴だが、時折見せる優しい笑みと柔らかい口調が弟子たちからは人気。
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役職:二十六代目宗岸流剣術後継者
・何事にも真面目な性格。どんな厳しい修行でも弱音を吐かず最後までやりきる所は典平も褒めざるを得なかった所。
・父親の典平と三嶋武蔵の二人を師匠に持ち、宗岸の剣術と三嶋の心得を胸に、今日も刀を振る。
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役職:剣術士
・一流の剣術士だが、どの流派かは誰にも公表していない。武蔵との決闘で心得を学び、それから武蔵を慕うようになる。
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役職:十七代目三嶋流忍者・頭
・三嶋武蔵の実の父親。息子たちをモノとして見ており、武蔵を忍者から追い出した一人。
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役職:十八代目三嶋流忍者・頭
・三嶋武蔵の弟。武蔵に罪を着せ、忍者を辞めさせた張本人。武蔵は復讐をしたと思ったが、実は智志も拓史に騙されていた。
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役職:三嶋流忍者・側近
・昔から武蔵と智志と共に遊んでいた友達。二人の仲が避けていくのを一番間近で見ていた男。
・今では忍者から一線を退き、妻と子供と共に平凡な生活を送っている。
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役職:雷流忍者
・忍者協会の元気担当。ガタイが良く、力も強い。
・忍者協会のみんなが大好きで自分が守らなければといつも考えている。多少の電気には耐性があって感じないため、静電気の存在を知らない。
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役職:花流忍者
・忍者協会の家事担当。料理に掃除に洗濯に。面倒見が良く、まさにみんなの母親的存在。
・忍者としての面でもみんなを守ったり男にも勝る立ち回りをしたりと臨機応変に対応できる優秀なくノ一。
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役職:風流忍者
・忍者協会の末っ子担当。あまり集団行動を好まずいつも一人で忍者道具の手入れをしている。しかし忍者協会のみんなだけは信頼している。
・男として壱沢作黒を尊敬しているが、必要以上に元気に絡んでくるところは嫌い。
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役職:土流忍者 / 忍者協会副会長
・相棒と読んでいる幼馴染の仇を討つため忍者を続けていた。いつもクールで一人行動が多いため、七雨雀扇と壱沢作黒以外彼の素性を知る者はいない。
・土流忍法は体力消費が激しいため、柊は戦闘をなるべく避けるようにしている。
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役職:鳥流忍者 / 忍者協会会長
・いつも馴れ馴れしい口調で優しそうな印象だが、誰も知らない過去を持っており、それを悪く言った者は自我を忘れて問答無用で殺す。
・鳥流忍者は常に忍術を唱えている状態なため、何か構えをすることなく忍術を使うことができるが、それをみんなに悟られないようにいちいち忍術を唱えている。しかし一つの技だけは過去にトラウマがあり、唱えなければ打てないように封印している。
・絶対に鳥肉は口にしないと心に決めている。
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役職:清水組・頭
・ゲコ蔵に仕える大組織「清水組」を取り締まる男。ゲコ蔵にはいろいろと恩義がある。
・柊の因縁の相手。
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役職:浅川組・頭
・ゲコ蔵に仕える中組織「浅川組」を取り締まる男。清水裕和の弟子に当たる。
・関西出身でコテコテの関西弁が特徴的。非常に繊細でキレやすい。
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役職:深海組・頭
・ゲコ蔵に仕える小組織「深海組」を取り締まる男。元々清水組の一員で力を付けて頭まで上り詰めた。しかし実力はまだ浅川や清水には届いていなかった。
・清水の立ち位置を狙って計画を立てていたが、忍者たちによって邪魔されてしまう。
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役職:星流忍者
・日丸と月丸の父親であり、当時最強の忍者と謳われた男。
・個性忍者は自然の物と分かち合ってその力を借りるのだが、星は規模も大きく分かち合うことが難しいため誰も手を出していなかった。しかしその偉業を成し遂げて見せた銀丸はまさに最強の忍者である。
・星流忍者は星と分かち合うことができる寛大な心の持ち主のみがなることができる忍者である。
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役職:鍛冶師
・約四百年後の三嶋家の子孫。ある日仕事中に見知らぬ五人に「剣士伝説」というものについて問われる。
・三嶋家は代々刀との関わりが深く、とある鍛冶屋を買い取って今に至るという。二種類の剣術が有名な小春町で現在唯一の鍛冶師である。
最後まで御覧いただきありがとうございました。またの機会に。──Twitligher
星忍 Twitligher @Twitligher
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