応援コメント

第10話 雪に咲む」への応援コメント

  • 切ないですが、光を感じるエンドでした。

    作者からの返信

    今晩葉ミチルさま、最後まで読んでくださりありがとうございました。光を感じていただけて嬉しいです。

    未だに日本の政治家の中には「同性カップルが増えることが、出生率にとってマイナス要因」と意見を述べる人がいます。このエッセイをきっかけに、パートナーシップ制度の導入や同性婚への理解が広まってほしいと願っています。選択すらないことは、不安で押しつぶされそうになりますから。

  • 受賞おめでとうございます。最後まで一気に読んでしまいました。とても切なくて美しいお話でした。
    私は男性としか恋愛をしたことはないのですが、恋をする2人がリアルに描かれていて、とても共感し、恋に男女は関係ないことを強く感じました。お二人は前世でも、熱烈に愛し合っていらっしゃったのかな?
    男女でも叶わない恋はたくさんあるし、相手を傷つけることもあれば、一度別れてもヨリを戻すことだってあります。男の人の方が酷い奴が多い! あまりご自身を責めずに、雪乃さんの幸せを祈って差し上げれば良いのではないでしょうか? この恋は雪乃さんにとって大切な宝物だと思いますよ。私の友人なんて、お見合い結婚で恋の思い出がないと嘆いているのですから!
    実話を書くのは相当勇気が必要だったと思いますが、このエッセイは色々な人の心に響くと思います。素敵なお話をありがとうございました。
    最後になりましたが、拙作「神様の贈り物」を読んでいただき、星レビューをありがとうございました。

    作者からの返信

    楠瀬スミレさま、このエッセイを読んでくださりありがとうございました。

    ペンネームとはいえ、実話を書くのはかなり勇気がいりました。公表するときも、投稿ボタンを押すことに怖さを覚えましたね。受け入れてもらえるのか不安でした。

    恋に男女は関係ない。そのコメントに心が温かくなりました。ほかにも優しい言葉がたくさん! こちらこそ心より感謝申し上げます(*^^*)

  • ご受賞おめでとうございます!

    以前から時折お邪魔させていただいていましたが、羽間慧さんの優しい文体にいつもあたたかい気持ちになっています。ありがとうございます。
    今作も、切ない思いややるせなさ、相手を想う優しさや尊さなどを噛み締めながら拝読しておりました。

    これからも応援しています。お忙しいとは思いますが、無理せずご自身のペースで頑張ってください。

    作者からの返信

    岩﨑藍さま、祝福の言葉をありがとうございます!
    描きたかった思いをあますことなく書き切ることができた結果、特別賞をいただくことができて嬉しく思っています。
    ともに喜んでいただける読者の方の存在が、本当にありがたいです。いつも応援してくださり、心より感謝申し上げます。仕事と執筆の両立はなかなか難しいですが、無理なくやっていきますね。

  • ひとつの短編のような美しいエッセイでした。どんなに大事な関係でもままならないことが沢山ありますね。コロナなど社会情勢のあおりを受けるところも時代を感じます。
    雪乃さんはこれからもかけがえのない存在であり続けるでしょうね。純粋な思いで締めくくられて、切ない中にもあたたかい読後感がありました。

    作者からの返信

    柊圭介さま、最後まで読んでくださりありがとうございました。
    ひとつの短編のような美しいエッセイとおっしゃってもらえて光栄です。どれほど大切にしたい関係でも、ままならないことは幾つもありましたね。特にコロナ禍に入ってからは。

    別れてしまった後も、雪乃と過ごした幸せな時間は色あせませんし、忘れることはできないと思います。雪乃に告白されなければ出会えなかったことは多いですし。最終話は特に、雪乃への感謝の気持ちが強く現れているかもしれません。

  • 綺麗なタイトルが目を引き、読ませていただきました。人が人を愛する曇りない感情と、変化していく情勢や環境の中で揺れ動く心が美しく、拝読しながら涙腺が緩みました。このエッセイを読ませてくださり、ありがとうございました。

    作者からの返信

    このエッセイを最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

    人が人を愛する曇りない感情、そのような言葉をかけていただけて嬉しいです。こちらこそ誰にも相談できなかった思いを受け止めてもらえて、深く感謝いたします。最終話の執筆は特に涙が止まらなかったので、書ききって良かったと思えました。

  • 羽間彗様

     人が人を好きになる心は、いつだって純粋で美しいことなのだと思いました。 
     ただ、色々なことで、ずっと一緒にいられない時もありますよね。
     掛け違えた瞬間は戻せなくて、辛くて悲しくて情けなくて、後悔に苛まれると思います。
     恋愛以外にも、生きていればそう言う瞬間はこれからも起こります。
     だから、後悔を抱えつつも生きていくしかないのですよね。
     でも、互いに大切と思い合えた時間は消えません。その瞬間もまた、確実にあったのですから。それはとても尊い瞬間でもあったと、私は思いました。
     すみません。うまく言葉にならないのですが、貴重な体験を綴ってくださりありがとうございました。
     

    作者からの返信

    このエッセイを最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

    彼女と過ごした時間は大切な思い出として残っています。その反面、幸せだった日々を手放した後悔も、深く残っていますね。別れる決断をした自分のことが、嫌で嫌で仕方がない時期もありました。これからも後悔が消えることはないでしょう。

    恋愛以外にも、生きていればそう言う瞬間はこれからも起こる。☆涼月☆さまの言葉が心に沁みました。後悔を抱えながらも、前へ進んでいこうと思えました。
    こちらこそ優しい言葉をかけてくださり、心より感謝申し上げます。


  • 編集済

    雪乃さんとの別れはとてもつらいものであったと思いますが、同性との恋愛があったからこそ、同性婚も身近なものとして感じられるようになったりと、無駄な経験ではなかったと思います。今はまだ苦い思い出かもしれませんが、きっと人生の大切な一ページとして刻まれていくことでしょう。

    同性パートナーシップ条例が各地に広がりつつありますけど、早く同性婚を制度化してほしいなと思います。もっと社会が同性愛を「普通」のものとして受け入れるものであれば、雪乃さんとの恋もまた違った形になったかもしれないと思うと少し切なくも思いますが、羽間慧さんがまた新たな素敵な恋が出来ますよう、お祈り申し上げます。

    作者からの返信

    このエッセイを最後まで読んでくださり、ありがとうございました。いただいた応援コメントは、どれも温かく響きました。恋愛したい気持ちはまだ湧きませんが、いつか良いご縁と巡り会えればいいと前向きな気持ちになれました。本当にありがとうございます。

    同性との恋愛があったからこそ身近に感じた同性婚は、別れた後も制度化してほしいものになりましたね。パートナーシップはあくまでも通過点、同性婚が認められる社会になることを心から願います。

  • 尊い愛の形はさまざまですね。
    私も女性に恋愛感情を抱いた事があります。
    すでに結婚していたので、気持ちを封印していたんですが、
    もし独身だったら……。

    人を好きになる、愛する事に性別は関係なくなり
    寛容な社会になればいいですね。

    タイトルも素敵です。

    作者からの返信

    愛の形は人の数だけあるのかもしれませんね。
    実体験を教えてくださり、心が軽くなりました。自分のように女性に恋愛感情を抱くことはあるのだと、知ることができて良かったです。なかなか知り合いに相談することがなかったので。

    誰かを好きになること、愛することに性別は関係ないですよね。寛容な社会になっていくことを願います。

    最後まで読んでくださり、ありがとうございました。タイトルが素敵だとおっしゃってもらえて嬉しいです。

  • このエッセイには作者様の気持ちが入っていて、思わず感情移入してしまいました。

    素晴らしい作品をありがとうございました!

    作者からの返信

    モフさま、最後まで読んでくださりありがとうございました。同性愛者ではない私が同性とお付き合いした体験を、読者の皆さまに共感していただけるように書きました。感情移入してもらえて嬉しいです。
    こちらこそ、素晴らしい作品と言ってくださり書き切ったかいがありました。重ねてお礼申し上げます。

  • 遠距離恋愛を経験した事がありますが、初めから遠距離だったならともかく、いきなり会えなくなる寂しさは想像もつきません。
    ちょっとした心変わりをほんの少しだけ縛ってくれて、やっぱりこの人が大事だったと気づくまで思いとどまらせてくれる事がある。
    コロナが引き離してしまう前に、もしお互いに社会人で、異性間と同じように結婚が出来ていたら、続いていたのかもしれませんね。そして、結婚するに相応しい関係性だったと思います。
    コロナの中では、かなりの人が「家族」とだけ会えていて、他の人とは会えませんでした。同居家族である事を言い訳にしないと会えないというか、家族であっても会えない人も沢山いましたよね。
    それを考えると、「大事な人と家族になれる制度」がきちんとあれば、と思わずにいられません。
    作者様の場合、お相手の方の仕事内容や家庭環境を考えて、本当に辛かったですよね。
    泣きながら執筆なさったのではないでしょうか。
    愛情のこもった、苦さが心に染み入るエッセイを、ありがとうございます。
    最近の話すぎて、まだ心が癒えないかもしれませんが、応援しています。

    作者からの返信

    銀色小鳩さま、最後まで読んでくださりありがとうございました。

    雪乃との交際は、コロナをきっかけに遠距離恋愛のような形になりました。心の準備をする間もなく外出自粛が求められ、歯がゆい思いを何度も抱きましたね。
    もしも互いに社会人なら。心に余裕を持って、雪乃の気持ちを受け入れることができていたら。別れてしまった後で、深く後悔しました……

    ここ数年は、家族としての繋がりを考えさせられましたね。「大切な人と家族になれる制度」ができることを願います。

    10話の執筆は特に、涙を堪えることができませんでした。雪乃と過ごした日々の幸せを、噛み締めながら書き終えました。誰にも相談できなかった実体験を、受け止めてもらえて嬉しいです。応援の言葉も励みになりました。

  • 雪に咲む。美しい響きですね。愛しい人への想いが伝わってきます。
    同性でも異性でも、愛する気持ちは一緒だよなぁと……。パートナーシップ制度、広がってほしいと思います。
    素晴らしい作品をありがとうございました。

    作者からの返信

    プラナリアさま、最後まで読んでくださりありがとうございました。
    同性も異性も、誰かを愛することに違いはないのですよね。そのことに思いをはせていただければ、このエッセイを書いたかいがありました。

    同性同士の結婚が一般的になることを願います。そのために、まずはパートナーシップ制度が広まってほしいですよね。

  • これを書いてくださって、ありがとうございます。
    泣きそうになりました。

    …私も、同性の子を好きになり、告って、ものすごく遠回しに振られて、さよならもごめんねも顔を合わせて伝えられないままコロナで休校になって、そのまま学年もクラスも変わって、今でもうまく言えなかったことを後悔しています。
    だからでしょうか、すとんとこの話が心に落ちて。一人じゃないよって、言ってくれた気がして。

    いつか、私もあの体験を、あなたのように詳しく、優しく、綴れるようになりたいです。もっと理解を深めてもらうために。
    こんな思いを抱かせてくれて、本当にありがとうございます。
    これからも頑張ってください!

    作者からの返信

    最後まで読んでくださり、ありがとうございました。このエッセイは、彼女を好きになった思い出を消さないよう、実体験としてお届けしました。書いてくださってありがとうと、おっしゃってもらえて嬉しいです。

    好きな人に告白するのは本当に勇気がいることですし、断られた後に距離が空いてしまうのも苦しいことだろうと思います。ましてや、自分の言葉で直接伝えられない状況は、しんどかったのではないでしょうか。私が山路さまと同じ立場なら、後悔や申し訳なさで、ごちゃまぜになってしまいそうですから。
    好きになったお相手の方のことを、今でも大切に想われていることをお察しします。そして、山路さまの優しさに、切なくも胸が温かくなりました。

    私の言葉が、心のわだかまりを解すことができたなら幸いです。こちらこそ、ありがとうございました!

    山路さまの今後の人生がさらに輝くことを祈っています。


  • 編集済

    切ない恋のお話を拝見して、胸が熱くなりました。この淡々とした語り口の中に、様々な想いが込められているのが感じられて……。

    私は雪乃さんと羽間慧さんのことをこのエッセイでしか知ることが出来ませんが、お二人のそれぞれの人生がずっと暖かいものであればいいなと思います。

    もしかしたら、とても個人的な話題なのでお書きになるのも勇気がいったかもしれません。貴重なエッセイを、どうもありがとうございました。

    作者からの返信

    最後まで読んでくださり、ありがとうございました。雪乃の未来だけでなく、私のことも祈っていただき、感謝の思いでいっぱいです。

    このエッセイには、誰かを好きになることの幸せだけでなく苦しさも含んでいます。そのため、色んな想いが混ざった語りになっているのかもしれません。小説と違って、ラストを変えることができませんから……

    実体験を伝えること、公開することはとても勇気がいりました。だからこそ、貴重なエッセイとおっしゃってもらえて嬉しいです。書き切ったかいがありました。

  • 自分語りの入ったコメントになります。すみません。

    恋人、彼女、彼氏、家族、さまざまな言葉がありますが『私を好きになってくれてありがとう』といえる関係はなかなかないと思います。深く寄り添うことができたなら人生のパートナーであり、長短や関係性の名前に大きな違いはないのではないか、というのがエッセイを拝読しての感想です。

    異性愛者の自分には関係のない話、という一文にドキッとしました。実は私も異性愛者というアイデンティティのもとここまできたのですが、LGBTの話題に対して、言われたこともないのに、当事者でもないのに知った口をきいてはいけない、という卑屈で過剰な自意識がありました。人と人の権利の問題に『当事者でもない』わけはないと、大切なことに気がつきました。

    ご自身のことを作品として世に出すこと、勇気のいることだったと思います。素敵なエッセイをありがとうございました。

    作者からの返信

    最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

    『私を好きになってくれてありがとう』という言葉で表すことのできる関係は、本当に貴重だと思います。雪乃との関係性を振り返ったとき、しみじみと考えさせられましたね……

    異性愛者の自分には関係のない話。あの一文は、かつて私が保っていた気持ちを素直に書いたものなのです。テレビやネット、出版物でLGBTの話題に触れた際、どこか遠い世界の話のような感覚がありました。また、部外者が口出ししてもいいのだろうか、という思いもありましたね。でも、刻露清秀さまのおっしゃるように、「人と人との権利の問題に『当事者でもない』わけはない」のですよね。

    このエッセイを通して、誰かを好きになること、LGBTについての向き合い方などについて考えるきっかけになれば幸いです。

    確かに、公開する際はかなり勇気がいりました。受け入れてもらえるのか、カクヨムでの交友関係が断たれるのではないかと。だからこそ、本作を読んで良かったとおっしゃってもらえることは、本当にありがたいです。

    レビューの言葉も力になりました。深く感謝申し上げます!

  • 読ませていただきました。
    誰がなんと言おうと、これは「純愛」だと思います。
    うまく言葉に出来ない自分がもどかしいのですが、このエッセイを通して、愛にも色んな形があって、きっとそのどれもが尊いのだと思えました。
    このエッセイは「面白い」とかそういう次元じゃあなくて、とても「素敵なお話」であると感じました。

    やっぱり、人を愛することって素敵ですよね。これは悲しい終わりじゃない。きっとこの経験は替え難い大切なものになると思います。
     とても素晴らしい、素敵なエッセイでした!

    作者からの返信

    カクヨムWeb小説短編賞に実話・エッセイ・体験部門が加わったので、誰にも打ち明けられなかった話をエッセイとして書きました。
    誰かを好きになることの幸せ、さまざまな愛の形。読んだ後に感じてもらえれば、書き切ったかいがあります。公開するときは普段以上に緊張しましたが、共感的に受け止めていただいて嬉しいです。

    悲しい終わりではないと、おっしゃってもらえたことが力になりました。これからの人生に経験が活きるといいなぁと思います。薮坂さまのおかげで、一歩前に進めそうです。

    最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

  • 全部読みました。
    かなり自分自身と格闘した時期があったんだなと思いました。

    実在する雪乃さんや、月草さん、それから慧さんの気持ちを考えると、
    このエッセイを「評価」することはできません。

    ただ、
    このエッセイがたくさんの人への光になることを
    それから、出てきた人たちの幸せを
    わたしも祈ります。

    書いてくださりありがとうございました。

    作者からの返信

    最後まで読んでくださり、ありがとうございます。そうですね、自分自身と格闘した時期はかなり長かったように感じます。

    私の実体験が誰かの人生を照らすことを祈りながら、このエッセイを書き上げました。二人の幸せを願いつつ言葉を紡いだので、松井さまからも幸せを祈っていただけて感謝いたします。

  • 涙がこぼれました……

    誰かを愛することの喜びや、気持ちを維持して関係を結び続けることの難しさは、性別関係なくどの二人にもあることだなと思います。
    その中で、世間の目を気にしてしまう羽間さんの気持ちもよく分かって、胸が締め付けられました。
    道は違えてしまっても、雪乃さんは羽間さんにとって大切な人なのですね。他の人とでは得られなかった宝物で溢れた時間だったのでしょうね。

    上手く言葉がまとまりませんが、拝読できてよかったです。ありがとうございました!

    作者からの返信

    そうですね。誰かを愛すること、ともにいられる喜び、長く付き合っていくことの難しさ、それらは性別を問わず抱くものかもしれません。
    好きになることに性別は関係ないと思いつつも、世間体を気にしてしまう瞬間はありました。このエッセイには、異性同士の交際では気付きにくいことを私なりに詰め込んだつもりでした。共感していただき、とても嬉しいです。

    雪乃との交際を仲の良い友達に話すことはなく、ずっと苦しさを抱えながら過ごしてきました。手放してはいけない人を手放してしまった後悔も。私の体験を受け止めてくださる方がいることを願いながら、言葉を紡いできました。こちらこそ、感謝の思いでいっぱいです。拝読できてよかったとおっしゃってもらえて、胸のつかえが軽くなった気がします。

    最後まで読んでくださり、ありがとうございました。応援コメントも、レビューも、雪乃との時間を肯定してもらえて温かい気持ちになりました。

  • そうか、完全に別れてしまったんですね。
    友人となれたらよかったでしょうが、お相手はそういうわけにはいかない関係だったんでしょうね。

    考えさせられるエッセイ、読ませていただき、ありがとうございます。

    作者からの返信

    雪乃とも月草さんとも完全にお別れしましたね。付き合う前と比べ、お二人との連絡はほとんど取っていません。友達だったころには戻れないことを、痛感させられました……

    誰かを好きになることとはどういうことか、そのようなことを考えるきっかけとなれば幸いです。こちらこそ、最後まで読んでくださりありがとうございました。幸せを祈ってくださるコメント、連載の励みになりました。

  • 口当たりの良い滑らかさや甘さを感じさせない、深い苦味に満ちた作品ですね。お互いに想い合っていながらも、結ぶことができなかった繋がり。同性であれば尚更、容易には前進できない困難も立ち塞がってしまいますね。
    けれど、その人を慕わしく思い、愛した事は間違いなくて。
    羽間さんの選択を、「これでよかった」と、雪乃さんと二人で頷き合える時がいつか来ますように。苦しみが安らかな思いに変わる時が来ますように。心から、そう思います。

    作者からの返信

    虚構がない実体験だからこそ、後味の苦い作品になりました。手放すべきではなかった関係性だったと、このエッセイを書いて改めて感じさせられました。戻れない〈あのころ〉。文字に残しておきたい気持ち。さまざまな感情の入り交じった本作を、最後まで読んでいただきありがとうございました。

    誰かを愛することの幸せと苦しさを、感じ取ってもらえれば幸いです。私と雪乃の未来についてもコメントをくださり、深く感謝申し上げます。前を向いて進んでいけるレビューからも、力をもらえました。彼女を愛したことは間違いではないと肯定していただき、ずっと抱えていた肩の荷が下りた気がします。

  • 同性とのお付き合いというのをテーマとして書かれたエッセイではありますが、会えないことから生まれた寂しさや距離感といったものは、男女の恋愛でも普通に起きることなのですよね。

    同性同士のお付き合いは、異性間のそれと比べると数は少ないかもしれません。ですが、どういうところに惹かれるか、どんなきっかけですれ違いがおこるかといった、恋愛として大事なことは、ほとんど変わらないのでしょう。

    自分にとって恋愛は小説やマンガやドラマで見るものであり、現実の恋愛についてなにか言えるような知識も経験もありません。
    ですが、最終的にお別れという結果にはなっても、交際されている時に抱いた想いは、間違いなく本物だったと思います。

    作者からの返信

    同性の方とお付き合いして、好きな人と一緒にいられる喜びや会えない淋しさなどは男女の恋愛と共通していると感じました。相手のどんなところに惹かれ、どんなときにすれ違ってしまうのか、無月兄さまのご指摘のように恋愛として大事なことは変わらないのかもしれません。

    交際していたときの想いを本物だとおっしゃってもらえて、とても嬉しいです。
    最後まで本作を読んでくださり、ありがとうございました。

  • 執筆お疲れ様でした。わたしも多くの同性愛、男性同士のことを物語書いていたので女性同士というのはあまり聞いたことも見たことも読むこともなくまず興味本位で読んでしまって……それが申し訳なくなるというか性別関係ない、けどなにか壁がある難しい、どんな形でも愛は難しい、ずっといられることはすごいし、離れる時は離れてしまう……あまりうまく言い表せなくてごめんなさい。
    日数までカウントされていたのもすごく素敵な、大切なお付き合いであったんだろうなと思いました。

    作者からの返信

    ホシノユカイさま、最後まで読んでくださりありがとうございました。
    私は雪乃との交際をきっかけに百合やBLを読み始めたので、ホシノユカイさまの書かれる物語を共感しながら読んでおります♪
    本作は興味本位で読み始めてもらえれば良いと思っていたので、全然申し訳なくないですよ~

    恋愛って何だろう、そんな固定観念を崩せるエッセイになっていれば幸いです。
    日数は別れた日を辿って……って、未練たらたらだなぁ、私(汗)

  • 執筆お疲れ様でした。
    何とコメントすればよいのか、上手い言葉がまだ見つからないというのが本音です。
    途中、私には刺激が強い場面があって、ちょっと読むのをためらった時もありました。
    ただ、最後まで読んでよかったと思いました。
    羽間様が理解者を求めているようにも感じられましたし、私自身、共感を覚えるところもありました。人生を豊かにする経験だとも思いました。
    読者にいろいろなことを考えさせる、唯一無二のエッセイでした。

    作者からの返信

    和希さま、最後まで読んでくださりありがとうございました。このエッセイには、読んでいて不快な部分もあったと思います。それにも関わらず読み続けていただき、深く感謝いたします。

    彼女と付き合っていたことを、仲の良い友達に話すことはありませんでした。完結させたことで罪悪感が消える訳ではないのですが、誰かに受け止めてほしかったのかもしれません。恋愛は男女の恋だけではないこと、彼女と過ごした時間は確かに楽しかったことを。

    少しでも共感してもらえた部分があれば嬉しいです。応援コメント、とても心にしみました。


  • 編集済

    そうでしたか…このエッセイをどんな気持ちで慧さんが書いていたのか想像しながら文字を追いました。
    それは、告白であり、それは、償いであり、それは、贖罪だったのかもしれないし、これから新しいスタートを切るある種のけじめだったかもしれないな…って。
    虫のいい話なのかもしれないけど、ここまで色々悟った慧さんが雪乃さんに再び連絡することはないのかな…って。
    そんな気がしながら読み終えました。

    作者からの返信

    このエッセイは、誰かを好きになることについて悩んだ日々を回想しながら書きました。投稿して完結させたことで雪乃への後ろめたさが消える訳ではありませんが、2021年が終わる前に気持ちを整理したかった〈けじめ〉だったのかもしれません。

    橙 suzukakeさま、最後まで読んでくださりありがとうございました。応援コメントにも感謝いたします。

  • なんかもう、涙が止まらないです。
    ごめんなさい。私は当たり前のように、お二人はこのまま交際を続けていくと思いながら読んでいたので、結末に少々ショックを受けています。
    けど、お二人で決めたことなら私が口を出すことでもないと思いますし、慧さんの雪乃さんへの想いは紛れもなく愛だったと、私は思います。

    作者からの返信

    三郎さま、最後まで読んでいただきありがとうございます。そして辛い結末をお届けしてしまって、申し訳ありません……

    彼女は別れたときに「ないと思うけど、ズタボロになって行く当てがなくなったら戻っておいで」とは言ってくれました。それでも、よりは戻せないのですよね。付き合っているときに他の人に心を許した自分が、彼女の隣にいられる資格なんてないのですから。

    連載中に三郎さまからいただいたレビューのキャッチコピー、「同性同士の恋愛も異性同士の恋愛も、そこに優劣なんてない」という言葉に何度も救われました。そのメッセージこそ、私がこのエッセイで届けたかった思いでした。

  • 昔は恋愛とは、リアルで知り合った男女がするものって固定概念がありましたけど、決まった形なんて無いのですよね。

    一時の気の迷いなんて言いますけど、その一時は間違いなく本気だったのかもしれません。
    恋に正解もなければ、別れたとしてもそれを間違いと言うこともできないのかもしれませんね。
    色々考えさせられました。

    作者からの返信

    最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
    恋愛の定義、私もリアルで知り合った男女がするものという認識がありました。雪乃、そして月草さんとの時間を通して、決まった形は存在しないのだと気付けた気がします。好きになることに理由はいらないのかもしれませんね。

    創作を続ける上で、性別年齢関係なく、見守りたくなる二人を書いていこうと思います。私もこのエッセイを書きながら、色々と考えさせられました。

    いつも自作を応援してくださり、ありがとうございます。心より、お礼申し上げます!