Catasysma.魔法の帝国と科学の連邦

@jovjedvin

第零話-反魔革命

「カーン、、カーン、、」

~解説シーン(前史)~


宮殿の鐘がなる。

先の第6次ゲルー戦争で国内の不安が増大。

反乱も頻発し、帝国領トルケシア王国が独立。

また改革政策も失敗、ルーシ帝国は国家機能を事実上失っていた。

またなんとか設置できた議会では共産党が最多政党になる始末。

議会の第二党の立憲新政党を率いる「セルゲイ・トンコヴィッチ」。

彼は非共産改革と憲法制定を理想とし、選挙で当選した。

当然共産党との関係は最悪である。

共産党の指導者は「ウラジミール・ラジーニン」。

ラジーニンは、創憲には断固反対で、軍事力強化を公約に書き入れ、当選した。

また、中道主義を掲げる第三党の社会組合党がある。


~会話シーン(演説)~


セルゲイ「自由の民主主義を!」

ラジーニン「再び強いロシアを!」


~解説シーン(内閣)~


そして、議会ができたことによって内閣制も誕生した。

初代の内閣は、第一党でも過半数の議席ではない共産党は参加せず、立憲新政党と社会組合党で過半数なため、初代ルーシ帝国首相はセルゲイ・トンコヴィッチとなった。

しかし、共産党の秘密研究所では、魔法に対抗出来る新たな技術を作っていたのだ、、


~会話シーン (秘密研究所)~


ロンゴ・グロンゴ「科学の研究は進んでるか?」

ポンド・リェグチャール「あぁ、強くない魔法ならば無効化できる“磁気シールド”が出来た。」

ロンゴ・グロンゴ「素晴らしい!ラジーニンが知ったらとても喜ぶぞ!」


~解説シーン(革命)~


トンコヴィッチ内閣は、創憲を達成。

この憲法は「共産主義の禁止」という条項があり、共産党は解散させられ、地下化した。

地下化した共産党は、武装革命の準備を着々と進めていった。

一方、政府からは完全に共産主義が無くなったと錯覚され、政府のマークが無く活動できた。


そして、革命歴元年12月3日、12月革命が勃発した。

12月30日には主要地域を完全に占領。

こうしてルーシ帝国は滅び、新たに「ソヴィエト・ルーシ社会民主主義共産党科学可魔法不可共和連邦」が成立した。

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