281坂 青空のアートに見とれて

 青空に浮かぶ雲。


 いろんな形になって、自然の絵になって、私たちを楽しませてくれる。


 この雲なんてすごい。


 ブタがスケボーにのって坂道をおりてるみたい。




 ガララ──────────。




 音まで聞こえるなんて、雲のブタは本当に坂をおりてるのかしら。


 て。


 ちょっとまって。


 いくらなんでも空から音までは聞こえないわよね。


 もっと近くからのような。


「……」


 そ、そうよね。


 下に見えるブタがこの坂をおりていったのよね。


 その音よね。


 ああ、びっくりした。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る